2017年7月6日更新
Netflixアニメ『トロールハンターズ』あらすじ・登場人物・声優【ギレルモ・デル・トロ監督】
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話題のNetflixアニメ『トロールハンターズ』
2013年、巨大怪獣とロボットが戦う映画『パシフィック・リム』で話題となった映画監督のギレルモ・デル・トロ。そんなギレルモが、『シュレック』や『カンフー・パンダ』などで知られるアニメ制作会社ドリームワークス・アニメーションとタッグを組んで、配信サービスNetflixオリジナルの3DCGアニメを制作しました。
ギレルモ自らが執筆した小説を原作としているアニメ『トロールハンターズ』。日本でも2016年12月から配信される話題作の最新情報をお伝えします。
『トロールハンターズ』の気になるあらすじは?
『トロールハンターズ』の主人公は高校生のジム。ジムは小さな町に暮らすふつうの高校生でしたが、ある日通学途中に不思議なお守りバッジを拾います。そのことをきっかけに彼の運命は変わり始めます。
実は、人間が暮らす世界の地下には、トロール達が暮らしていました。トロールは善良なものと邪悪なものに分かれており、ジムはなぜか善良なトロールを邪悪な敵から守るために戦うことになってしまうのです。
かくして人類初の、トロールハンターとなった高校生のジム。学校生活と、トロール、そして人類の平和を守るための彼の戦いが始まります。
『トロールハンターズ』に登場する魅力的なキャラクター達
ジム(声:アントン・イェルチン)
普通の高校生から、ある日突然トロールと人類を守る運命を背負うことになった高校生です。高校生活との両立を保ちながら、トロールハンターとして慌ただしく生活することとなります。
ジムの声を担当するのは、ユダヤ系アメリカ人俳優のアントン・イェルチンです。
イェルチンは9歳のころから俳優として活動し始め、2001年に『アトランティスのこころ』に出演し、アンソニー・ホプキンスと共演したことから名前が知られ始めます。2009年には、『スター・トレック』のパヴェル・チェコフ役や『ターミネーター4』のカイル・リース役など大作に出演し、話題になりました。
ブリンキー(声:ケルシー・グラマー)
ブリンキーはやさしい心をもった善良なトロールです。ジムとも友人になり、共に戦います。
ブリンキーの声を担当するのは、アメリカのコメディドラマなので知られる俳優ケルシー・グラマーです。グラマーが主演を務めたドラマ『そりゃないぜ!? フレイジャー』は1993年から11年にわたって放送され、エミー賞作品賞を5年連続受賞するなど人気シリーズとなりました。
グラマーは声優としても活動をしており、『ザ・シンプソンズ』にサイドショー・ボブ役で出演している他、『トイ・ストーリー2』や『アナスタシア』といったアニメ作品にも出演しています。
ブラー(声:ロン・パールマン)
ブラーは、不気味な外見をもった邪悪なトロールです。ブリンキーとジムを敵と認め、戦いを挑んできます。
ブラーの声を演じるのは、アメリカ出身の俳優ロン・パールマンです。190cmという長身を活かし、印象的な役で数々の映画作品に出演しています。その中でも、2004年公開でアメコミ原作の『ヘルボーイ』の主人公役が印象的です。
『トロールハンターズ』の監督であるギレルモ・デル・トロ作品にも多数出演、常連俳優となっています。
『トロールハンターズ』の監督を務めるのは巨匠ギレルモ・デル・トロ
ギレルモ・デル・トロはメキシコ出身の映画監督であり、脚本家です。
ギレルモは10代のころから映画業界にあこがれており、『エクソシスト』の特殊メイクアーティストに手紙を送るような少年だったそうです。地上に降り立った悪魔が主人公のアメコミ作品、『ヘルボーイ』の映画化はギレルモの長年の夢であり、制作スタジオと7年間の折衝の末、ロン・パールマン主演で2004年に実現させています。
ギレルモは小説家としても活動しており、『トロールハンターズ』は『ザ・ストレイン』に続いて2回目の自身が原作作品の映像化となります。
アントン・イェルチンの遺作となった『トロールハンターズ』
『トロールハンターズ』の主人公ジムの声を担当したアントン・イェルチンは、2016年、自宅で事故に巻き込まれ、わずか27歳という若さで命を落としてしまっています。
イェルチンがなくなった際、彼はジムのほとんどのセリフを録り終えてしましたが、全てではありませんでした。しかし監督のギレルモは、イェルチンの声を差し替えるという考えは全く浮かばなかったそうです。