2017年7月6日更新

映画『ランボー』の弱さに打ち勝つ名言・名セリフまとめ

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ランボー

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映画『ランボー』とは?

シルヴェスター・スタローン主演で1982年に公開された映画『ランボー』。ベトナム帰還兵の心の傷と悲哀を描いています。本作に続き『ランボー/怒りの脱出』、『ランボー3/怒りのアフガン』、『ランボー/最後の戦場』とシリーズ化されスタローンの代表作となりました。 鍛え抜かれたマッチョな体と圧倒的な強さに目を奪われがちですが、第1作ではランボーのトラウマや悲哀に大きくスポットを当てています。悲劇の兵士ランボーのキャラクターが見え隠れするセリフの数々を紹介します。

原題になった?ランボーの名言

「先に仕掛けてきたのは奴らだ、俺じゃない!」

ランボー説得のために駆けつけたトラウトマン大佐の呼び掛けに対する返答です。 『ランボー』の原題“First Blood”とは、
1.(ボクシング試合などの)最初の出血 2.すべり出しの優勢
引用:kotobank.jp
といった意味で、このシーンに登場しています。
They drew first blood.(彼らが最初の出血を牽引した)

ランボーの名言

「町ではお前が法律かもしれないが、ここでは俺が法律だ!」

山に逃げ込んだランボーは敵を各個撃破。最後の1人となったティーズル保安官にナイフを突きつけてこう言ったのです。

トラウトマン大佐の名言

「君はランボーを捕獲をしようと多くの部下を投入した。だが覚えておくがいい。死体の山になって帰ってくるぞ。」

ランボー制圧隊として200人の部下を送り込み満足気なティーズル保安官。しかしランボーはグリーンベレー出身、ゲリラ戦はお手の物です。 ランボーの優秀さを知るトラウトマン大佐には大量の犠牲者が出るだろうことが予想できたのです。

ランボーの名セリフ

ティーズル「動くな!そこに立て!投降するんだ!」 ランボー「俺は何もやってない!」

ランボーはヘリからの発砲を受け已む無く反撃したのです。誰一人傷つけたくないという思いと裏腹にしだいに追い詰められ戦いを余儀なくされるのでした。

トラウトマン大佐の名言

ティーズル「バカなことを言わないでいただきたい。ランボーがベトナムの唯一の生き残りだと?彼は保安官補を殺した犯人ですよ!」 トラウトマン「皆殺しにならなかったことを感謝するべきだね。」

ランボーはグリーンベレー出身のベトナムの英雄。グリーンベレーは対ゲリラ戦に特化した精鋭部隊で隊員1人が陸軍兵200人の戦力に値すると言われるほど!その気になれば全員を倒すこともできるのです。

ミッチ保安補の名言

「俺たちが狩る?違う!俺たちがあいつに狩られるんだ!」

猟犬を放ちランボー捕獲作戦が始まりました。ランボーがグリーンベレー出身の英雄であることを聞かされたミッチ保安補は襲撃の恐怖に慄くのでした。

ランボーの名言

「何も終わっていない!戦争は終わってないんだ!!」

ランボーに投降を促すトラウトマン大佐に対しこう答えたのです。命令に従いベトナムを戦い抜いたランボー。彼の中では未だ戦争が続いているのです。

ランボーの名言

「ベトナムではガンシップを操作し戦車を運転し100万ドルもする設備を任せられてたんだ。それなのに帰還してみればどうだ?駐車場の警備員にすら雇ってもらえない!」

ランボーの悲哀のこもったセリフです。ベトナムの英雄に対しても国は手を差し伸べてくれない…。現実とは厳しいものです。

ランボーの名言

「この7年間ベトナムの悪夢が頭からずっと離れないんだ。目が覚めても自分がどこにいるのか分からなくなることがある。一日中誰とも話さない、時には一週間ずっと。忘れることができないんだ。」

ランボーはベトナムの悪夢に苦しめられ精神を病んでいました。闇は深く這い上がるには相当の時間がかかりそうです。