村川絵梨はアイドルユニット『BOYSTYLE』出身
村川絵梨の芸能生活のスタートは、ボーカル&ダンスグループ『BOYSTYLE』での活動でした。大阪市にあるダンススクールの生徒からなるグループで、今でいうご当地アイドル的な存在だったのではないでしょうか。2002年「Boys be Stylish!」でCDデビューしています。
2007年に解散を発表するまで、『BOYSTYLE』で活動していたようです。
映画『ロード88 出会い路、四国へ』主演で女優デビュー
2004年に公開されたこの映画は、村川絵梨が所属している芸能事務所アミューズの設立25周年記念のための作品で、その頃はまだ『BOYSTYLE』のメンバーでした。
難病に侵されながらも明るく健気に生きる女の子が、幼いころ別れた母を捜すためにお遍路巡りをするというストーリーです。小倉久寛、須藤理彩、長谷川初範などと共演しました。
朝ドラ『風のハルカ』ヒロインに抜擢!
映画『ロード88 出会い路、四国へ』で女優デビューした村川絵梨は、2005年NHK連続テレビ小説『風のハルカ』のヒロインに抜擢されます。由布院温泉の街づくりをモチーフに家族の再生をテーマにした物語で、女優としての成長ぶりを見せつけるのです。
村川絵梨が演じた主人公・水野ハルカの両親役は、渡辺いっけい、真矢みきが演じ、由布院温泉で出会う人々として、ロックバンド・SOPHIAの松岡充やMEGUMI、水川あさみなどが配役されました。
ドラマ『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』でヒロインの親友役を演じる
『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』は2006年日本テレビで放送された、長瀬智也主演の学園コメディドラマです。村川絵梨は、新垣結衣演じる梅村ひかりの親友・萩原早紀役を演じました。
新垣結衣の出世作として知られる今作ですが、村川やモデル垣内彩未のなど若手女優たちにも人気が集まった作品となりました。
『ROOKIES』シリーズのマネージャー・八木塔子役がかわいい
2008年放送の佐藤隆太主演・TBS系列ドラマ『ROOKIES』。原作は『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画ですが、ドラマ化されると人気を呼び、エンディング曲に使用されたGReeeeN「キセキ」も大ヒット、2009年には映画『ROOKIES -卒業-』も誕生しました。
村川絵梨は、メンズだらけのキャストの中で紅一点野球部マネージャーの八木塔子役を演じ、その可愛さから『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』に続いて再び注目を集めることになったのです。
村川絵梨って結婚しているの?
2016年現在結婚に関する有力な情報は出ていません。『ROOKIES』で共演した佐藤健と噂されたことがあったようですが、佐藤健はその後様々な女優とのスクープを報道されているので、二人の関係が続いている可能性は少なそうです。
瀬戸内寂聴原作映画『花芯』に主演が決定!
そんなあまり男性との噂が出てこない村川絵梨ですが、2016年一肌脱いで女優として開花しようとしています。瀬戸内寂聴原作映画『花芯』の主役・園子役に抜擢され、林遣都と安藤政信の間で揺れる女性という役どころです。
予告編が公開されていますが、これまでの村川絵梨からは想像もつかないような大人っぽさで、艶のある女性を見事に演じきりました。2016年8月6日(土)テアトル新宿他全国で公開されます。
村川絵梨のその他の主な出演ドラマ
『マイ☆ボスマイ☆ヒーロー』『ROOKIES』以外のドラマでの活躍も気になりますね。
2011年フジテレビドラマ『それでも、生きてゆく』
主演・瑛太の弟嫁、日垣由佳役を演じました。ある事件の被害者家族と加害者家族が交わるストーリーというかなり重くシリアスなドラマでしたが、名だたる共演陣に劣らぬ安定感のある演技を見せてくれました。
2016年にはWOWOW連続ドラマW『荒地の恋』
ねじめ正一原作で豊川悦司、鈴木京香がW主演したこの作品で、村川絵梨は豊川悦司演じる北沢太郎の亡き妻にそっくりな女性・橋本阿子という重要な役を演じました。
村川絵梨のその他の主な出演映画
村川絵梨の出演映画についても見ていきましょう。2009年に公開された『ROOKIES -卒業-』以降もコンスタントに映画へ出演し続けています。
2011年『僕たちは世界を変えることができない。』
向井理主演で、葉田甲太によるノンフィクション書籍が元になった映画です。主人公・コータがイベントで出会い恋に落ちる女性久保かおり役を演じています。活発で爽やかな女性で素敵でした。
2012年『僕達急行 A列車で行こう』
松山ケンイチ、瑛太のW主演で、2011年に急死した森田芳光の最後の監督作品です。村川絵梨は、松山ケンイチ演じる鉄道オタクの主人公が働く会社の社長で、密かに主人公に恋心を抱いている日向みどり役を演じました。