映画『パワーレンジャー』あらすじ・キャスト・キャラクターまとめ【独占解禁情報も!】
映画『パワーレンジャー』が再び帰ってくる!
パワレンを知らない人にもおすすめ!
パワーレンジャーの映画は、これまでに2本製作・公開されました。1995年の『パワーレンジャー・映画版』と1997年の『パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー』です。 しかし、今回の映画版はリブートなので、以前までの作品とは関係の無いものになっています。 そもそも90年代に公開された映画版は、テレビシリーズを見ていないとわかりづらいものになっていました。 今回のリブート版の内容は、テレビシリーズの1作目『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(1993)にもとづいています。 『パワーレンジャー』シリーズをまったく見たことがないという人でも、安心して楽しめますね。
あらすじ
バトルシーンの場面写真が、ciatrだけの独占解禁!
今回、ciatrだけに独占で公開された劇中のメカ(ゾード)や変身スーツの画像! 劇中ではようやく変身する事ができたパワーレンジャーが、各々のゾードに乗り込んで街を破壊するリタに立ち向かっていきます。この変身スーツに関して、監督は非常に強い想い入れやこだわりを持っていました。 レンジャーのスーツは、着衣型の一般的なスーツと違って粒子で出来ています。その粒子とは彼らのエネルギーによって生まれるもので、言うなれば彼らの魂から出てくるものなのだそう。だからこそ、変身は哲学的である必要があり、レンジャーにとっての第二の肌のように感じられる事が重要でした。
そして、その肌の上に鎧がつけられる事によって、レンジャー自身が強くなった事を実感できる。自分の肌を通してそれが一部となっただけではなく、自分がスーツの中にしっかりと入っている事が重要なのだと、ディーン・イズラライト監督は話しています。
さらに、今作を観て子供達が「自分もあの中に入りたい!」と思えるようなゾードやメガゾードのヴィジュアルにも注目!自分たちもヒーローになれるかもしれない、そんな憧れと夢を与えるようなコンセプトでデザインされたスーツやロボに、心躍らないわけがありませんよね。
パワーレンジャーを演じるキャストをご紹介
ジェイソン・スコット/レッドレンジャー(演:デイカー・モンゴメリー)
レッドレンジャーとなるジェイソン・スコットは、高校の元アメフト部員です。スター選手だった彼は、あるとき交通事故に遭いプレイすることができなくなってしまいました。 アメフトができなくなった自分は、父の期待を裏切ってしまったと葛藤しています。 ジェイソンを演じるデイカー・モンゴメリーは1994年生まれ、オーストラリア出身の俳優です。短編映画『Betrand the Terrible(原題)』(2010)でデビューしました。 今作が初めてのハリウッド映画出演となります。 2017年には映画『A Few Less Men(原題)』や、Netflixオリジナル作品『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン2に出演予定です。
キンバリー・ハート/ピンクレンジャー(演:ナオミ・スコット)
ピンクレンジャーに変身することになるキンバリー・ハートは元チアリーダーで、学校でいちばんの人気者でした。ところが、あることがきっかけで孤立してしまいます。 キンバリーを演じるのは1993年、ロンドン生まれのイギリス人女優/歌手のナオミ・スコットです。 スコットは2008年から1年間ディズニーチャンネルで放送されたコメディドラマ『Life Bites(原題)』で女優デビュー。 近年では、2015年に全米で公開されヒットした『オデッセイ』で日本人女性リョウコ役を演じています。また同年、2010年に起こった「コピアポ鉱山落盤事故」を題材とした『チリ33人 希望の軌跡』にも出演しました。
ビリー・クランストン/ブルーレンジャー(演:RJサイラー)
ブルーレンジャーとなるビリー・クランストンは、自閉症で頭のいい少年。いつもひとりぼっちですが、機械の扱いが得意です。 典型的なオタクでいじめの標的になりやすいビリーは、亡くなった父との思い出の場所、金鉱を心の拠り所にしています。 ビリーを演じるのは1995年生まれのアフリカ系アメリカ人の俳優、RJサイラーです。 サイラーは、2015年に公開された『ぼくとアールと彼女のさよなら』のアール役で本格的に俳優デビュー。この作品は同年のサンダンス映画祭で、審査員大賞と観客賞を受賞しました。 また、ブラッド・ピットが製作・主演を務める話題のNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』(2017)にも出演しています。
トリニー/イエローレンジャー(演:ベッキー・G)
ザック/ブラックレンジャー(演:ルディ・リン)
その他のキャストをご紹介!
リタ・レパルサ役:エリザベス・バンクス
#RitaRepulsa is coming for real tomorrow evening ? https://t.co/Hg0plzZYmJ #PowerRangersMovie pic.twitter.com/QmeZYeXd6Z
— Elizabeth Banks (@ElizabethBanks) 2017年3月22日
アルファ5(声:ビル・ヘイダー)
彼氏とデートなう。
— 映画『パワーレンジャー』 (@PowerRangersJP) June 1, 2017
に使っていいですよ、遠慮はいりません。 pic.twitter.com/ixCM8CR3Fa
アルファ5はゾードンのアシスタントであり、パワーレンジャーをサポートするおしゃべりなロボットです。 ゾードンら先代のパワーレンジャーの闘いから6500万年、新たな戦士が現れるのを待ち続けていました。 アルファ5の声を担当するビル・ヘイダーは、俳優・コメディアン、プロデューサーとして幅広く活躍しています。 声優としては、『くもりときどきミートボール』(2009)のフリント役、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)でのBB-8役、『ファインディング・ドリー』(2016)のスタン役など、多くの作品に参加しています。
ゾードン(演:ブライアン・クランストン)
Zordon will help the Rangers discover their true power… #PowerRangersMovie pic.twitter.com/FBYcQxBGpk
— Power Rangers (@ThePowerRangers) January 25, 2017
『パワーレンジャー』シリーズでレンジャーたちを導く存在であるゾードンは、かつてパワーレンジャーのリーダー、レッドレンジャーとしてチームを率いていました。 レパルサとの闘いで命を落としてしましたが、アルファ5によって意識だけが救い出されます。 それ以来、パワーレンジャーの力の源となるモーフィング・グリッドの一部として生きてきました。 ゾードン役のブライアン・クランストンは、初期の『パワーレンジャー』テレビシリーズで悪役や怪物の声を演じていました。そんな彼が、24年ぶりに今度はレンジャーの指導者として出演します。 『ブレイキング・バッド』(2008〜2013)で大ブレイクしたクランストンが演じるゾードンに注目です。
日本語吹き替え版キャストも続々と発表!
レッドレンジャー/勝地涼
ピンクレンジャー/広瀬アリス
ブルーレンジャー/杉田智和
ブルーレンジャーの吹き替えを務めるのは、杉田智和です。1990年代にデビューして以来、数々のアニメ・映画で声優を務めてきました。ギレルモ・デルトロがメガホンを取った『パシフィック・リム』など吹き替えの経験もあります。
イエローレンジャー/水樹奈々
イエローレンジャーの吹き替えを務めるのは、水樹奈々です。1997年のデビュー以来、数々のアニメや映画作品に声優として携わってきました。声優だけにとどまらず、ナレーターや歌手としても活躍を続け、2009年には紅白歌合戦にも出場しています。
ゾードン/古田新太
レンジャーたちのメンター的存在ゾードンの吹き替えを担当するのは演技力に定評のある俳優の古田新太です。本作で吹き替えを担当するにあたり、ゾードンではなく、どうせならレンジャー役をやりたかったと茶目っ気たっぷりに語っていました。
アルファ5/山里亮太
レンジャーをサポートするロボット、アルファ5の声優を務めるのはお笑い芸人の山里亮太です。声優オファーが届いた時は、レッドレンジャー役かと思いドキドキしたと語っています。
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『パワーレンジャー』関連動画が続々と公開!
予告第2弾!
2017年7月の公開を前に、映画『パワーレンジャー』の予告第2弾が解禁となりました。第2弾は予告第1弾で出し惜しみされていた巨大ロボバトル映像がふんだんに使用された迫力のに仕上がりに。 この映像を観れば、本作への期待が益々高まってしまいますね。
子供向けの映画ではない!?
これまでに製作されたパワーレンジャーの映画は、子供に見せる前に保護者が内容を確認することを推奨する「PG指定」というもので、判断は保護者に任されていました。 しかし今作は、アメリカではシリーズ初の「PG-13指定」となっています。 これは12歳以下の鑑賞には保護者の厳重な注意が必要という、PGよりも厳しい指定です。過激でない程度に暴力や恐怖表現、ヌードシーンなどがある作品がこの分類になります。 今回の『パワーレンジャー』には激しい戦闘シーンや、恐怖感を与えるようなモンスターも登場するため、PG-13となりました。主にティーンエイジャー以上の観客を想定しているのですね。 ちなみに日本では、全年齢向けの「G指定」となっています。
現代の問題をまっすぐ捉えたキャラクター設定
The new #PowerRangersMovie is bringing the nostalgic feels in a mighty way! ????????????????⚫⚡ Get tickets now: https://t.co/q9ccMxLdl7 pic.twitter.com/SPXW1LzYl7
— Power Rangers (@ThePowerRangers) March 29, 2017
今もつづくテレビシリーズのパワーレンジャーたちも、それぞれに個性的な性格をしていました。しかし、今回の映画版では、もっと踏み込んだものになっています。 キャラクター紹介で触れたとおり、レンジャーとなる高校生たちはそれぞれに問題を抱えています。 過去の自分との葛藤、家族や自身の病気・障害、孤独、いじめ、アイデンティティの混乱など、現代のティーンが直面する問題に、キャラクターたちも苦しんでいるのです。 最初は知らない者同士だった5人は、仲間として一緒に闘うなかで自分の抱える問題にも向き合うことになるでしょう。 アクションや迫力のある映像はもちろんですが、ドラマ性にも期待できそうです。
スーツの色と人種の問題をクリア!
The Rangers discover their true colors. #TogetherWeAreMore pic.twitter.com/dFLr98QmOG
— Power Rangers (@ThePowerRangers) February 21, 2017
最初のテレビシリーズ『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では、イエローレンジャーをアジア系の俳優が演じ、ブラックレンジャーはアフリカ系の俳優が演じていました。 そのことに対して人種差別だと批判が上がり、それ以降スタジオは、同じ間違いをくり返さないよう配慮しています。 今作ではイエローレンジャーはヒスパニック系、ブラックレンジャーはアジア系の俳優が演じています。さまざまな人種を網羅しながら、色のイメージの押し付けを避けました。 また劇中では、ブルーレンジャーとなったアフリカ系のビリーが、自分ではなくザックのスーツがブラックであることに不満を示すユーモラスなシーンもあります。
『パワレン』の歴史が詰まった動画も公開
1993年から開始された『パワーレンジャー』シリーズ24年の歴史を一挙に振り返る動画も公開になっています。
迫力のバトル映像が解禁!
迫力のバトルシーンに特化した映像が解禁となりました。レンジャーと悪役たちの肉弾戦はもちろんのこと、巨大なロボット同士のバトルに至るまで、白熱のアクションに目が離せない作品となりそうです。
リタ・レパルサは一体何者?
Ahh green! My favorite color! What’s that? It’s #StPatricksDay? Give me a Ranger to pinch! #RepulsaTakesOver pic.twitter.com/lgUoaGG6Jh
— Power Rangers (@ThePowerRangers) March 17, 2017
今回の映画のもとになっているテレビシリーズ1作目には6人目のレンジャーがいました。 後にホワイトレンジャーとしてチームを率いることになるトミー・オリバーです。トミーがパワーレンジャーになるまでの経緯には、レパルサが深く関わっていました。 ジェイソンと同じくらい身体能力が高いトミーは、レパルサに目をつけられ洗脳されてしまい、レンジャーたちと闘うことになります。 闘いに敗れ、洗脳が解けたトミーはジェイソンが去るまでの間”グリーンレンジャー”としてチームの一員となりました。 今回の映画にはトミーは登場しません。そして、レパルサの衣装がグリーンであることには、なにか意味があるのでしょうか。
映画『パワーレンジャー』の見どころと公開日
まだ具体的な詳細については明かされていませんが、レンジャーたちが授かった能力がどんな能力なのか、そして作品でどんな活躍をするのか、今から楽しみですね。 2017年3月24日、全米公開となった本作の公開日は2017年7月15日です。