話題の小説『火花』がついにドラマ化
京都国際映画祭でNetflixオリジナルドラマ「#火花」展を開催!
— Netflix『火花』公式 (@hibanajp) 2016年10月13日
「#火花」の世界観を体験できるうえ、ドラマ出演芸人のトークイベントも!
本日は【15:00/17:00】の2回、京都府の元・立誠小学校にて開催します!詳細→https://t.co/2RIBuulel8 pic.twitter.com/cKPxUkKiSD
『火花』は“読書芸人”としても知られるお笑いコンビ・ピースの又吉直樹原作の小説で、デビュー作にしていきなり第153回芥川賞を受賞し、大きな話題となりました。この作品が、2016年6月3日にインターネット映像配信サービス「Netflix」にて全世界190ヵ国に同時配信されています。
『火花』はお笑い芸人を主人公にした映画ということで、ここではそうした漫才や落語といったコメディアンをテーマにした作品をいくつかご紹介します。
1,劇団ひとりの小説が原作!号泣必至の映画
kashimori0846
自分がどれだけ望まれて生まれてきたか、それを知った瞬間、涙が止まらなかった。
Hiromi_Harada
タイムスリップものでよくある話ではあるけど、心に染みる。前半の大泉洋が底辺の生活を送る虚無感にすごい共感した。ウインナぁぁあああ!ってなる。底辺の人間だって生きている意味はきっとあるんだなって、ちょっと前向きになれる。劇団ひとりはすごいな。
作家や俳優としても活躍するマルチなお笑い芸人・劇団ひとりの小説を、彼自身が監督としてセルフ実写化した一作。2014年に公開されました。
40年前にタイムスリップした若手マジシャンが、同じくマジシャンだった若き日の父とコンビを組み、自身の出生をはじめとする家族の秘密を知っていきます。
主人公のマジシャン役に大泉洋が扮し、劇団ひとり自身も若い頃の父親役を好演しています。
2,品川祐が描く売れない漫才師の葛藤
1050Carnival
借金取りとの四人の掛け合いは神がかってると思う
品川さんの芸人愛を感じる
初めて役者さんの漫才で笑った
hon0711chi
おもしろかった!
品川の監督、脚本に驚きました。
撮り方が良い。切り替わるタイミングとか心の声、そういうのがよかったです。
話はありきたりでは、あるんやけど、出てくる芸人がいいよね。私がお笑い好きだからこんなに楽しめたのかな?
つっこみを評価する、佐藤隆太のトイレ?シーンが一番好きです。
ほかの作品も見てみたくなったね。
2011年に公開された『漫才ギャング』。自身の自伝的小説を映画化した『ドロップ』で監督デビューを果たしたお笑いコンビ、品川庄司の品川ヒロシの監督第2作。売れない漫才師を主人公とした友情や葛藤を描きます。
3,ロバート・デ・ニーロがコメディアンに!
taichimachima
ご存知マーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロコンビによる作品。デ・ニーロが演じるのはコメディアンを目指す青年。初めは彼が無名から成り上がるストーリーかと思っていたのですが、話が進むにつれ彼の行動はエスカレートしていき、最後はとんでもないことになります(笑)
タクシー・ドライバーの翌年公開と聞くと、なるほどなと思います。この時代の映画ってホント色々とカオスですよね。
見どころはやはり、ギャング映画では絶対観ることのできないデ・ニーロの演技でしょう。そして10分近い長セリフもすごいです。いやあ、この人すごいなあ。
mongorichop
いい話に見えるけど、狂ってる。
誰が悪いのか、誰がおかしいのかなんて、誰でもわかるのに最後の結果で、なぜかそれが正当されてしまう。怖い。
御大マーティン・スコセッシが、長年の相棒ロバート・デ・ニーロを用いて1984年に映画化した『キング・オブ・コメディ』。
人気コメディアンに憧れ、自身もそうなりたいと強く願う男が、その願望が妄想へと変わりついにそのコメディアンを誘拐し、代わりにテレビ出演しようと企みます。デ・ニーロ演じるコメディアン志望の男が、とにかく気持ち悪いことこの上ありません。
4,ドラマ『タイガー&ドラゴン』
人気脚本家の宮藤官九郎が手がけ、2005年に放送された落語ドラマ。落語に魅せられたヤクザが、昼は噺家、夜はヤクザという二重生活を送ることによって巻き起こる珍騒動を描きます。
5,ドラマ『赤めだか』
落語家・立川談春の自伝的エッセイをドラマ化したもので、立川談志に入門し、さまざまな苦難と葛藤を乗り越え、ついに真打昇進に至るまでの過程を描きます。2015年に放送され、嵐の二宮和也が談春役を、談志役をビートたけしが演じたことでも話題となりました。
5,松山ケンイチが役作りのために20キロ増した作品!
東京の下町を舞台に、若手落語家(二つ目)がソープ嬢や女子高生との出会いを通し、青春の断片を軽妙なタッチで綴っています。1981年の劇場初公開時は入場料995円(千円払うと5円=ご縁が来るというシャレ)も話題になりました。
後に『家族ゲーム』『それから』といった秀作を手がけた森田芳光監督の劇場デビュー作となり、2016年1月には、森田監督ゆかりのスタッフやキャストが集結し、本作の35年後を描いた続編『の・ようなもの のようなもの』も公開されました。
6,ドラマ『ちりとてちん』
2008年に放送された朝の連続テレビ小説で、貫地谷しほりがヒロインを務めました。
心配性な女子高生が、ひょんなことから上方落語に出会い、故郷の福井県若狭市を飛び出し大阪で落語家を目指しながら、恋や仕事に悪戦苦闘する姿を描きます。
7,国分太一が今昔亭三つ葉を熱演
MERC
落語って面白いかも!
と、自分の学部の落研寄席を観に行って思い、
この映画を観るに至りました。
展開がちょっと無理やりに感じられるところもありましたが、
原作を読むいいきっかけになりました。
国分くんのように色男の噺家さんがいたら
結構人気出るんじゃないのかしら、とか思ってしまいました(笑)
2007年に公開された映画『しゃべれども しゃべれども』。思うように腕が上がらずに悩む二つ目の落語家が、思わぬ形で落語を学びたいと願うワケありの3人に“話し方教室”を始めたことで起こる人間模様を描きます。
8,ドラマ『火花』
売れない芸人・徳永と先輩芸人・神谷との交流を通し、お笑い界で生きていく上での才気と挫折を描きます。徳永役に林遣都、神谷役に波岡一喜という若手実力派から、田口トモロヲ、染谷将太、高橋メアリージュンなど様々なジャンルで活躍する人々が共演しています。