ヒデ、『東京グール』主人公カネキの一番の親友
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永近英良(ながちかひでよし)通称ヒデは、カネキと同じ上井大学に通う大学生でカネキの一番の親友です。内向的なカネキとは対照的に活発で明るい性格の持ち主なので、友好関係も幅広く友達も多いタイプです。
そんな陽気な性格ながらも、微妙な変化に気づく鋭い洞察力や観察力を持ち合わせているヒデは、喰種の事件に興味を持ち個人的に捜査をして喰種のアジトをつき止める等の功績をあげています。
『東京喰種トーキョーグールグール』とは?
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舞台は人が溢れる現代の東京。人の姿をしながらも食料として人を捕食する「喰種(グール)」が、普段は人間社会に紛れ込みながら人と日常を共にしています。ある日、喰種に襲われてしまった主人公金木研(かねきけん)通称カネキは、間一髪で一命を取り留め、病院に搬送されます。
しかしその際、一緒に倒れていた喰種の臓器を移植されてしまったことがきっかけで、人肉を欲するが人を喰らう事には抵抗があるという「半喰種」になってしまいます。心は人間のままなのに体は人を求める、そんなカネキの苦悩と恐怖を描いたダークファンタジーです。
カネキとの友情が深すぎる
【1期振り返り】本日ご紹介した1期2話、幼い頃のカネキ君とヒデの回想シーン原画。リクエストにつき、アニメの場面カットもご紹介!
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彩色され、効果が加わると、時間や天気などが伝わりますね! pic.twitter.com/AjTzFdWvff
ヒデとカネキが出会ったのは小学校の頃。転入してきたばかりのカネキに話しかけたことがきっかけで親友になっています。
前出の事件での手術後からカネキの様子が変化したことについては持ち前の勘の良さで気づいているものの、半喰種であることを隠そうとするカネキの意思を尊重し、決して表には出さず普段と変わらぬ態度で接していました。
カネキが失踪した後は喰種対策局(CCG)でアルバイトとして働きながらカネキを捜索したり、休日にはカネキがファンだった高槻泉のサイン会に参加し、来れないであろうカネキの代わりに金木研の名前でサイン色紙を貰うなど、親友の為に尽力する姿が印象的です。
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喰種とCCG(喰種対策局)の戦いが起こった「梟討伐作戦」では、戦いの中心からは離れていたものの、負傷し戦地から逃れてきたカネキと地下で接触してしまいます。喰種の姿で親友と出くわしてしまい困惑するカネキに対しヒデは、「知ってた!」と笑顔で受け止め、もう一度戦うように励まします。
それだけではなく、CCGの手から無事に逃れるためカネキの負傷した傷を捕食して癒やす必要があることも理解し、親友の為に自らを差し出すというあまりにも親友想いすぎるシーンはとても切なく描かれています。
死んで謎な部分が多い存在のヒデ。正体は?
今日は豊永利行さんのお誕生日!おめでとうございます!2期のヒデの演技、思い出すだけで泣けてきますね!一方、グルラジやイベントでは花江さんと最高のコンビネーションで盛り上げて下さいました!これからのご活躍にも期待しております★ pic.twitter.com/su4ovseUFz
— アニメ「東京喰種」公式 (@tkg_anime) 2016年4月27日
「梟討伐作戦」以降は消息を絶ち行方不明となっています。カネキに身を差し出し、戦わなければならないカネキの代わりに死を選んだのではないかと噂されていますが真実のほどは未だ分かっていません。
しかし原作者である石田がストーリー原案を手掛けているテレビアニメの第2期『東京喰種トーキョーグール√A』では、ヒデが乗っている自転車に「pierrot」のマークが。このことから、実はピエロのメンバーなのではないかという説が浮上しました。
【1期振り返り】昨日に引き続き、1期9話の原画をご紹介。「あんていく」にやってきたヒデ!真剣に考えている理由は・・・!? pic.twitter.com/Fa4RSTVsiE
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ピエロとはピエロマスクを被った享楽主義者の喰種集団で構成人数、活動区域、目的が未だ一切不明となっています。ピエロに所属している喰種が今まで数名出てきており、カネキが半喰種となった事件にも深く関わっていて、何らかの思惑があって動いている模様です。
ヒデについて詳しく調べてみても、プロフィールや家族構成、今までの思考や回想も一切描かれておらず、その姿は謎に包まれています。もし仮にピエロで喰種だったとすると、半喰種になったカネキを守ろうとした事にも説明がつきます。
さらに死んだと思われているヒデですが、喰種はとても生命力が強いのでカネキに身を差し出す程度では命を落とすことはありえないので、もし喰種であれば生きている可能性が高くなります。
グール・隻眼の王だという噂まで
ヒデも2期になって
— アニメ「東京喰種」公式 (@tkg_anime) 2015年1月22日
表情大人っぽくなりました。
社内でイケメンと評判です。#tkg_anime #東京喰種 pic.twitter.com/KNOcTfqaah
11区を中心に活動し次第に勢力を増し続けている大規模な喰種集団「アオギリの樹」。そのアオギリの樹の首領として強大な力を持ち多くの喰種を率いているのが「隻眼の王」です。
未だにその正体は謎に包まれており、そもそも存在してないのではという噂までありますが、既出のキャラの中に隻眼の王がいるという説が有力とされています。
20区に暮らす喰種たちの自治組織となっていた喫茶あんていくのオーナー、芳村が「隻眼の梟(フクロウ)」と呼ばれていることから隻眼の王も芳村だと思われていましたが、エト自身によってその説は否定されました。
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では隻眼の王とは誰なのか。主人公カネキ自身、CCGの敏腕捜査官の有馬など様々な説がありますが、一部ではその正体がヒデだという噂もあります。
エトが「隻眼の王を殺してくれ」とカネキに要請するシーンがあります。これに対しカネキは「意味が分からない」とやんわり否定し、自分には殺すことができない相手だという事を示唆しています。このことからヒデ=隻眼の王という説が浮上し、本命候補に躍り出てきているのです。
ヒデの声優は?
なっちゃんが上げてる画像の別バージョン( ̄▽ ̄) pic.twitter.com/DehQda3p8t
— 豊永利行【アメブロ用だがたまに呟く】 (@TossuiKUN) 2015年4月9日
アニメでヒデの声を務めるのは、豊永利行(とよながとしゆき、1984年4月28日生)です。1995年にアルゴミュージカルで子役としてデビューした後、テレビドラマ、舞台、アニメ声優と幅広く活動しています。
2003年より3年間『ミュージカル・テニスの王子様』に出演しているほか、CDデビューしているなど音楽活動に力を入れています。また、趣味も作曲、ギター、ドラム、歌など音楽漬けで、特に絶対音感を活かしたアカペラを得意としているようです。
今後もヒデ含め東京グールの行く末に要期待です!