映画『暗黒女子』あらすじ・キャスト【清水富美加×飯豊まりえでイヤミスを実写化】

2017年7月6日更新

名門女子高のカリスマ女子高生、白石いつみがある日屋上から転落、謎の死を遂げます。いつみが会長を務めていた文学サークルのメンバーに疑いの目が。いったい白石いつみの身には何があったのか。女子高ならではの愛憎渦巻く青春ミステリーです。

『暗黒女子』が2017年4月公開!大人気小説がついに実写映画化!

秋吉理香子の同名小説を実写映画化した『暗黒女子』は、名門女子高を舞台に繰り広げられる少女たちの美しくも残酷愛憎劇を描いた作品です。

後味の悪いミステリー、「イヤミス」の名作として人気が高い小説『暗黒女子』が話題の女優たちにより実写映画化されることになりました。原作の世界観をどのように見せてくれるのか、早くも話題となっています。本作は4月1日公開です。

『暗黒女子』主演の清水富美加は予定通り出演

2017年2月中旬に世間を突然騒がせた、清水富美加の「幸福の科学」への出家宣言。彼女は出家宣言をする数日前からいくつかの仕事をキャンセルしており、医者からドクターストップがかかっていると言います。

清水富美加は本作以外に『東京喰種』や『笑う招き猫』など今後公開予定の映画に出演することが決定していたため、それぞれの作品に対してどのような対応になるのかが気になるところ。撮影がすでに終わっている本作は、予定通り公開されるとのことです。

『暗黒女子』のあらすじ

暗黒女子

©2017「暗黒女子」製作委員会 ©秋吉理香子/双葉社

名門セレブ女子高である聖母マリア女子高等学院で、学園一の人気を誇るカリスマ、白石いつみが謎の死を遂げます。

白石いつみが主宰していたサークルの中に、彼女を殺した犯人がいると学園内では嫌な噂が流れ始めましたが、いつみの親友の澄川小百合は、サークルの会長を引き継ぎました。小百合は、部員たちが自作した物語の朗読会を開催し、いつみの死の真相に迫ろうとします。

小百合が提案した物語のテーマは「いつみの死について」。犯人を告発する物語を一人ひとり発表していくことになり、5つの物語の中に隠された真実と不穏な空気が5人の少女たちを取り囲みます。

実写映画『暗黒女子』主な出演キャスト

澄川小百合/清水富美加

謎の死を遂げた白石いつみの親友であり、文学サークルの会長を引き継いだ澄川小百合を演じるのは清水富美加です。

『仮面ライダーフォーゼ』の城島ユウキ役で知られる清水富美加の芸能活動は、ファッション雑誌『ラブベリー』の専属モデルに始まります。その後もモデルやグラビアなど様々な仕事を経て、2010年にはミスマガジン賞を受賞し、一躍人気女優と成りました。

2011年には『アバター』で映画初出演を果たし、2016年10月スタートの連続ドラマ『家政夫のミタゾノ』に花田すみれ役で出演しています。

白石いつみ/飯豊まりえ

屋上から転落死する学園一のカリスマ、白石いつみ役は飯豊まりえが務めています。

飯豊まりえは、小学生向けの雑誌『ニコ☆プチ』の専属モデルとしてデビューし、2011年より姉妹誌の『nicola』で専属モデルを務めます。2013年には『獣電戦隊キョウリュウジャー』で2代目キョウリュウバイオレットを熱演した彼女は、2016年のドラマ『好きな人がいること』での二宮風花役も記憶に新しいです。

その他の実写キャスト

高岡志夜/清野菜名

『暗黒女子』で文学サークルのメンバーである高岡志夜を演じたのは、清野菜名。

2007年に雑誌『ピチレモン』の専属モデルとしてデビューした清野菜名は、ヤングジャンプと週間プレイボーイの合同企画「グラビアJAPAN」で準グランプリを獲得、グラビアでも活躍を始めます。2011年に映画『TOKYO TRIBE』のヒロイン役をオーディションで勝ち取り、一躍人気女優となりました。

デイアナ・デチェヴァ/玉城ティナ

人気モデルの玉城ティナは、外国人留学生であるデイアナ・デチェヴァ役を務めています。

2012年にファッション雑誌『ViVi』の専属モデルとしてデビューした玉城ティナは、最近女優としての活躍が目覚ましく、2016年には『オオカミ少女と黒王子』を始め3本の映画に出演し、2017年にはこの『暗黒女子』の他に『PとJK』が公開されます。

小南あかね/小島梨里杏

小南あかね役を務める小島梨里杏は、幼いころから子役として活躍していました。

2011年のヤングジャンプと週間プレイボーイの合同企画『グラビアJAPAN2011』で週間プレイボーイ賞を受賞し、注目を集めます。2014年に出演した特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』でのミオ/トッキュウ3号役で広く知られる女優となりました。

二谷美礼/平祐奈

文学サークルのメンバーの中で、一人だけ学年が下の二谷美礼を演じるのは平祐奈です。女優の平愛梨の妹である平祐奈は、映画『奇跡』のオーディションがきっかけでデビューします。その後は2011年から『Rの法則』に出演し、2015年には『JKは雪女』でドラマ初主演を果たします。

北条/千葉雄大

文学サークルの顧問を演じるのは俳優・千葉雄大です。2010年に『天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイレッド役でデビューした千葉雄大は、2017年は『帝一の國』や『兄に愛されすぎて困ってます』など多数の作品に出演が決定しています。

本作では女子高生たちの闇に翻弄される教師役で出演しています。

実写映画『暗黒女子』の監督を務めるのは耶雲哉治

映画『暗黒女子』の監督を務めるのは耶雲哉治です。映画以外にも、さまざまなジャンルの映像作品に携わる耶雲哉治は、映画館で上映されているCM「NO MORE 映画泥棒」手がけたことでも知られています。

2014年には初となる長編映画『百瀬、こっちを向いて。』が公開されました。この映画は元ももいろクローバーの早見あかりが主演を務めています。

主題歌はCharisma.comが担当することに決定!

主題歌を担当するのは、これまでにない新しい魅力で急激に注目を集めている女性ラップユニットのCharisma.comです。

女性二人組と言うポップなビジュアルと毒のある歌詞の中にもユーモアを感じさせる音楽性とのギャップが、現代女子の中にはびこるフラストレーションなどの負の感情を表現し、独創的な世界を創り出しています。

映画『暗黒女子』の耶雲哉治監督は、主題歌の魅力について次のようにコメントしています。

「『暗黒女子』の毒と美しさというテーマを、主題歌として体現できるものを考えていて、カリスマドットコムさんがいいのではと考えました。彼女たちの音楽は、言葉が面白くて毒があり、女性の本音みたいなところが歌詞で出ている。ポップでオシャレでかわいくて女性ユニット2人、この映画にピッタリと思いお願いしました。 『暗黒女子』は最後に大どんでん返しがあります。劇中の音楽はクラシック音楽満載ですが、観終わって主題歌の「#hashdark(ハッシュダーク)」が流れ、ポップに女性の本音を伝えていく。本編とは全く違う曲が流れてきます。ある意味、大どんでん返しであり、主題歌含めて一本の映画になったと思いました。」

主題歌「#hashdark」を一つの要素として完成される映画『暗黒女子』。公開が待ち遠しいですね!

映画の冒頭13分映像が公開!

映画公開に先駆け、物語の冒頭13分がノーカットで公開されました。映画はすでに白石いつみが亡くなってしまった現在から始まり、それぞれの視点で過去を振り返るように展開されるようです。

いつみが亡くなって初めて開かれる文学サロンでの定例会。ここでは毎回どんな具が入ってるか分からない「闇鍋」を食べながら、各自が執筆した小説を読み合います。いつみの後を継いで文学サークルの会長となった澄川小百合が選んだ今回のテーマは「いつみの死」。

冒頭シーンではまず、平祐奈演じる二谷美礼が小説を朗読。彼女といつみの出会いが明らかになっていきます…。

千葉雄大も!裏の顔が闇すぎる

暗黒女子

©2017「暗黒女子」製作委員会 ©秋吉理香子/双葉社

予告編から伝わってくるのは、それぞれのキャラクターの裏の顔が闇すぎるということ。

玉城ティナ演じるデイアナ・デチェヴァが人形にナイフを突き立てるなど衝撃の行動に出たかと思いきや、平祐奈演じる二谷美礼は老人からお金を受け取る姿があるなど、彼女たちが演じるキャラクターの闇は深そうです。

さらに文学サークルの顧問を務める北条は、生徒たちと禁断の関係に…?「イヤミス」と呼び声の高い本作には欠かせない設定になっています。

ラスト24分、あなたは必ず騙される!?

あくまでもいつみは被害者として描かれていますが、そんないつみの裏の顔が垣間見える本編映像が公開されました。闇鍋でメンバーの小説を読み上げている最中、小百合がいつみの小説を読み上げます。

徐々に明らかになる生徒たちの裏の顔。物語のラスト24分から目が離せません。

また印象的な清水富美加の演技は、アナウンサーの滝川クリステルを参考にしたそうです。映画本編の終盤では脚本になかった設定を、清水の提案で追加。彼女は本作に出演しただけでなく、積極的に作品制作にも携わりました。

映画『暗黒女子』の見どころ

学園一の人気者である白石いつみの謎の死をめぐって、女子高を舞台に嫉妬と秘密が渦巻く新感覚ミステリー『暗黒女子』。

春期の女子特有のキラキラとしていて美しいけれど、不気味で残酷でもある感情を見事に描いています。少女たちそれぞれの感情は、女子であるならば誰の中にも存在している闇の部分。女性は共感を覚え、男性は恐怖を覚える、本格ミステリーでありながら最高にリアルなガールズムービーです。

【ネタバレ注意】原作漫画『暗黒女子』のストーリーは?

舞台となるのは、名門お嬢様校である聖母女子高等学院。その中でも学園一のカリスマ的存在・白石いつみが、突然屋上から謎の転落死を遂げます。事故なのか、自殺なのか、はたまた他殺なのか・・・。そしていつみが転落した際、手に握りしめていた「すずらんの花」に込められた意味とは?

真相が謎に包まれる中、容疑者となったのは、いつみが部長を務める文学サークルに所属する部員たち。文学サークルの定例会とされる「詩の朗読会」で、それぞれが持ち寄った具材を使った闇鍋を食べながら、いつみの死をテーマにした小説を朗読していきます。

見事に食い違うそれぞれの証言。そして鍋の中身を唯一知る、現会長でありいつみの親友でもある澄川小百合が一番最後に朗読を行い、その口から衝撃の言葉が伝えられます。

なんと、小百合が読むのはいつみ本人が書いたものでした。小百合の告発が込められたその小説の内容とは、「自分が主役として輝けるために、5人の秘密を握り忠誠を誓わせること」、それを裏切られ、自身の秘密だったサークル顧問・北条先生との恋愛関係が破局したと考えたいつみの、5人への復讐劇でした。

実際いつみは死んではおらず、今日死ぬのは闇鍋に仕込まれたすずらんの毒を食した5人の部員たち。それぞれが書いた小説はそのまま遺書となるというシナリオだと、いつみの小説は語ります。驚愕する部員たちを前に、小百合はさらに続けます。

しかし今この場にいつみはいない、部員たちの体調に変化もない、そして、いつみの存在を匂わせる闇鍋の中身・・・。それが意味する事は、ただ一つ。物語の本当の首謀者と化した小百合によって、闇鍋ではなく紅茶に仕込まれたすずらんの毒で殺されたのはいつみでした。

予想を大きく裏切る後味の悪い結末は、まさにイヤミスの傑作となっています!