2017年12月29日更新

天才俳優、ケヴィン・スペイシーについてあまり知られていない事実21選

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1.ケヴィン・スペイシーの芸名の理由

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ケヴィン・スペイシーは1959年生まれ、アメリカ出身の俳優です。 彼の本名は、ケヴィン・スペイシー・フォーラーといい、スペイシーは彼の母親の旧姓ちなんでつけられたミドルネームでした。俳優としてデビューする際、すでにケヴィン・フォーラーという芸名は使われていたため、彼はミドルネームのスペイシーを使うことを選んだそうです。 フォーラーにしろ、スペイシーにしろ、ケヴィン以外でその名前で有名になった俳優はいません。

2.ケヴィン・スペイシーが抱えるダークサイド

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彼が俳優として注目されるようになったきっかけは、1995年の『ユージュアル・サスペクツ』と『セブン』の両方で魅せた猟奇的な演技です。インタビューではとても良い人のような印象を与えるケヴィンですが、1995年に出演した2作ではまるで自身がそうであるかのようなダークな演技を披露しています。 実は彼は幼少のころ、姉のツリーハウスで火事を起こし、両親に軍人学校に送られています。その軍人学校も、同級生との喧嘩を理由に退学となっています。このような一見猟奇的と言える一面が、彼の演技に真実味を与えているのかもしれません。

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3.ラブコメ映画『ワーキング・ガール』に出演していた

『ワーキング・ガール』は1988年公開のアメリカ映画で、1980年代後半のニューヨークを舞台にしたラブコメディです。メラニー・グリフィスがヒロイン役を演じ、ハリソン・フォードがその相手役を演じています。 怪優として有名になる前のケヴィンは、このあまり高評価とは言えない作品に出演しています。彼が演じたのは冴えないサラリーマンの役で、役名も“ボブ”という平凡なものでした。

4.コメディアン志望が転じて俳優に

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ダークな役柄が有名なケヴィンでしたが、高校卒業後はコメディアンを目指して活動していました。お笑いの分野で活躍したかった彼は、視聴者参加型のバラエティ番組だった『ザ・ゴングショー』のオーディションにも挑戦していました。 しかし、コメディアンとしては成功しなかった彼は、役者として様々な方向性を模索します。その中で、ニューヨークの音楽学校で、舞台芸術分野では最高峰とされるジュリアード音楽学院にも一度入学していますが、2年で辞めてしまっています。

5.若手育成に積極的

ケヴィンは2000年に『ペイ・フォワード 可能の王国』という作品に出演していますが、私生活においても映画のタイトルのごとく可能性にかける人物のようです。 彼は若手俳優や映画監督育成にとても積極的で、そのための財団を持っています。財団を通して、若手育成の為の助成金やスカラシップ制度などを提供しているそうです。

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6.俳優ジャック・レモンとの関係

ジャック・レモンは戦後のアメリカ映画史上、喜劇俳優として最高の男優とされている人物です。ジャックは、ケヴィンが駆け出しだった頃とてもよく彼の面倒を見ていました。 ケヴィンは、『アメリカン・ビューティー(1999)』でアカデミー主演男優賞を受賞しています。その時のオスカーは、お世話になった名優ジャックに捧げたそうです。

7.ヴァル・キルマーとは同級生だった

『バットマン フォーエヴァー』(1995)で、バットマン役として主演した俳優、ヴァル・キルマーとは高校の同級生です。 ケヴィンに、ジュリアード音楽学院に進学するよう勧めたのもヴァルでした。ヴァルのアドバイスを受けて、4年制の演技のプログラムを受講する予定でしたが、結果として2年で退学してしまっています。

8.意外と運動好き

『アメリカン・ビューティー』でケヴィンが演じたレスター・バーナムという役は、42歳のいわゆる中年男性です。娘の同級生に恋をしてしまったことから、バーナムはダイエットを始めたりと、中年男性としての人生を一転させていきます。 しかし、プライベートのケヴィン・スペイシーはレスターとは全く違う生活を送っています。普段からヨガを行っていたり、ランニングもかなり頻繁にしているようです。ランニングが得意なのは、軍人学校での経験からかもしれません。

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9.靴屋として働いていた下積み時代

‪Doing some last minute studying for my first show TONIGHT at Arthur Ashe Stadium. So excited (link in bio)

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ケヴィンが、ジュリアード音楽学院をたった2年で辞めてしまった理由の一つは、学費が高すぎたことです。 学校に通いながら働いていた彼にとって、当時、新車1台分に値する学費を毎年支払うのはとても厳しいことでした。ジュリアードを辞めた後も、コメディアンや役者としてのチャンスを伺いながら、ニューヨークで靴の販売の仕事をしていたそうです。

10.初舞台はあの名作ミュージカル

ケヴィンが初めて舞台に立ったのは、高校生時代のことでした。 演じた作品はミュージカルの名作『サウンド・オブ・ミュージック』だったそうです。ケヴィンと同級生だった、『ER緊急救命室』などの作品で知られる女優のメア・ウィニンガムもこの舞台に参加しており、メアがマリア役、スペイシーはトラップ大佐役として共演を果たしています。

11.一度も結婚したことがない

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2016年現在、57歳を迎えるケヴィンですが、一度も結婚経験はなく子供もおりません。 彼はあまり私生活を世間にさらしません。しかし浮いた噂もないことから、ゲイ疑惑もささやかれていますが本人は否定しています。

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12.名誉ナイトの称号を受勲

アメリカ出身のケヴィンですが、2006年にイギリス市民にあこがれているとコメント。 実はその4年後の2015年に、彼は夢をかなえることになります。彼の俳優としての功績を讃えて、イギリスのチャールズ皇太子が名誉ナイトとして第2位の称号を送ったのです。

13.クリントン元大統領と親交が深い

ケヴィンは、クリントン元大統領と親交が深く、クリントンが大統領になる前からの友人関係を築いていました。 2000年の大統領選でブッシュ政権に敗れたクリントンは、退任前に大統領としての最後の日々をテーマにジョークビデオを制作して話題になりましたが、そのビデオにもケヴィンはカメオ出演をしています。

14.憧れの監督はウディ・アレン

アカデミー賞ノミネートの最多記録を誇るアメリカの映画監督ウディ・アレンは、ケヴィンにとってずっと憧れの存在でした。 2013年にスタートした『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、ケヴィンが主演、監督のデヴィッド・フィンチャーと共に製作総指揮を取っているネットフリックス配信の人気ドラマシリーズです。 このドラマが放送開始となった際、彼はウディ宛てにネットフリックスのギフトカードを送り、ドラマを見てくれるように頼んだそうです。 ドラマを見たウディは、彼の次回作にケヴィンのキャスティングを検討していると返信したそうです。

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15.お兄さんはものまね芸人

ケヴィンの兄のランディは、アイダホ州在住で、イギリス人ミュージシャン、ロッド・スチュワートのものまね芸人をしているそうです。 一晩100ドル(約1万円)でものまね芸を披露している他、最近は、家族の秘密、特に父親に対する誹謗中傷ををメディアに暴露して荒稼ぎをしたという噂もあります。

16.きっかけはシャーロック・ホームズだった

ケヴィンが役者になりたいと思ったきっかけは、シャーロック・ホームズでした。 10歳の時に、旅行先のロンドンで初めてシャーロック・ホームズを見た彼は大きな衝撃を受け、こんな面白いものが世の中にあったのかと思ったそうです。そして、自分も同じ世界で生きていきたいと決意し、役者への道を辿って行きました。

17.監督デビューは『アルビノ・アリゲーター』

俳優としての活動に加え、映画監督としてもケヴィンは活躍しています。 彼の監督デビュー作は1997年の『アルビノ・アリゲーター』で、マット・ディロン主演のサスペンス作品でした。同作は、興行収入的にはあまり大きく貢献しませんでしたが、映画としてはなかなかの公表を得ました。

18.ケヴィン・スペイシーは愛犬家

I bet Boston could beat all of us in a Race to the White House . . . lawn!

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ケヴィンはレガシーという名前のラブラドール犬を飼っています。 2004年4月、ケヴィンは携帯電話を盗まれそうになり、犬と一緒い追いかけている途中、リードにもつれて転倒してしまいました。頭部に怪我をしてしまった彼は、その状況が恥ずかしかったため、最初は盗難犯と争ったゆえの怪我だと嘘をついていたそうです。

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19.ロンドンの老舗劇場の芸術監督も務めている

ケヴィンは舞台俳優としても多くの作品に出演しています。 そんな舞台演劇に造詣が深いケヴィンは、2003年より、ロンドンの老舗劇場であるオールド・ヴィック・シアターの芸術監督を務めているほど。1818年に設立された歴史ある劇場で、一時倒産の危機にも対面しましたが、彼が資金を援助して事なきを得たそうです。

20.ものまねが得意

ケヴィンの特技はものまねです。 特に有名人の声をまねるのが得意で、彼のレパートリーには、マイケル・ケインやジャック・ニコルソン、最近ではクリントン元大統領も加わりました。クリントン本人も、彼のものまねを絶賛しているそうです。

21.最新作『エルヴィス・アンド・ニクソン(原題)』ではニクソン大統領を演じる

ケヴィンの最新出演作は、アメリカでは2016年4月に公開された『エルヴィス・アンド・ニクソン(原題)』です。ロックスターのエルヴィス・プレスリーとニクソン大統領の会談という実話をもとにした作品で、エルビス役はマイケル・シャノンが演じています。 日本ではまだ公開されていませんが、クリントン元大統領とも親交があるケヴィンがどんな大統領を演じるのか、興味深い配役となっています。

少年にセクハラ!?ケヴィン・スペイシー、ゲイである事をカミングアウト

Witness it #SpaceyAtAshe Link in Bio

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なんと、ケヴィン・スペイシーが過去に子役俳優にセクハラをした事実を認めました。事の発端は『RENT/レント』や『スター・トレック:ディスカバリー』に出演する俳優、アンソニー・ラップの告発でした。彼は2017年現在46歳ですが、自身が14歳の時、当時26歳だったケヴィン・スペイシーの自宅に招かれたと明かしています。 さらに、その際に酔った彼にベッドの上に押し倒されたことがトラウマになっていると告白。これに対してケヴィン・スペイシーは、その事実を認め謝罪をしたうえで自身がゲイである事をカミングアウトしました。 しかし、ファンはこの件に関して非常に失望したようです。2017年はハリウッドでのセクハラ告発が相次ぎ、その流れで明かされた今回の事件。オスカー俳優である彼が今後どう、誠実な対応をするのか注目すべきところです。