朴璐美のプロフィール
朴璐美(ぱくろみ)は1972年1月22日生まれの東京都江戸川区出身。 名前の「璐」という漢字(王に路)は特殊漢字のため表示できないことも多く、「朴ロ美」・「朴王路美」などと表記されることが多いようです。 そのハスキーな声質から、少年役を演じる事が多いのですが、朴本人は一つのイメージに縛られず、さまざまな役を演じていきたい、と語っています。 彼女の代表作にはアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(エドワード・エルリック)、『進撃の巨人』(ハンジ・ゾエ)、『戦国BASARA』(上杉謙信)などがあげられます。
声優デビューは富野由悠季のスカウトだった!
実は朴自身は声優を志したことはなく、元々は舞台を中心に活動する女優でした。 彼女が声優になったきっかけは、『機動戦士ガンダム』シリーズの監督として有名な富野由悠季が朴の舞台をたまたま観に来ており、その際に『ブレンパワード』へ声優として参加しないかと声をかけたのがきっかけでした。 しかしこれは、後に制作された『∀ガンダム』に起用できるかを冨野が判断するためであったとされています。
『NANA』の大崎ナナ役で第1回声優アワード主演女優賞を受賞
『NANA』(「Cookie」2000年7月号~現在休載中)は、矢沢あいによる漫画で、小松奈々と大崎ナナの二人の「NANA」を中心に展開していくストーリーです。 朴は、主人公である大崎ナナ役で第一回声優アワード主演女優賞を獲得しました。 大崎ナナのようなカッコいい女性の役柄はもちろんのこと、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリックや、『BLEACH』の日番谷冬獅郎などの少年声での評価が高く、女性のファンがとても多いことでも知られています。 また、『進撃の巨人』のハンジ・ゾエのような少し変わった女性役も朴にぴったりな配役でした。
2006年に「ボクたちにあるもの」で歌手デビュー
2006年1月25日に発売された1stシングル『ボクたちにあるもの』(アニメ『うえきの法則』4th EDテーマ)で歌手デビューを果たします。 その後も、2006年2月22日に1stアルバム『遠い記憶』をリリースし、2006年3月1日『ぼくとキミと果てなき空』、2007年2月28日『Naked Flower』などをリリースし、『鋼の錬金術師』や『BLEACH』などのキャラクターソングも多く出しています。