東山奈央、高音ボイスを操る演技派声優の魅力に迫る8のこと

2017年8月25日更新

持ち前の高音ボイスで妹キャラに定評がある「奈央ぼう」こと東山奈央。今回は、デビューから学歴や歌は上手いけど料理が下手な可愛い一面など、奈央ぼうの魅力に色々迫っていきます。

東山奈央のプロフィール

東山奈央(とうやま・なお)は、1992年3月11日生まれで東京都出身の声優・歌手です。身長は152cm、血液型はA型。インテンションに所属しており、小学生の頃、坊やのように小さかったことからつけられた「奈央ぼう」が代表的な愛称になっています。

性格は小心者だそうですが、恋愛面に関しては夢見る乙女かつシチュエーションの妄想力が高いことで知られており、同じ声優の鷲崎健(わしざき・たけし)からは”歩く別マ”(少女漫画雑誌の別冊マーガレット)という変な愛称をつけられてしまうことも。

代表作に『ラブライブ』の高坂雪穂役や『咲-Saki-阿知賀編episode of side-A』の新子憧(あたらしあこ)など、持ち前の高音ボイスを活かした妹役に定評がある声優でもあります。

2010年に声優デビュー

東山はアニメが好きなごく普通の女の子でしたが、2003年10月に放送されたアニメ『鋼の錬金術師』をきっかけに声優という職業を意識するようになりました。主役エドワード・エルリックを演じていたのが男性ではなく女性であることに衝撃を受け「自分もこんなふうに人の心を動かしたい」と思ったそうです。

それから約3年後の中学2年生の時に、声優を目指していた友人と台本の掛け合いに付きあっていく内に声での演技が楽しくなり本格的に声優の道を志します。

中学を卒業後、高校に進学すると同時に日本ナレーション演技研究所に入所し、修了後にアーツビジョンに所属。

声優デビュー作は2010年に音楽制作会社ランティスが設立10周年を記念して製作した『グラール騎士団』のシルク役でしたが、同年10月に同時期に始まった『神のみぞ知るセカイ』の中川かのん役と『STAR DRIVER 輝きのタクト』のスガタメ・タイガー役に抜擢され、いきなり2役をこなすアニメデビューとなりました。

東山はアニメデビュー作の中川かのんを気に入っており、CDやライブなどで長年にわたって演じていたため特に思い入れが強くインタビューで印象に残るキャラクターについての質問に対し以下のように語っています。

『神のみぞ知るセカイ』の中川かのんちゃんです。初めてのレギュラー作品、取材、レコーディング、ライブ……ありとあらゆる経験と感動を、かのんちゃんとともに分かち合ってきました。かのんちゃんと、かのんちゃんを支える情熱的なスタッフさんと、かのんちゃんを応援してくださるお客さんとでしか味わえない何かがありました。

仕事をしながら大学に合格!

東山奈央は、高校進学後本格的に声優を目指すため養成所に通い、修了後にプロダクションに所属します。声優デビューしたのは2010年でしたが、その年は奇しくも高校卒業の時期でした。

卒業後も声優を続けたかった東山は両親に相談します。厳格だった両親から「この大学に合格したら続けてもいい」とある学校を提示されます。それはなんと早稲田大学だったのです。

2010年の10月スタートの2つのアニメの仕事をこなしながらも、学業と声優を両立させ見事大学に合格しました。その後も声優と学生の2足の草鞋生活を続けながら、2014年3月に大学を卒業。4月にアーツビジョンを退社後、5月にインテンションに移籍し現在の活躍に至ります。

英語力抜群の帰国子女

東山奈央は、英検準1級を持っています。これは東山の父親がイギリスに9年間留学していたため、英語を日本語で返す両親のやり取りを間近で見ていた影響であると、2013年に自身が出演したアニメ『きんいろモザイク』のインタビューで語っています。

しかし、実際の英語力に関してはあまり自信がないようで、自身のラジオやインタビューで話すことはできないと語っていたり、英検の面接でも聞かれた質問に対してパニックとなり笑顔で乗り切ったというエピソードがあります。

英語を話せなくても発音が流暢であることは声優仲間から知られており、『きんいろモザイク』ではハーフの帰国子女のため英語と日本語交じりで話すキャラクターの九条カレンを演じ、2014年1月発売のニンテンドー3DS用の英会話ソフト『ナナミと一緒に学ぼ! English日常会話』にも出演しています。

「艦これ」では6人のキャラに

DMMのオンラインゲーム『艦隊これくしょん』は”艦これ”の名で親しまれ、日本の戦艦を萌え娘化した育成型シミュレーションゲームです。

アニメ版では数多くの艦船が出演しており、予算の都合上すべての艦船に異なる声優を充てるのは難しいため、同型姉妹艦は声優一人に担当させることで対応しています。東山は劇中に登場する金剛型戦艦4艦船すべての声を担当。更に高雄型重巡洋艦の愛宕、高雄の声優も兼任しています。

東山は今までの声優スキルをフル活用し、声の高さやトーン・口調や訛りなどを駆使してキャラクターの演じ分けをこなしました。また、同番組内では人気声優の洲崎綾や佐倉綾音、井口裕香も数多くのキャラクターボイスを兼任しており、エンドロールでのキャスト紹介が大変なことになっているとファンの間では話題になっています。

新「マクロス」では「ワルキューレ」のメンバーに

東山奈央はアニメ『マクロスΔ』(マクロスデルタ)に登場する戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバーレイナ・プラウラー役を演じています。

『マクロスΔ』は『超時空要塞マクロス』から始まった『マクロス』シリーズの7作目。2016年4月から放送されています。前作の『マクロスF』から8年後の世界で繰り広げられており、マクロスのお決まりとなっている「歌」と「可変航空機バルキリーによる戦闘」と「三角関係」はちゃんと継承されています。

レイナ・プラウラーは、緑色の髪を持つボーイッシュな雰囲気の少女で、表情を表に出さないおとなしい性格。また凄腕のプログラマーでワルキューレのライブの演出プログラムを担当し、戦闘では敵の戦闘システムにウイルスを送り込むハッカーとしても活躍しています。

ワルキューレとしての活動はアニメ挿入歌『一度だけの恋なら』エンディング曲『ルンがピカッと光ったら』を熱唱しています。更に、ワルキューレメンバーのマキナ・中島(西田望見)とコンビを組みデュエット曲『ジリティック♡BEGINNER』をリリース。ワルキューレのファーストアルバム『Walküre Attack!』を発売するなど今後の活動にも期待されています。

また、番組の宣伝で訪れた『めざましテレビ』では、ワルキューレメンバー全員が疲れた様子で出演。この為、ファンの間では東山奈央による公開処刑、悪キューレなどと称されネットで話題になりました。

料理が苦手

東山奈央は味音痴で有名で、番組企画「目を瞑って複数の寿司ネタを一度に食べて、何と何だったかを当てる」の中で実食した寿司ネタの回答にマグロをサバ、ビントロをタイと答え、さらに同時実食したはずのイクラについては全く気が付かなかったとコメント。周囲から驚愕・ドン引きされていました。

また、料理の腕は壊滅的なほどで、卵を割ることすらできず、女性なら一度は作った経験があるクッキーについては、沸騰させて失敗したと意味不明な事を口走っています。しかし、肉まんをレンジで温めることに関しては異常なほどの自信を見せており、自らの得意料理としてカウントしているようです。

このエピソードから東山奈央は味覚音痴で料理はポンコツとファンの間で親しまれています。

ダンスが得意

東山奈央は自身の公式プロフィールでダンスが得意であると記載しています。

自身がヒロインを演じるアニメ『神のみぞ知るセカイ』のアイドル中川かのんのコンサートでは、その特技を生かしたタップダンスの振り付けを披露。ファンからは、コンサートの度にダンスや振付が良くなっていると評価を受けており、「ウェ~イ」の振付は奈央ぼうの代名詞と呼ばれ親しまれています。中でも『かのん100%』の振付はとてもかわいいと大変評判でした。

歌手としての東山奈央

東山奈央はアニメ『神のみぞ知るセカイ』でアイドル中川かのん役を演じています。キャラクターソングCDを“中川かのん starring 東山奈央”の名義で2010年に発売して以後、中川かのんとして歌手活動を続けており、キャラクターアルバム『Birth』『かのん100%』をリリースしました。

『中川かのん starring 東山奈央 2nd コンサート2014 Ribbon Illusion』では見事なピアノの弾き語りを披露。このピアノ弾き語りは製作委員会側の依頼で、とても難易度が高く東山は1年間かけて反復練習し、やっとできるようになったと語っていました。

また、アニメ『ハロー!!きんいろモザイク』の声優で結成したユニットRhodanthe*(西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央)では、CD「夢色パレード/My Best Friends」を2015年に発売。人気スマホゲーム原作のアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』では川島瑞樹役でキャラクターソング「Nocturne」を発売しています。

同じく超人気スマホRPGゲーム『グランブルーファンタジー』では人気キャラクタールリア役でキャラクターソング『キミとボクのミライ 〜GRANBLUE FANTASY〜』をリリース、声優活動と歌手の二足の草鞋で活躍中です。