タップできる目次
- 夢を犠牲にし誠実で真面目に働いてきた主人公。しかし身内のささいなミスで大金を失ってしまった彼は、全てに絶望して自殺を図る。
- 当時メディア王だったケーンは「バラのつぼみ」という言葉を残して亡くなる。ニュース記者はその言葉の意味を追うことに。
- 金鉱を探し求め深い雪山にやってきたチャーリー。仲間と共に無事金鉱は見つかるのか?喜劇王チャップリンの最高傑作。
- 戦火近づくカサブランカは自由を求めて渡米しようとする人々で溢れていた。ナイトクラブを経営するリックの元へやって来た人物の妻は、かつての彼の恋人だった……
- ローマを訪問したアン王女はハードなスケジュールでお疲れの様子。落ち着かない彼女はお忍びで夜のローマへ繰り出すことに。
- サイレント映画全盛の時代、ドンとリナは誰もが憧れる映画スターだった。しかし時代はトーキー(有声映画)へ。慌ててトーキーを作ろうとするもリナは致命的な悪声で……
- 1932年アラバマ州。幼い息子と娘を持つ弁護士フィンチは、黒人トムの弁護を引き受けるが、町の人々はフィンチにつらく当たる。
夢を犠牲にし誠実で真面目に働いてきた主人公。しかし身内のささいなミスで大金を失ってしまった彼は、全てに絶望して自殺を図る。
古き良きハリウッドを最も感じた映画。 今となってはあり触れた、言わば道徳の教科書的なメッセージを、それはしばしば退屈になってしまいがちだけれど巧みな脚本・素晴らしいキャストによってその退屈さを感じさせることなくストレートに伝えていると思う。
当時メディア王だったケーンは「バラのつぼみ」という言葉を残して亡くなる。ニュース記者はその言葉の意味を追うことに。
今更ながら暇をくぐって古典映画の最高峰「市民ケーン」を拝見。映画好きを自称していながら、市民ケーンも見てないの?という自責の念をこれで解消w白黒の何十年も前の作品なので、正直楽しめるか疑問だった。しかし、その革新性は今なお現代人の鑑賞に堪えて余りあるメッセージを与えてくれた。カット割りや演出など、現代映画に影響を与え続けている今作品。そういう技術面、映画史的役割は別途専門家が論じているとしても、一人の人間が在野の権力としてあらゆる栄華を極めた後、何もかもを失い、最後に残した人生の真実とは何か。私もまた心に「バラのつぼみ」を抱き、それを決して忘れないような生涯を歩みたい。オーソン・ウェルズが人類に残した至極の名画は、今もなお輝き続けていた。
金鉱を探し求め深い雪山にやってきたチャーリー。仲間と共に無事金鉱は見つかるのか?喜劇王チャップリンの最高傑作。
ドタバタコメディの元祖といえば「黄金狂時代」! チャップリン自身も「チャーリーといえば、まずこの作品のチャーリーを思い浮かべてほしい」と口にし続けたそうです。 主人公チャーリー、ゴールドラッシュで一攫千金を求めてアラスカに来たのはいいけれど、猛吹雪に苦しみたどり着いたのはおんぼろ小屋。 寒さと飢えに耐え切れず、自分の靴を鍋で煮て食べるシーンにはめちゃめちゃ笑えます! 奇抜な発想続きのドタバタコメディです。 チャップリンはやっぱりおもしろい~
戦火近づくカサブランカは自由を求めて渡米しようとする人々で溢れていた。ナイトクラブを経営するリックの元へやって来た人物の妻は、かつての彼の恋人だった……
若い頃に観たからか、リックがいつまでも別れた女のことをネチネチ言ってるな〜と思ったけど、今ならわかるな、こんな女とは二度と巡り会えないと。
ローマを訪問したアン王女はハードなスケジュールでお疲れの様子。落ち着かない彼女はお忍びで夜のローマへ繰り出すことに。
ローマを訪問した某国王女、過密なスケジュール・日々の窮屈さから一人逃亡。そこで出会った一人新聞記者とローマの街を駆け巡り... 初見でしたが、名作と言われるのも納得です。ずっとにやにやして見てられる良いもんですね!オードリー・ヘップバーン美しい!可愛い!“thank you”の言い方可愛い!!あー、皆この笑顔にやられたんだな... アン王女本来の顔はとても愛らしく、しかし本来の居場所であり、義務を全うする彼女もまた美しい。甘酸っぱい1日からほろ苦いふたりの切なさがじわじわと身に染みる素晴らしい映画でした。
サイレント映画全盛の時代、ドンとリナは誰もが憧れる映画スターだった。しかし時代はトーキー(有声映画)へ。慌ててトーキーを作ろうとするもリナは致命的な悪声で……
梅雨の長雨に耐えかねて。 無声映画からトーキーへと移り変わる1930年代が舞台。無声映画のスターたちが世界初のトーキー「ジャズシンガー」の爆発的なヒットを機に、そちらへと活躍の場を移していく様をユーモラスに描いた群像劇です。 この映画の振り付けと監督も担当する主演ジーン・ケリー(役名:ドン)を筆頭に、当時のスターたちが共演するアメリカを代表する傑作ミュージカル。この当時の役者って、こんなにも芸達者なひとばかりだったのかと驚かされるばかりです。 「雨に唄えば」と言えば、ドンが黒の雨傘を肩に担いでニューヨークの道を歌い踊るシーンが言わずもがなに有名ですが、雨のシーンはワンシーンのみ。それよりも当時としては珍しい、特撮を駆使したポップなダンスシーンの連続に目を見張ります。 全員がプロ中のプロといった映画なのですが、敵役のジーン・ヘイゲン、相棒役のドナルド・オコナーの特筆ときたら!梅雨の憂鬱を吹き飛ばすスタンダードナンバーも素敵です。
1932年アラバマ州。幼い息子と娘を持つ弁護士フィンチは、黒人トムの弁護を引き受けるが、町の人々はフィンチにつらく当たる。
時代背景が色濃く映し出されていて、メッセージ性の強い作品。グレゴリーペック演じるアティカスがTHE 紳士という感じで素敵♡