タップできる目次
- 1. エリザベス・テイラーの女優デビューは10歳の時
- 2. 2度のアカデミー賞を受賞
- 3. 史上初100万ドル稼いだ女優
- 4. 偉大な女優として様々なランキングで上位に
- 5. ピープルマガジンの表紙を1人で14回近く飾っている
- 6. とてもタフな女性
- 7. 華やかなスターの顔の裏で
- 8. 大の宝石好き
- 9. 宝石好きが高じて本も出版!
- 10. 宝石にまつわるこんなエピソードも・・・
- 11. エリザベス・テイラーは豪華な衣装が嫌い!?
- 12. 映画撮影の前には…
- 13. エリザベス・テイラーはユダヤ教徒
- 14. すみれ色の瞳の持ち主
- 15. エイズ撲滅運動をはじめとする慈善活動
- 16. 結婚した回数はなんと8回!
- 17. 子供にも恵まれた結婚生活
- 18. 革新的な存在であった女優
- 19. 心優しい女優
- 20. 年を取ることについて
1. エリザベス・テイラーの女優デビューは10歳の時
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エリザベス・テイラーは10歳の時にスカウトされ、映画製作会社ユニバーサル・ピクチャーズと契約を結びます。そして、1942年に全米公開された『There's One Born Every Minute』に出演しました。
また、1950年公開の『花嫁の父』と1951年に公開された『可愛い配当』は、エリザベスがティーンエイジャーの時に出演し人気を博した作品です。
2. 2度のアカデミー賞を受賞
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エリザベス・テイラーは、1960年に全米公開された『バターフィールド8』でのグロリア・ワンドラス役の演技が高く評価され、第33回アカデミー賞主演女優賞に輝きました。
また、6年後の第39回アカデミー賞でも1966年全米公開の『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』で演じたマーサ役が評価され、同賞に輝いています。
3. 史上初100万ドル稼いだ女優
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エリザベス・テイラーは、女優としてアメリカで初めてひとつの役で100万ドル(約1億円)のギャラを稼いだ人物です。そのギャラを獲得した役とは、彼女の代表作のひとつである『クレオパトラ』でのクレオパトラ役。
ハリウッドの様な華やかな世界とはいえ、今でこそ何億も稼ぐ女優はいますがその当時の女性のギャラは男性に比べてやはり低かったのでしょうね。
4. 偉大な女優として様々なランキングで上位に
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エリザベスは、常にアメリカの映画史の中でも重要な存在の様で、偉大な俳優を選ぶ様々なランキングでは常連となっています。
アメリカン・フィルム・インスティチュートが発表した「偉大なアメリカ人俳優25人と女優25人」では7位にランクイン、また同機関が1999年に発表した「7人の偉大な女優」にも名前が入っていました。
他にも、エンパイア・マガジンの「100人の最もセクシーなスター」では16位に、エンターテイメント・ウィークリーでは「11人の優れた映画スター」に常にランクインしています。
5. ピープルマガジンの表紙を1人で14回近く飾っている
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セレブなどの情報を多く掲載する有名雑誌『ピープル』では、14回も単独で表紙を飾ってきました。
エリザベス・テイラーのこの回数は、1997年に事故で逝去したウェールズ公妃ダイアナに次いで2番目に多い回数です。
6. とてもタフな女性
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エリザベス・テイラーはタフな女性としても知られています。
例えば、彼女は5回背中を骨折したことや子宮を摘出した経験、赤痢や静脈炎になった経験もあります。また、70回以上入院し、20回ほど大きな手術をしたこともありました。
しかし、女優として常に仕事をし続けた強靭の精神力の持ち主でした。
7. 華やかなスターの顔の裏で
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エリザベスは天真爛漫で美しいスターというイメージが強いですが、しかしその生涯では命を脅かすほどの度重なる重い病に苦しめられており、鎮痛剤と睡眠導入剤を35年も服用し続けていたようです。
8. 大の宝石好き
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エリザベスといえば宝石好きな一面を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。彼女の宝石コレクションは総額1億5千万ドル(約150億円)程とも言われています。
彼女が生涯で一番愛した宝石は、69.42カラットのダイヤモンドで当時の夫リチャード・バートンが100万ドルで落札し、1970年のアカデミー賞授賞式にこれを身に着けて出席したことで知られています。
また、この宝石は両者の名前を取って“テイラー・バートン”という呼称で呼ばれています。
9. 宝石好きが高じて本も出版!
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宝石が大好きなエリザベス・テイラーは、自身のコレクションに関す書籍『Elizabeth Taylor: My Love Affair With Jewelry』を2002年に出版しています。
本には、「幸運なことに素晴らしい宝石が手元にあるが、これらが自分の独占物ではなく、自分はいわば宝石の管理人みたいなもので、楽しみながらも宝石が安全かつベストの状態でいられる様に手元に置いている」と記しています。
10. 宝石にまつわるこんなエピソードも・・・
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エリザベスは1957年に3番目の夫マイク・トッドからダイヤモンドのティアラを贈られました。
彼女はアカデミー賞授賞式だけでなく様々な場所にこのティアラ身に着けて赴いていたのですが、ある時訪れていた南フランスのプールでこのティアラを落として傷をつけてしまったそうです。
エリザベスがプールで泳いでいるほんのわずかな間に、マイクは一流ブランドカルティエのダイヤモンドとルビーのジュエリーをすぐ購入し、プレゼントしたそうです。
11. エリザベス・テイラーは豪華な衣装が嫌い!?
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エリザベスは、朝早く起きて細かなメイクアップや衣装を着なければならない歴史映画が嫌いだったそうです。特に上流階級社会などを舞台にした作品は、ヘアメイクや衣装もその時代に沿ったものにする為、現代をモデルにした作品よりも撮影までの準備に膨大な時間を要します。
1954年に全米公開された『騎士ブランメル』では、華やかに着飾り主人公のボー・ブランメルに寄り添うヒロインのレディ・パトリシア・ブランメルを演じたものの、その演技は最低最悪なものだったと自ら振り返って語っています。
12. 映画撮影の前には…
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数多くの映画作品に出演したエリザベス・テイラーは、映画の撮影前には決まって南カリフォルニアにある行きつけのレモネード・スタンドへ行くことが習慣だったそうです。
13. エリザベス・テイラーはユダヤ教徒
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エリザベスは1959年にユダヤ教徒へと改宗し、改宗後はユダヤ教の教えを広く普及させることにも尽力しました。
また、彼女は改宗に当たり“エリザベス・レイチェル”というユダヤ教の洗礼名を授かっています。
14. すみれ色の瞳の持ち主
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エリザベスの特徴といえば、美しく神秘的なすみれ色の瞳ではないでしょうか。
一般的な西洋人の瞳の色といえば青や緑、ヘーゼルカラーですが、エリザベスの様なすみれ色の瞳は物凄く珍しい様で、生涯を通じて多くの人を魅了してきました。彼女の瞳は度々“美しい瞳ランキング”の上位に登場し、2015年にはアメリカのthingsrated.comの「世界で一番美しい瞳トップ10」でも4位に選ばれています。
15. エイズ撲滅運動をはじめとする慈善活動
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エリザベス・テイラーはエイズ患者への支援活動を行っていたことでも大変有名です。
彼女は1985年には米国エイズ研究財団の共同設立メンバーのひとりとなっており、1991年にエリザベス・テイラーエイズ財団を設立し、多くのエイズ患者への救済活動や寄付を行い続けました。
これらの功績が称えられたエリザベスは、1992年にアカデミー賞ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞しています。
16. 結婚した回数はなんと8回!
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エリザベスは何度も結婚と離婚をしたことでも知られており、生涯で結婚した回数は8回にも及びます。
彼女は自身の結婚の回数について、「人を心の底からとことん好きになったのなら、その人と結婚しなさい。」と教えられてきたことが影響していると語っています。
また結婚に至らずも多くの人と浮名を流しており、その中には歌手フランク・シナトラやアメリカ合衆国の国務長官ヘンリー・キッシンジャー、富豪のマルコム・フォーブスなどもいました。
17. 子供にも恵まれた結婚生活
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8回の結婚を経験したエリザベスですが、生涯で1人の養子を含む4人の子供に恵まれました。
2番目の夫となったマイケル・ワイルディングとの間には、マイケル・ハワードとクリストファー・エドワードという2人の息子が、3番目の夫マイケル・トッドとの間には、娘エリザベス・フランシスが誕生しました。また、ドイツ出身のマリアという少女を養女にもしています。
エリザベスはその生涯で4人の子供、10人の孫、そして4人のひ孫に恵まれました。
18. 革新的な存在であった女優
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エリザベスは1951年に公開された『陽のあたる場所』で脱衣するシーンを披露しました。
現在のハリウッド映画では当たり前に見受けられる場面ですが、このシーンはハリウッドの映画女優で初めてスクリーンで洋服を脱ぐ場面を映したもので、当時としては革命的なものでした。
19. 心優しい女優
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ハリウッドの大スターへと登りつめたエリザベス・テイラーでしたが、業界では稀なほどに非常に心優しい人物であるということでも知られていました。
エリザベスは決して自分のキャリアや美しさにうぬぼれる事が無く、どの様な立場の人にも同じように飾らない優しさで接する人物だったそうです。
20. 年を取ることについて
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女優としての才能だけでなく、華々しい美しさや魅力的な容姿が今日でも人気ですが、エリザベスは生前、「齢を重ねる事や年を取り続けることには何の不安も感じない」と語っていました。
数多くの困難に遭遇しそれを乗り越えてきたからこそ、過去への未練などを持つのではなく今をひたむきに生きようとするエリザベスの姿が見えてくる一言ですね。