2017年7月6日更新

いつかは映画で見たい仲良しアメコミバディ10選

このページにはプロモーションが含まれています
アベンジャーズ

AD

1.バットマンとナイトウィング

ファンは長い間バットマンが様々な味方と共に、戦う姿を大スクリーンで見てきました。 『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』ではバットマンとその相棒で初代ロビンであるディック・グレイソンが、ヴィランのMr.フリーズからゴッサムシティを守るために戦います。しかしこの作品、公開から20年近くが経っても失敗作として有名です。 また『ダークナイト』3部作ではバットマンはゴッサムシティの市民の味方として正義のために戦いました。 DCコミックスのスーパーヒーローたちが同じ世界観を共有するDC・エクステンディッド・ユニバース(以下DCEU)の映画作品『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』では、歴代ロビンの誰かがジョーカーにより殺されたことが明かされました。ここで殺されたのは2代目ロビンであるジェイソン・トッドではないかと推測されています。 ファンの間では初代ロビンであるディック・グレイソンはまだどこかで生きていて、おそらくナイトウィングとして悪と戦っているだろうと考えられているのです。 製作中のバットマン最新作で、そろそろバットマンことブルース・ウェインと初代ロビンのディックが関係を修復してもよいころです。 ディックは自らの意志でブルースのもとを去ったのですから、以前のようにバットマンを支える相棒という立場で登場することは難しいかもしれません。しかしスーパーヒーロー同士、対等な関係を築けるのであればディックとブルースが手を組むこともできるでしょう。 新たなヴィランがゴッサムシティを脅かすとき、初代の特別な2人組を再結成させるよりも良い方法があるでしょうか?

2.グリーン・ランタンとグリーン・アロー

グリーン・ランタンとグリーン・アローはコミック『シルバー・エイジ』で長年にわたって、DCコミックスのスーパーヒーロたちが強大な敵に立ち向かうために集結したジャスティス・リーグのチームメイトでした。この傑出したコンビを生み出した作者のデニス・オニールとニール・アダムスには感謝したいものです。 1960年代から1970年代初期にコミック『グリーン・ランタン/グリーン・アロー』で、この2人は全米をまたにかけてともに悪と戦っていましたが、同時に政治的イデオロギーの対立について議論する様子も描かれていました。 グリーン・ランタンとグリーン・アローが平和を守るために手を組んでからは長い時間が経っています。それでもなお彼らの歴史を考えれば、それは大スクリーンでバディとして共演させるのに十分な動機になります。 グリーン・ランタンとグリーン・アローだけの作品であることにこだわらなくてもいいのです。例えばDCコミックスのヒーローたちが集結する『ジャスティス・リーグ(原題)』シリーズの作品中、物語の冒頭で2人がひとつの事件を担当するものの、その後起きた問題によって他のヒーローたちとチームを再編成することになる、というストーリーも可能でしょう。 つまり、イデオロギーの違いによる議論があったとしても、それは単なる飾りにすぎないのです。

3.ブースターゴールドとブルービートル

コメディ要素の強いコミック『ジャスティス・リーグ・インターナショナル』で、ブースターゴールドとブルービートルの男の友情は毎回、見どころのひとつとなっています。 ブースターゴールドは未来から名声と栄光を求めて現代に来た元フットボール選手です。一方のブルービートルは億万長者の発明家です。古代の秘宝スカラベの力を利用できなかったため、スカラベに代わる装置を発明し活動します。 二人のいたずらは読者を楽しませていますが、なにより重要なことはブースターゴールドとブルービートルが抜群のチームワークを発揮しているという点です。 2015年にブースターゴールドとブルービートルの映画が製作中とのうわさがありましたが、その後、脚本家のザック・ステンツがブースター単独主演の映画を執筆するという情報も流れました。 ブースターが主役であってもブルービートルが脇を固めないのは残念です。もちろんどちらのヒーローも単独でも十分に輝いていますが、やはり一緒にいる時が一番魅力的です。

4.ハーレイ・クインとポイズン・アイビー

ハーレイ・クインと頻繁に手を組むバットマンのヴィランはジョーカーだけではありません。クラウンことジョーカーと行動しているときやひとりで騒動を起こしているとき以外には、ポイズン・アイビーと連れ立っていることがよくあります。 ハーレイ・クインとポイズン・アイビーは親友で、2人にスポットを当てたコミックも出版されています。こうしたオープンな関係が2人をよりパワーアップさせています。 『スーサイド・スクワッド』ではジョーカーとハーレイが再び相棒として戻ったところで終わりました。しかしDCEUがコミックに忠実であるならば、いつかハーレイはジョーカーの横暴な行動から逃げて自身の幸せのためにジョーカーのもとを去るでしょう。 そうなったときには、次に進む場所を見つける過程でハーレイがポイズン・アイビーに出会い二人が一緒に犯罪を実行し始めることが期待できます。 製作が予定されているハーレイ主演のスピンオフ作品はDCコミックスに登場する女性のヒーローやヴィランが活躍するとみられており、二人が大暴れする舞台として最も有力な作品になりそうです。

5.グリーン・アローとブラックキャナリー

ドラマシリーズ『ARROW/アロー』ではグリーン・アローことオリバー・クイーンとブラックキャナリーことダイナ・ローレル・ランスの関係に、コミックとは違う独自の内容が盛り込まれています。オリバーとローレルはコミックでは恋人同士ですが、ドラマシリーズでは別れ、オリバーには新たな恋人がいます。 さらにシーズン4ではローレルが死ぬという展開になっているのです。多くのファンは、このストーリーに納得がいかなかったのではないでしょうか。 2016年の時点ではグリーン・アローとブラックキャナリーがDCEUに登場するという公式発表はありません。しかし実写版で2人のロマンスに二度目のチャンスを与えるには、この2人を主役にすることが最善の方法かもしれません。 グリーン・アローとブラックキャナリーはコミックではいつも一緒というわけではありませんが、その関係は間違いなくもっともよく知られたDCスーパーヒーロー同士のカップルです。 2020年以降、DC はグリーン・アローとブラックキャナリーの映画製作を検討するのではないでしょうか。そしてその作品はもしかしたらコミック『Green Arrow: Rebirth』のストーリーから影響を受けるかもしれません。 どちらのヒーローもしばらくは悪と戦ってきましたが、この物語でついに出会うでしょうし、最大の敵と戦う過程で恋に落ちるでしょう。グリーン・アローとブラックキャナリーの関係はコミックでは大人気なので、たとえ時間がかかったとしても必ず大スクリーンで観たいですね。

6.アイアンマンとドクター・ストレンジ

マーベルのヒーローたちが同じ世界観を共有するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)には、アイアンマンこと起業家トニー・スタークとハルクことブルース・バナー博士のクールな科学者コンビがいます。ですが髭が印象的なこの2人、アイアンマンとドクター・ストレンジの共演も見てみたいですね。 ドクター・ストレンジはベネディクト・カンバーバッチが、アイアンマンはロバート・ダウニー・Jr.が演じるキャラクターです。この友情がスポットライトを浴びてもいいのではないでしょうか。 しかもこの俳優たちには“シャーロック・ホームズ”を演じているという共通点があります。ベネディクト・カンバーバッチはドラマ『SHERLOCKシャーロック』に、ロバート・ダウニー・Jr.は映画『シャーロック・ホームズ』に出演しています。 可能性を考えるだけでワクワクしますね!

7.ルーク・ケイジとアイアン・フィスト

ルーク・ケイジとアイアン・フィストはコミック本ではキャラクター自身の歴史と同じくらい古くからの親友です。 ルーク・ケイジとアイアン・フィストはコミックでは最高のバディで、それぞれのキャラクターが別々に登場するというよりむしろ、たいていシリーズでは2人1組で描かれています。 前述のアイアンマンとドクター・ストレンジは『ドクター・ストレンジ』(2017年公開)での共演が噂されいますが、ルーク・ケイジとアイアン・フィストもまた、ミニシリーズドラマ『ディフェンダーズ』での共演が実現しそうです。彼らは本当に仲が良いので一緒に作品に登場するのが楽しみですね。

8.ケーブルとデッドプール

ケーブルとデッドプールは『デッドプール』でデッドプール自身が告知したように、『デッドプール2(原題)』で共演することがすでに知られています。この2人はお互いを疎ましく思っているのに離れられない、切っても切れない関係としてコミック界でも有名です。 ケーブルは戦闘の達人であり、ひどい暗黒の未来からやってきました。世界をより良くしたいと願っています。 一方のデッドープールはおバカで不死身な傭兵なのですが、金次第でヒーローにもヴィランにもなるというケーブルとは正反対のキャラクター。 2人がコンビを組めばこの対照的なキャラクターが素晴らしい作品を生み出すでしょう。『デッドプール2(原題)』の公開が楽しみですね!

9.フラッシュとグリーン・ランタン

ジャスティス・リーグで、フラッシュとサイボーグが肩を並べともに戦い続ける姿を見られるのは嬉しいものです。 しかしコミックではスカーレット・スピードスターことフラッシュはグリーン・ランタンの親友です。フラッシュもグリーン・ランタンも複数の人物により受け継がれているヒーローですが、この友情は普段は一般市民、時にはヒーローとして2つの顔を持つ歴代のフラッシュとグリーン・ランタンの間に存在しています。 2016年の時点では2020年に『グリーン・ランタン・コア(原題)』の全米公開が予定されています。グリーン・ランタン・コアとは宇宙の平和維持のために活動する警察組織で、グリーン・ランタンもその一員です。 また、2019年全米公開予定の『ジャスティス・リーグ パート2(原題)』に、グリーン・ランタンのうち少なくとも一人が出演するとの噂があります。 どちらにしてもいつかは宇宙で活躍するグリーン・ランタンが地球のヒーローたちとつながり、そのあかつきにはフラッシュと歴代グリーン・ランタンの誰かが(バリーは地球上ではフラッシュなので、なるべくならハルが)ともにミッションに挑戦し、コミックと同じ関係を築くことも可能になるでしょう。

10.ミスター・ミラクルとビッグ・バルダ

フォースワールドとはDCコミックスの神々であるニューゴッズと悪の惑星アポコリプスからなる世界です。このフォースワールドを舞台にした作品が製作される日も近そうです。 この作品でジャスティス・リーグのヴィランには、ステッペンウルフかダークサイドが候補に挙がっているかもしれません。 それでもやはり結局は、DCユニバースにおけるニューゴッズのヒーローが必要です。それならばミスター・ミラクルとビッグ・バルダがいいでしょう。 この2人はニューゴッズの世界で最も有名なヒーローです。両者は悪の惑星アポコリプスの独裁者であるダークサイドのもとで生き延びた悲劇的な歴史を持っています。 DCがニューゴッズの映画を作製するといううわさに懐疑的な意見が多かったとしても、ミスター・ミラクルとビッグ・バルダはこのプロジェクトにはぴったりの主人公となるでしょう。 バルダは強靭な力の持ち主で、ミラクルは世界一の脱出の名人です。一緒ならば最高のスーパーヒーローバディとなるでしょうし、グリーン・アローとブラックキャナリーのようにDCユニバースの中でも有名な愛し合うカップルでもあるのです。 ニューゴッズが登場するときには、この2人に物語をリードしてもらいたいですね。