2017年7月6日更新

映画『聖の青春』のあらすじ・キャスト【松山ケンイチ主演】

聖の青春 松山ケンイチ

「東の羽生、西の村山」と並び称され、羽生善治を追い詰めた天才騎士・村山聖。余命を覚悟し、それでもなお将棋と向き合い闘い続けた、最期の4年間。涙なしでは見られない本作のあらすじやキャストの情報をご紹介します。

難病と闘い、将棋ににすべてをかけた棋士の生き様を描く『聖の青春』

100年に1人の天才として名高い羽生善治と並び称されながら、病に侵され若干29歳という若さで亡くなった、天才棋士・村山聖の生涯を描いたノンフィクション小説の映像化作品です。

将棋に全てを捧げた主人公村山聖を松山ケンイチ、村山聖の最大のライバル羽生善治を東出昌大が演じます。2人の鬼気迫る対局シーンは緊迫感と臨場感あふれ、見るものを引き込みます。

映画『聖の青春』のあらすじ

“西の怪童”と呼ばれる新世代のプロ棋士、村山聖。彼は幼少時より腎臓の難病を患い無理のきかない身体をおして、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けていました。そんな彼の前に立ちはだかったのは天才棋士・羽生善治でした。

聖は羽生との初対局で必死に食らいつくが負けてしまいます。聖は、どうしても羽生の側で将棋を打ちたいという思いから、家族や仲間に反対されつつも上京します。周囲は、散らかったアパートで酒を飲むと食って掛かる聖に呆れながらも、将棋に対する情熱、純粋さに魅せられていきます。

そんな中、羽生善治がタイトル七冠を達成すると聖はさらに羽生を意識し、より一層将棋に没頭していきました。並み居る上位棋士を下し、羽生が射程圏内になったころ、聖の身体に癌が見つかります。ですが聖は「将棋を続ければ、死ぬ」という忠告を聞き入れず、将棋を指し続けていきます。

命の期限が迫る中、命を懸けて将棋と向き合った男の物語です。

映画『聖の青春』のキャスト

病に侵されながらも、幼少期に触れた将棋に魅せられ、その命が尽きるまで将棋にすべてを注いだ天才棋士を松山ケンイチが演じます。

個性の強いキャラクターを演じることが多いながら、作品ごとに外見や演技を変える「カメレオン俳優」「憑依型俳優」と言われています。今回も役作りのために東京将棋会館に通いつめ、精神面、肉体面から“村山聖”になりきっています。

羽生善治/東出昌大

聖の生涯のライバルであり、憧れた天才棋士を東出昌大が演じます。

東出は、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビューを果たしました。本人と瓜二つの姿に驚きの声が上がるほど完成度の高い羽生善治は必見です。東出の劇中につけているメガネは羽生善治三冠から借りたものだそうです。

森信雄/リリー・フランキー

病気で苦しむ村山聖を支えた師匠の森信雄役はリリー・フランキーです。村山聖は15歳の頃に森信雄に弟子入りをしました。

リリー・フランキーは、俳優をはじめイラストレータ―、小説家、ミュージシャンなど多種多才な顔を持っています。

村山トミ子/竹下景子

村山聖の母親は、息子を病気にさせてしまったことに苦しみながらも、聖の夢を応援します。

竹下景子は、かつては「お嫁さんにしたい女優No.1」と言われた、ドラマや映画を中心に活躍する柔らかな存在感を放つ女優です。

江川貢/染谷将太

染谷将太はプロ棋士を目指す、村山聖の弟弟子役です。

7歳の頃から子役として映画を中心に芸能活動をはじめます。ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞するなど、注目の若手俳優の一人です。

森義隆監督が思う村山聖とは

森義隆監督は映画監督デビュー作品で、第13回新藤兼人賞銀賞、第30回ヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞。2012年公開の『宇宙兄弟』でも有名な監督です。現在はテレビ、映画、舞台と幅広く活躍されています。

森監督は今回の撮影に際し、将棋会館の将棋道場に通ったりもしたそうです。取材やヒアリングをする中で森監督が垣間見た村山聖像を下記のように話しています。

「取材や撮影をする中で村山さんの一貫していたキーワードが"孤独”だったなと感じています。ご両親に見せる顔、先崎さんに見せる顔、羽生さんに見せる顔、それぞれ違って多面性のある人物だなと感じたんです」
引用:top.tsite.jp

熱意をもって将棋に打ち込み、その命が燃え尽きるまですべてを注いだ『村山聖』の生き様がスクリーンで上映されるのが楽しみです。

『聖の青春』は2016年11月19日公開予定です。