名作『愛と青春の旅だち』の名言を大紹介!
『愛と青春の旅だち』は1982年のアメリカ映画です。
リチャード・ギア主演で海軍士官養成学校の飛行士課程に志願する青年たちが様々なイベントを通じて成長していく姿を描いた作品。映画内でフォーリー軍曹を演じたルイス・ゴセット・ジュニアが1982年度アカデミー助演男優賞を受賞しています。
今回はそんな青春映画の金字塔『愛と青春の旅だち』から心に残る名言を10選、お届けします。
1.フォーリー軍曹の名言
「作業着に着替えろ、メイヨ。今週末までにお前は脱落する」
ザック・メイヨ(リチャード・ギア)たちの講師は鬼軍曹の異名を持つフォーリー(ルイス・ゴセット・ジュニア)。彼の厳しい訓練に耐えることができずに、メイヨの同期は次々と脱落していきます。
フォーリー軍曹はメイヨに「自分から除隊を求めてくれ」と言います。しかしメイヨは「軍曹が私をここから追い出してください。私は自分からは辞めません」と反論。そして軍曹が言ったのがこの名言「作業着に着替えろ、メイヨ。今週末までにお前は脱落する」です。
2.メイヨの名言
「お前に話してるんだよ、クソ野郎!」
13週にも渡るフォーリー軍曹の厳しい訓練にはついていけるものはなかなかおらず、ストレスがたまる日々。
そんな時についにメイヨがフォーリー軍曹に言ったのが「お前に話してるんだよ、クソ野郎!」。あろうことか軍曹をクソ野郎呼ばわりしたのです。もちろん軍曹は「貴様は俺のことを何て呼んだ?」と怒りを示して聞き返しています。
3.フォーリー軍曹の名言
「お前にも起こりうるぞ、マヨネーズ」
メイヨの同期シド・ウォーリー(デヴィッド・キース)は上空でパニックになってしまい除隊されてしまいます。メイヨはシドがフォーリー軍曹に付き添われ階段を下りてくるのに気づきます。彼はシドが上空でパニックになってしまったのには妊娠している女のせいで、彼女のせいでシドは辛い思いをしていると言うのです。
フォーリー軍曹は「そんなことは関係ない。シドが上空で混乱したのが問題なんだ。そしてそれは起こってはいけない」というのです。シドも軍曹が正しいと言います。
そしてメイヨは「それだけで?全部終わり?2週間も(訓練の期間が)ないのに、お前は脱落?」と返答。そして軍曹が言ったのがこちらの名言。彼がメイヨをマヨネーズと呼んだのは英語では発音が似ているからです。
4.リネットの名言
「私はパイロットと結婚したいの」
除隊となったシドは彼女のリネット(リサ・ブロント)の元へ行きます。彼がパイロットになれないことを打ち明けると、彼女も妊娠していなかったと告げるのです。安心したシドは彼女にプロポーズして一緒に幸せになろうと言います。
その時にリネットはこう言うのです。「ごめんね、シド。あなたとは結婚したくないわ。私はパイロットと結婚したいの。私はパイロットの妻になって海外で暮らしたいの。」と。何とも残酷ですよね。
続けて彼女は怒りをあらわにして「なんて馬鹿なの!あなたは馬鹿よ!11週間の訓練を過ぎた後に除隊になるやつなんていないわ!」と言うのでした。
5.フォーリー軍曹の名言
「お前が俺より賢いと思っているだろ、マヨネーズ?」
フォーリー軍曹は何年も指導を行っているベテラン教官です。軍曹は彼の経験からこう言いました。「どのクラスにも俺よりも賢いと思っているふざけたやつがいるのさ。このクラスではお前が俺より賢いと思っているだろ、マヨネーズ?」と。
6.フォーリー軍曹の名言
「地元の女の子がお前を見るまで待ってみようじゃないか、金玉みたいな頭をしたお前をな」
訓練生のデラ・セラ(トニー・プラナ)が髪を切りました。彼の新しいヘアースタイルを見たフォード軍曹はこう言うのです。
「俺が持つ盗賊のイメージそのままだな。地元の女の子がお前を見るまで待ってみようじゃないか、金玉みたいな頭をしたお前をな。」と。言うまでもなくデラ・セラはかなり落ち込みました。
7.メイヨの名言
「もちろんあなたは残念に思っているでしょうね」
メイヨの親友シドは首つり自殺をします。除隊と彼女に結婚を断られたからでした。親友の死にショックを受けたメイヨはフォーリー軍曹に食って掛かります。
メイヨは「この候補士官(シド)はプライベートであなたに会うことを求めていました。」と発言。それに対し軍曹はいつもと違い優しく「メイヨ、クラスの全員がシド候補士官についてすでに知っている。そして我々はとても残念に思う。」と言います。
これに怒ったメイヨが言ったのがこちらの名言です。その後2人は取っ組み合いの喧嘩を繰り広げました。
8.メイヨの名言
「他に行く場所がないんだ!」
メイヨは訓練が始まった当初、心を閉ざし切っていました。そのため他の訓練生よりもひどい仕打ちをフォーリー軍曹から受けるはめになるのです。
そして遂に軍曹は「もう忘れていいぞ。お前は脱落だ」とメイヨに言います。その時にメイヨが言ったのがこちらの名言です。「そんなことしないでくれよ。他に行く場所がないんだ。他に行く場所がないんだ。俺には何もないんだ。」
メイヨは本音を漏らした後、徐々に心を開いていき同期とも友情を育んでいくのです。
9.フォーリー軍曹の名言
「ここから立ち去れ」
卒業式の日にメイヨはフォーリー軍曹に銀貨をプレゼントします。軍曹はそれを受け取り、こう言うのです。「おめでとう、メイヨ少尉」。
メイヨは彼に「あなたのことは絶対に忘れません、軍曹」と敬礼します。彼は続けて「あなたでなかったら、この銀貨を作ってはいなかったです」と感謝を表すのです。
てれを隠すためか軍曹は軍曹らしく「ここから立ち去れ」とメイヨに言います。厳しかった軍曹にメイヨが感謝を表した感動のシーンでした。
10.ポーラの名言
「私はあなたとは違うのよ!」
シドの死後、メイヨは彼女のポーラ(デブラ・ウィンガー)と共にリネットの元へ向かいます。そこでメイヨはシドの死をリネットのせいだと言って責め立てます。リネットは士官と結婚したいのであって、士官であるならば誰でも良かったのです。そんなリネットにポーラも愛想をつかします。
ポーラが立ち去る際にリネットは彼女に向かって「あなたは私と変わらないのよ」と言います。それに対してポーラが言ったのがこちらの名言でした。