2017年8月16日更新

【DC好き必見】DCコミックの驚愕のトリビア20選!

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DCコミックとは?

アメリカンコミックには様々なスーパーヒーロー作品があり、有名どころではスパイダーマンやハルク、バットマンやスーパーマンなどではないでしょうか。 しかし、どのヒーローも同じ出版社から発売されたコミックスではなく、「スパイダーマン」や「ハルク」などはマーベルコミック、「バットマン」や「スーパーマン」はDCコミックから出ています。このマーベルコミックとDCコミックはアメリカにおける二大アメコミ出版社であり、様々なヒーローや作品を生み出しているのです! そして今回は、2016年公開のヴィラン集結映画『スーサイド・スクワッド』でも話題になっている、DCコミックに関してあまり知られていないトリビアを20個ご紹介します。

1. DCコミックの由来は?

マーベル社と並んで二大アメリカンコミックス出版社であるDCコミック。1934年に前進の会社が設立、1937年にDCコミックが設立されました。 このDCコミックとは「デティクティブ・コミック」の略で“探偵・刑事モノ漫画”を意味しており、ここから出版されているコミックスのヒーローらは、犯罪者を相手に追跡し戦うことが多いです。

2. スーパーマンは催眠術師!?

普段はデイリープラネット社で働いているクラーク・ケントは、人々に危機が迫るとスーパーマンに変身して地球を守ります。しかし2人が同一人物であるということは周りには知られていません。 何故、周囲の人間がそれに気づかないのかというと、彼自身がちょっとした催眠術を周囲に対して使っているからです。彼は魔法使いではありませんが普段つけている眼鏡のレンズが、スーパーマンの故郷クリプトン星の物質で、眼鏡のレンズから微弱な催眠術効果が発せられているのです。

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3. 『グリーンランタン』は差別に異を唱えたコミック

『グリーンランタン』は、ガーディアンズ・オブ・ユニバースという宇宙平和を守る組織によって創られた警察機構「グリーンランタン・コーズ」メンバーの活躍を描いたヒーローコミックです。 そして今作は単にヒーローの活躍を描いただけではなく、様々な社会問題や差別問題に異議を唱えて描かれた革新的な作品でもあります。 例えばヒーローといえば白人で描かれることが大半である中、白人だけでなく黒人のヒーローが登場する点。中には光を持たない世界から来た、色彩や明るさがわからない者もヒーローのひとりとして登場します。

4. グリーンランタンの弱点は…!?

初代グリーンランタンのアラン・スコットは、地球に落下した隕石の破片スターハートが持つ魔力を武器に犯罪者を退治することになるのですが、彼の弱点はなんと“木”です。強いパワーを持つ彼の魔力も、木で出来たものには一切効果を発揮できないのです。 また、その後登場するグリーンランタンたちにとっての弱点は黄色いものです。これは、黄色い不純物が次第に彼らのランタンに入ってしまったことが原因でした。 そのため黄色を象徴とする敵と対峙した際には、彼らはピンチに立たされることになります。

5. スーパーマンは全人類の心臓の音が分かる

超人離れした怪力具合や目から熱線を発するなど、多くの超人的な能力を身に着けているスーパーマンですが、彼は人間の心臓の音がわかります。 それも、ただ“感じる”などではなく聞こえており、音だけでなく鼓動の大きさや速さなどすべてを聞くことができるのです。

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6. バットマンの生い立ちを持つスーパーマン…?

1993年に発売されたコミック『スーパーマン:スピーディング・ブレッツ(原題)』では、驚く設定でスーパーマンの姿が描かれています。それは、元々バットマンの生い立ちに関する設定をスーパーマンのものにしているというものです。 地球に落ちてきた赤ん坊にブルースと名付けたトーマス・ウェインとマーサ・ウェインという夫婦は、ある夜、強盗に殺されます。しかし、目の前で目撃していたブルースはその場で目から熱線を放ち、犯人を殺します。 そこで自分の能力に気が付いたブルースはそのパワーを隠して生きていきます。大人になった時に、街を荒らすバットマンと戦うために自分の能力を開放してスーパーマンになる、というストーリーです。 そもそも“ブルース・ウェイン”はバットマンの本名です。「スーパーマン」と「バットマン」それぞれの作品設定が完全に混同された作品も、公式のコミック作品のひとつにあるのですね。

7. 7つのリングを統一できる唯一の存在

盗まれたリングを追うためにチームを組んでリングを探していた警察機構のメンバーは、盗まれた7つのリングを呼び寄せた5代目のグリーンランタンとなるカイル・レイナーを捕えます。 もちろんカイルが望んでリングを呼び集めたわけではなく、彼のパワーに導かれて集まったのだそうです。カイルは唯一すべてのリングをひとつにまとめた人物であり、リングの光をひとつにして白い光をを生み出し、ホワイトランタンとなりました。

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8. 地上で最速の男、フラッシュ

超高速で走れるヒーローの活躍を描いたコミック『ザ・フラッシュ』。今作の主人公は兎に角早く走ることが出来、“地上最速の男”の異名を持っています。 彼の速さは見ていて速いと感じるレベルを超えており、その速さは光の速さよりも早く移動が出来、音速を突破する事も可能です。

9. グリーンランタンには決してなれないバットマン

2代目グリーンランタンのハル・ジョーダンは、時には恐怖を感じることはあっても、早々にその恐怖心を克服してしまう恐れ知らずの男です。対してバットマンは恐怖にとらわれた存在です。 彼は幼いころ自分の目の前で両親が殺されたトラウマを克服することはできず、また彼はゴッサムシティを荒らす犯罪者に対して恐怖を武器に戦っています。もしバットマンがハルの様にグリーンランタンになりたくても、その恐怖を克服しない限り、彼らの様になることはできないのです。

10. スーパーマンも干されかけた!?

スーパーマンは過去に敵スリーズにマインドコントロールを仕掛けられ、危うく信頼を失墜させるところでした。これはすべてスリーズがスーパーマンを陥れようとした罠だったのですが、女戦士ビッグバルダにもマインド・コントロールをし、スーパーマンを誘惑させて2人のセックステープを作って映画監督にそのビデオを提供しようとしました。 しかし、映画監督自身が一切このビデオを信じなかったため、スーパーマンやビッグバルダにとってネガティブなことは起こりませんでした。 ただ、マインドコントロールが解けたビッグバルダは夫がいました。スーパーマンが彼女の夫の記憶を全て消したことで、すべての問題は円満に収まったのでした。

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11. ワンダーウーマンの作者はある物を発明していた!

コミック『ワンダーウーマン』は、テレパシーや飛行能力などの特殊能力を持つ女性ヒーローワンダーウーマンの活躍を描いた作品です。スーパーヒーローチーム、ジャスティス・リーグではバットマンやスーパーマンとも肩を並べて活躍します。 そんな彼女は、ウィリアム・モールトン・マーストンによって生み出されましたが、ウィリアムはただのコミックアーティストではありません。というのも彼は心理学者でもあると同時に、嘘発見器を最初に発明した人でもあったのでした。

12. アンチ・ヒーローの先駆者を創作していた?

DCコミックにはロボというキャラクターがいます。アンチ・ヒーロー的存在である彼は賞金稼ぎの荒くれ者ですが、目的などが合致しているのならしばしばスーパーヒーローとも一緒に戦います。 彼は元々、DCコミック『オメガメン』の脇役的存在でしたが、アンチ・ヒーローの人気を底上げするために創作されたキャラクターでもありました。 皮肉にもこの画策は当たり、それまで同じ様なコスチュームや風貌のヒーローがコミック業界を旋風する中、筋肉隆々で荒くれ者な風貌をしたアンチ・ヒーローが人気となったのでした。

13. ロールシャッハのマスクの秘密

青少年読者が中心となっていたコミック業界に再び大人の読者を呼び戻したコミックと言われているのが『ウォッチメン』。 今作には、ロールシャッハ・テストの様なマスクをしているロールシャッハという人物が登場します。しかも彼のマスクの黒いインクの染みは常に変動し形を変えていきます。 このマスクは天才科学者のDr.マンハッタンが発明したもので、決して混ざり合わない白と黒のインクを特殊記事で挟み込んだ特殊なものです。模様が変動するのは、そのインクが表情を作った時の凹凸や体温を感知して変動する事でマスクの表情が変わっていくのです。

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14. 敵の名前から作られたスラングがあった!

英語には、とびぬけて頭のいい人のことを“brainiac”と言うスラングがあるそうですが、この言葉はスーパーマンの敵、ブレイニアックが由来してできた言葉だそうです。 ただ、頭がいい=brainiacというわけではなく、頭がいいという枠の中でも悪知恵や狡猾な頭の良さを指すときに使うそうです。

15. 『スパイダーマン』の生みの親がDCコミックに再就職!?

アメリカ大手のコミック出版社マーベル社で『スパイダーマン』や『X-メン』、『アイアンマン』など数々のマーベルコミックの代表的作品を手掛けた漫画家スタン・リー。彼はなんとマーベル社を退社した後に、DCコミックに所属しています。 スタンは2001年からDCコミックヒーローの『スーパーマン』や『バットマン』等をリメイクし、ミニシリーズコミックを制作しました。

16. バットマン学が学べる!?

カナダにあるブリティッシュコロンビア大学から独立したビクトリア大学には、「バットマン学」というバットマンを研究するコースがあります。 ただ、単にバットマンの世界などを学ぶものではなく作品を使って科学を学ぶもので、その内容は主に人体への負荷や怪我への順応及び限界値についてバットマンを例に用いて学んでいくのだそうです。

17. スーパーマンはバットマンの部下だった!

普段は日常に溶け込みスーパーマンであることを隠しながら生活してるクラーク・ケント。彼は、メトロポリスにある新聞社デイリー・プラネット社の社員として日々働いていますが、この会社のオーナー、ブルース・ウェインの正体はバットマンです。 ブルースは大企業ウェイン・エンタープライズのオーナーで大金持ちの実業家であり、オーナーを務めている内のひとつがデイリー・プラネット社だったのでした。

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18. どうしようもない極悪ヴィランの存在

DCコミックには、『バットマン』シリーズの狂人ジョーカーや『スーパーマン』シリーズの悪の天才科学者レックス・ルーサーなど様々なヴィランが登場します。 そんなDCコミックには、スノーフレームという極悪ヴィランが登場します。このスノー・フレームは麻薬コカインを大量に吸い込むことで特殊能力を操る、というとんでもない設定のヴィランが存在しています。

19. スーパーマンの“弱点”誕生秘話

一見無敵に思えるスーパーマンは故郷クリプトン星の欠片であるクリプトナイトが弱点で、このエネルギーを浴び続けると弱体化します。 しかし、この設定はスーパーマンの人気が高まり「ザ・スーパーマン・ラジオ・ショー」というラジオシリーズが放送されている最中に、演者の休暇を設けるために後付けで加えられたものでした。 ラジオでは、スーパーマンがクリプトナイトの力を浴びた事で弱体化し、一時的にヒーロー業を離れるという話しになり、その間にスーパーマン役の声優バッド・コルヤーも一時的にヒーロー“声優”業を離れ休暇を取っていたのだそうです。

20. コミックスに登場する街のモデル

『バットマン』シリーズの舞台となる架空の街ゴッサムシティはアメリカのデラウェア州をモデルに、また、『スーパーマン』シリーズでスーパーマンが住んでいる街メトロポリスはアメリカのデラウェア州をモデルにしています。 実は、ゴッサムシティとメトロポリスは湖を挟んで隣接した街という設定であり、位置情報的にもニュージャージー州とデラウェア州のそれと似ています。