ジバニャンのプロフィール
「妖怪ウォッチ」とは、主人公ケータが妖怪執事を名乗るウィスパーと出会い、妖怪が見えるようになる“妖怪ウォッチ”を手に入れた事で、ジバニャンをはじめたくさんの妖怪たちと出会い、問題を解決していく物語です。原作はゲーム版で、2014年から2016年現在までアニメ版が放送中です。
ジバニャンは、トラックに轢かれて死んだ猫が地縛霊となったプリチー族の妖怪で、腹巻と、二股に分かれた尻尾と欠けた耳が特徴。一人称は「オレっち」で、語尾に「~にゃん」が口癖です。
陽気でポジティブな性格の持ち主で、少々面倒くさがりの性格ですが、主人公・ケータ思いの妖怪です。
トラックへの復讐を誓うジバニャン
生前はエミちゃんという女子高生に飼われていて、「アカマル」という名前で仲良く暮らしていましたが、エミちゃんを守るために横断歩道に飛び出した事でトラックに轢かれ、死んでしまいます。
現在、ジバニャン本人には生前の記憶があまり残っていないため、エミちゃんの事も本当の名前も覚えていないようです。
また、死に際にエミちゃんから「車に轢かれて死ぬなんて… ダサっ」と言われたことから、トラックに対して復讐を誓い、妖怪になってからも何度もトラックに戦いを挑みますが、未だ報復は出来ていません。
ケータとの関係
面倒くさがりな性格のため、ケータやウィスパーに白い目で見られる事も多いジバニャン。
ケータが悪い妖怪に取り憑かれて、友達の妖怪を召喚出来る「妖怪メダル」を「妖怪ウォッチ」にセット出来なくなってしまった時には、ケータに代わって妖怪メダルをセットしてあげるなど主人思いの一面もあり、ケータやウィスパーとも仲良しです。
実は真正のドルオタ属性
アニメ版のジバニャンは、アイドルグループ「ニャーKB48」の大ファンという真正ドルオタ属性。
「ニャーKB48」とは、“ニャき本ニャすし”がプロデュースする48人で構成されているアイドルグループで、2015年には正式にAKB48の派生ユニットとしてCDデビューを果たしました。
ジバニャンの部屋中にはアイドルのポスターがたくさん貼られていたり、ファンクラブの会員番号が7番である事から、かなり古くからのファンだといわれています。握手会にも毎回参加しているようです。
本物の猫にチョコを与えないよう注意が促される
猫なのにチョコボーが好きなジバニャン。腹巻にはチョコボーが収納出来るそうです。
しかし猫にとってチョコは猛毒で、食べると中毒になってしまって死に至る事もあります。「アド街ック天国」と「妖怪ウォッチ」がコラボして“さくらニュータウン”の名所を紹介したスペシャル放送では、「本物のネコにチョコをあげないようにしましょう」との注意が促されました。
ジバニャンの得意技を紹介
ひゃくれつ肉球
両腕でパンツを繰り出す技で、北斗百裂拳がモデルの必殺技。ジバニャンの代表的な技で、頻繁にこの技が使われています。
ニョエー
おそ松くんの登場人物・イヤミからインスピレーションを得た必殺技・ニョエー。
必殺技というよりは一発ギャグのようなもので、ケータの差し加減でジバニャン召喚時に発揮される技です。また、相手よりも自分の精神にダメージが及ぶ技でもあります。
コマニャチ
ビートたけしの持ちネタ「コマネチ」をジバニャン風にアレンジした必殺技。
広い範囲にまんべんなくダメージを与える「ひゃくれつ肉球」と違って、敵単体に大ダメージを与えられる必殺技なので強い妖怪に有効な必殺技です。
ジバニャンの声優は?
可愛い声が特徴的なジバニャンの声優は小桜エツコ。子ども向けや、萌え系のアニメの声の出演が多い声優です。
代表作には『ドレミファ・どーなっつ!』のふぁど、『クレヨンしんちゃん』の桜ミミ子、『ケロロ軍曹』タママ二等兵、『ポケットモンスター』のポッチャマなどがあります。
また、夫は『ケロロ軍曹』のカントクなどを務める声優・土門仁です。