映画『ザ・コンサルタント』の日本公開が決定
ベン・アフレックが裏社会とかかわりを持つ会計士を好演!
ベン・アフレック演じる主人公クリスチャン・ウルフは、特殊な人物で数字を扱うことに異様な才能を見せ、幼少から特別な教育を受けます。そのことから人格も変わっており、その異様さは本編でも垣間見られます。
映画『ゴーン・ガール』以来のスリラー映画にに取り組むベン・アフレック!
近年に公開されたDC作品『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『スーサイド・スクワッド』とは、一味違った一面が見られそうです。
べン・アフレック主演の話題作、アメリカでは2016年8月に公開された本作。日本では2017年1月21日に公開されました。
映画『ザ・コンサルタント』のあらすじ
クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、人よりも数字に愛着があり数学に秀でた才能を持つ人物。
小さな町の会計を担う公認会計士として事務所を経営しながら、裏では世界に数多くある危険な犯罪組織の財務を任されるフリーランスの会計士として活躍していました。
米国財務省における犯罪捜査部門は、クリスチャンに目星をつけます。そのような中クリスチャンは顧客として、社会的地位を確立し最新のロボット開発技術を持つ製造会社が数百万ドルに及ぶ粉飾決算を行っているということを他の会計士の発見により察知。
しかしクリスチャンは会計帳簿をつぶさに精査し、疑惑を暴き真実に迫ります。それは多くの死者を出す可能性のある事件の始まりでもあったのです。
『ザ・コンサルタント』の出演キャスト
主人公クリスチャンを演じるのは、ベン・アフレック!
裏社会で会計士として生きるクリスチャンは、銃の扱いに秀でているうえに格闘センスもあり、様々な語学にも通ずるという、あらゆる才能の持ち主です!
一方、ベン・アフレック自身はポーカー好きでプロに個人指導を受けるほどの頭脳派です。2004年にワールド・ポーカー・ツアーのファイナルトーナメントにも出場しました。
デイナを演じるアナ・ケンドリックは舞台女優としても有名
映画会社から子役デビューでキャリアをスタートします。13歳の時にブロードウェイのミュージカル『ハイ・ソサイエティー』に出演したアナ・ケンドリック。トニー賞で最優秀新人女優賞にもノミネートされています。
本編では、自身も会計士としてクリスチャン・ウルフと出会います。
マリべス・メディナを演じるのはシンシア・アダイ=ロビンソン
本編では、米国財務省アナリスト役を演じ真実を追い求めます。マリべス・メディナは際立って優秀で上司のために働くことに喜びを感じています。彼女の過去には何かしらいわくがあるようです。
シンシア・アダイ=ロビンソンは過去に出演した映画『スパルタカスIII ザ・ファイナル』で、映画撮影のため米国海兵隊やニュージーランド特殊部隊の訓練に参加した経験があります。
レイ・キングを演じるジョナサン・キンブル・シモンズは『スパイダーマン3』にも出演。
本編では、米国財務省の犯罪捜査部門を率いる人物として、気難しい役を演じています。スパイダーマンでは、ピーターに激を飛ばす編集長ジョン・ジョナ・ジェイムソン役でもお馴染みですよね。
映画『セッション』で、オーストラリア・アカデミーのシネマ&テレビ芸術賞やその他多数の助演男優賞に輝き、功績を残しています。私生活では、メジャーリーグのデトロイト・タイガースの大ファンで始球式にも出るほどで、幅広く活躍しています。
ラマー・ブラックを大御所のジョン・リスゴー!
舞台俳優と歌手を兼ね、映画、テレビドラマで数々の賞を冠するジョン・アーサー・リスゴーがラマー・ブラックという役を演じます。
元女優の母と演劇演出家でありプロデューサーの父の間に生まれ、父親の仕事の都合上幼少のころは引っ越しの多い環境で育ちました。
ハーバード大学を優秀な成績で卒業。グラミー賞のみならず、子どものための輝かしい制作を行った者に贈られるペアレンツ・チョイス・アワードを二度受賞しています。
フランシス・シルバーバーグを演じるジェフリー・タンバ―は『CSI:科学捜査班 』にも出演している俳優
長年の俳優経歴において、多数の映画・テレビドラマに出演しています。
ジェフリー・ミカエル・タンバ―は五人の子供の父親。二度目の結婚で孫と息子を四日違いで授かるというミラクルも経験しました。
年齢が70代の時には、肩まで美しいブロンドを持つ女性役にも挑戦したジェフリー。この役を演じるにあたって役作りのため通行人の女性をつぶさに観察、熱演します!
『ザ・コンサルタント』のガンアクションだけじゃない見どころ!
卓越した才能を持つがゆえに人とは異なった成長過程を歩まされてしまった主人公クリスチャン・ウルフ。
その特殊な才能が会計士という数学能力を生かす職につかせたのです。またその稀有な人格が裏社会と通じることにより、何を感じ、何を得ようとするでしょうか?
米国財務省の犯罪捜査部門は三年間100人以上の犯罪エージェントを調査し、ある一人のエージェントである主人公にたどり着きます。
その男は、裏社会の帳簿を賄うことに人生を賭して取り組んでいるのでしょうか?地球上のあらゆる裏社会である武装集団、闇の企業連合、武器密売人、違法金融取引業者、殺し屋、それらと対等に渡り合う一人の男...。
気になるネタバレは...?
クリスチャンは会計士デイナにより、ロボティックス社が多額の横領を行っていることを察知し、彼はロボティックス社の15年分の帳簿を1夜で調べあげ、61億円もの金額を横領していることを発見します。
この出来事を境に、クリスチャンたちは謎の殺し屋たちに命を狙われることに。
まず、命を狙われたのは社長ラマーの友人エド。次にクリスチャンは顧客の老夫婦の自宅で命を狙われます。
殺し屋たちは老夫婦を人質にクリスチャンを殺す予定でしたが、クリスチャンの狙撃能力の高さに殺し屋たちは見事惨敗。クリスチャンは同じく会計士のデイナも命を狙われているのではないかと思い、デイナの元を訪れると、予想通り彼女は殺し屋たちに捉えられていました。
デイナの窮地をクリスチャンは危機一髪で救い出しますが、自分たちが殺し屋から狙われていることを知った二人はホテルへと身を隠します。何か事情を知っていそうなラマーの妹、リタから情報を得ようとクリスチャンはリタに会いに行きますが、時はすでに遅く、リタは頭を撃ち抜かれてしまっていました。
リタが殺されたことからラマーが主犯格であるとわかったクリスチャンは彼らのアジトであるラマーの邸宅へ向かいます。アジトではラマーと殺し屋たちが予想以上に会計士として優秀なクリスチャン、そして殺し屋としての腕も高かった彼の今後の対応について話し合っていました。
そこに高射砲でクリスチャンが発砲!外部警備の担当者を次々に殺していきます。次に内部に潜入し、次々に殺し屋たちを殺していくクリスチャン。あまりの鮮やかな手さばきに殺し屋たちのリーダーもびっくりしてしまいます。
そして、そんな中クリスチャンは「ソロモン・グランディ」を口ずさみます。ただ、その曲を口ずさむのはクリスチャンだけでなく、殺し屋たちのリーダーも口ずさむのでした。なんと、殺し屋たちのリーダーはクリスチャンの弟。10年ぶりに再会した2人は殴り合いの末和解。そしてクリスチャンはラマーを殺します。