宮永咲、麻雀×美少女な熱血青春ストーリーの主人公【咲-Saki-】
【キャスト発表】
— 【公式】『咲-Saki-阿知賀編』 (@saki_project) October 27, 2016
清澄高校・宮永咲役に浜辺美波が決定!!https://t.co/99i9iZ7vlH
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小林立の漫画『咲-Saki-』の世界では麻雀が世界レベルで普及しており、競技として数多く麻雀大会が開催。プロ雀士の社会的地位が確立していて、メジャーな職業として広く認知されています。また作中では数多くの女性雀士が解説者として登場しています。 本作は長野県の架空の高校の清澄高校に通う女子高生宮永咲が、麻雀部の仲間とともに麻雀全国大会の優勝を目指し奮闘していく熱血麻雀漫画です。
高校1年生の主人公・宮永咲
主人公の宮永咲は清澄高校に通う1年生で趣味が読書の少し地味な文学女子高生です。性格は弱気で引っ込み思案。方向音痴でよく迷子になり、更に何もないところでよく転ぶドジッ子体質です。 しかし麻雀の技術はチートレベルを軽く超え神レベル、さらに特殊体質と豪運を持っています。複雑な家庭環境から麻雀にトラウマを持っており、中学時代は全く麻雀に触れていない模様。
中学の同級生京太郎に麻雀部に招待されたことをきっかけに中学生麻雀チャンピオンだった原村和と出会います。そこで和の天才的な麻雀の打ち方に感銘を受けて麻雀部に入部しました。 このときに行われた部室での麻雀で咲は三回連続で持ち点プラマイゼロをやってのけ、同部員で先輩の染谷まこから「プラマイゼロ子」とあだ名をつけられています。 咲の入部により女子部員数が5人になった清澄高校麻雀部は、麻雀全国大会の女子団体戦にエントリー可能となり優勝を目指し出場することとなりました。
複雑すぎる家族事情
宮永咲の家庭事情は父母関係がかなり冷え込んでおり、別居状態です。かつての宮永家はお正月にお年玉を賭けて家族麻雀をするほど、仲が良い家庭環境でした。咲は6歳の頃からいやいやながら無理やり家族麻雀につき合わされていたようです。 現在、宮永咲は長野に父と同居していますが、母親と姉とは分かれて生活をしています。母親は上京していて姉の宮永照は母親と同居。その為、照は東京の白糸台高校に通っています。
照が東京に引っ越して以降、原因は明言されていませんが、咲との姉妹関係にも溝が深く刻まれ、照が白糸台高校で麻雀全国大会の西東京代表になった際のインタビューでも「妹はいない。」とコメントするほどです。 更に過去の回想シーンに車椅子に乗った幼女の描写もあり、複雑かつミステリーな家族関係を伺わせます。
宮永咲の能力
宮永咲は6歳の頃からお年玉やおこづかいを賭けた家族麻雀に付き合わされていました。負けると当然お年玉やおこづかいを没収されてしまいますが、勝ってしまってもひどく怒られていたようです。 この為、麻雀をする際は1位にならず最下位にもならないように、持ち点プラマイゼロで終了するようになりました。この持ち点調整技術が昇華され咲自身の麻雀プレイスタイル「プラマイゼロ」の能力となりますが、持ち点は自在にコントロールできるようです。 麻雀部の部長の竹井久が試合直前に自分の持ち点を1,000点と考えて、対戦相手3人の持ち点33,000点に追いつけるようにとのアドバイスを受け逆転しています。
嶺上開花(リンシャンカイホウ)
宮永咲は自分の得意な和了牌役「嶺上開花」の嶺上牌が「視える」能力と、槓材が自分の手元に集まりやすく槓牌を自模りやすいという無茶苦茶な能力も所持しています。 通常の麻雀は槓牌を自模り和了する「嶺上開花」をすることはほぼ困難で、牌運と麻雀の勘が優れたプロでも難しいとされています。 しかし、咲はこの「嶺上開花」を連続で和了することができ、劇中でよく対戦者を驚愕させ気力と精神力をへし折っています。咲の「嶺上開花」は、大好きだった姉の照から教えてもらった和了牌役で、自分の名前にちなんだ「山頂に咲く満開の花」の由来が気に入り、得意和了牌役となりました。
オーラ
宮永咲は自分の近くに麻雀が強い宿敵がいると感知することができる能力を持っています。自分が麻雀強者にも拘らず、気の弱さから敏感に感じ取った強者の存在感に圧倒され、失禁しそうになったり嘔吐しそうになったりしています。 また、迷子中の咲は無自覚に魔王オーラを纏うらしく、迷子中の咲とすれ違った他校の麻雀大会参加生徒は威圧感の凄さから恐怖を感じるそうです。ファンからは、咲の性格から無意識・無自覚で能力を発動していることが、一番の問題点だと話題になりました。
宮永咲の性格
宮永咲は普段は気弱で引っ込み思案な女子高生。ドジっ子体質で何もないところで転んだり、方向音痴で迷子になったりトイレが近い等かなりポンコツです。更に天然な発言を連発し、周囲を困惑させることもしばしば、情報機器に疎くパソコンはもちろん携帯電話すら所持していません。 しかし、麻雀プレイ中は一変、天然な発言も対戦相手の精神力と心を砕く発言となり、威圧感も増大します。異様な程の豪運と超神的プレイスタイルから「清澄の白い悪魔」、「嶺上開花マシーン」と呼称されています。
アニメで宮永咲の声優を務めたのは?
咲の作者、小林立先生が主役の漫画。大和田秀樹先生の描く『立』の1巻が発売になりました!
— 植田佳奈 (@uedakana) April 20, 2016
なんと、私もでてます(笑)
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宮永咲の声優は植田佳奈が務めています。主な活動は声優、ナレーター業を中心に様々なメディアで活躍中です。 所属事務所はアイムエンタープライズ株式会社で、有名な出演作品はテレビアニメ『マリア様がみてる』福沢祐巳役、『Fate』シリーズの遠坂凛役、『魔法少女リリカルなのは』シリーズの八神はやて役など、活動的で明るい女性役を数多く演じています。 また声優業界では屈指の麻雀好きとしても有名で、自宅に全自動雀卓を置き「雀荘うえだ」と呼ばれるほど夢中になっています。更に声優グランプリ協賛の麻雀大会「J1グランプリ」に参加し雀姫と称されるほどの腕前を披露しました。
宮永咲は魔王?
宮永咲は麻雀能力の高さ、超神的豪運と天然のドジッ子体質や発言から、対局対戦相手を錯乱させ精神と心を砕いています。 県大会予選では対戦者をハコ飛びさせる活躍を見せました。特に全国大会の出場をかけた県大会決勝戦での勝負は有名で、大差で負けていた状態から他校の対戦者のハコ飛びを防止しつつ、オーラスでは麻雀の強豪校の名門龍門渕高校の天江衣から、「麻雀って楽しいよね。一緒に楽しもうよ!!」のセリフの直後に嶺上開花、清一対々和、三暗刻、三槓子、 赤ドラ1の数え役満で和了しました。 対戦相手に「楽しもう。」と優しい誘いをかけながら、見事に容赦なく完膚なきまでに叩きのめしています。
天然の為、優しい言葉をかけつつも死んだ目で他者を圧倒する咲の活躍にファンからは親しみと畏敬の念を込めて「魔王」又は「清澄の白い悪魔」、「嶺上開花マシーン」と呼んでいます。