2018年3月9日更新

続編『深夜食堂』ドラマ第4弾のあらすじ・キャスト【Netflixで配信】

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深夜食堂

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『深夜食堂』第4弾がついに放送開始

安倍夜郎による漫画が原作の人気ドラマシリーズ『深夜食堂』。2009年の放送開始から2015年まででシーズン3まで放送されてきました。第4作目となる『深夜食堂 -Tokyo Stories-』は2016年10月21日から映像ストリーミングサービスNetflixで世界190カ国へ同時配信が決定しています。今回はそんな『深夜食堂』のあらすじとキャストをご紹介します。

『深夜食堂』のあらすじ

新宿、花園界隈の路地裏にひっそりとたたずみ、マスターが一人で切り盛りしている料理屋『めしや』。深夜0時から朝7時頃までの深夜の時間帯にのみ営業していることから、常連客たちからは「深夜食堂」と呼ばれています。 店のメニューに書かれてあるのはお酒と豚汁定食だけですが、マスターは「出来るものなら何でも作るよ」と言ってくれます。そんなマスターの優しさから、深夜食堂には毎晩、様々な事情をかかえたお客が訪れます。

個性豊かな『深夜食堂』のメインキャストたち

マスター/小林薫

本作の主人公となる「めしや」のマスター。素性や経歴どころか、本名すら不明の謎の存在ですが、左目にワケありの切り傷跡があります。競馬好きで、20年前に「めしや」を受け継ぎ、以来年中無休で店を開けています。 マスター演じる小林薫は1951年京都府出身の俳優。唐十郎主宰の状況劇場に劇団員として在籍後、ドラマや映画に出演する俳優となりました。

小寿々/綾田俊樹

「めしや」に古くからいる常連客の一人。新宿二丁目でゲイバーを営んでいるゲイ歴48年のママです。『深夜食堂シーズン1』の第一話「赤いウインナーと卵焼き」から登場しており、甘い味付けの卵焼きに特別な思いがあります。 小寿々を演じている綾田俊樹は1950年生まれの俳優、演出家、監督です。若手時代にオンシアター自由劇場で経験を積み、その後柄本明やベンガルと劇団東京乾電池を結成。現在は舞台役者や映画俳優として活躍しています。

剣崎竜/松重豊

「めしや」の常連客で、地回りのヤクザ・今城会系鬼島組の幹部。タコの形に切った赤いウインナーを炒めたものが好物。小寿々と同じく第一話から登場しています。第一話では、ひょんなことから小寿々と仲良くなりました。 竜を演じている松重豊は1963年福岡県出身の俳優。明治大学在籍時から劇団に所属し、俳優として活動。その後蜷川幸雄や三谷幸喜の勧めで映画やドラマに出演するようになります。 若い頃や強面の外見を活かしたヤクザ役などが多く、2012年放送の『孤独のグルメ』で初主演を果たしたことでコミカルな役も増えてきました。

忠さん/不破万作

「めしや」の古株客の一人でもあり、ストリップ劇場「新宿ニューアート」の常連でもある遊び人のおじさん。50年以上もこの街に住み続けているので独自の情報網が張り巡らされており、情報通。 不破万作は1946年中華民国生まれの俳優。大学在学中の1968年、唐十郎主宰の状況劇場に入団し、舞台俳優を務めます。劇団を退団してからは伊丹十三映画の常連としてヤクザや悪役を演じました。

マリリン松嶋/安藤玉恵

ストリップ劇場「新宿ニューアート」の人気ストリッパー。男に惚れやすく、惚れた男の好みに合わせたがる性格で、「めしや」では現在惚れている男が好んで食べている料理を注文します。 安藤玉恵は、大学在学中に演劇を学び、卒業後は劇団「ポツドール」の女優として活躍していました。「ポツドール」の公演を見た廣木隆一監督からのオファーを受け、2003年公開の『ヴァイブレータ』で初の映画出演を果たし、その後も数多くのドラマや映画に出演しています。

ゲン/山中崇

今城会系鬼島組の組員で、竜の弟分。感情の起伏が激しく、よく他人と衝突するが「めしや」では仲良くやっています。シーズン1第一話では、竜と一緒に開店して間もないころの「めしや」を訪れ、無理難題を注文してマスターを挑発していました。 山中崇は1978年東京都生まれの俳優。大学時代より演劇活動を始め、多くの舞台に出演しています。その後、ドラマや映画、CMなど活躍の幅を広げています。

『深夜食堂』のロケ地はどこ?

賑やかな飲み屋街の裏手にある路地裏に佇む小さな料理屋「めしや」。物語の良さを引き立てている「めしや」の外観はどこか懐かしく、温かみがあり「ロケ地はどこ?」との声も多くあがっています。実は「めしや」がある路地一帯はスタジオ内に作られたセット。 『深夜食堂』の撮影にあたって、監督が新宿ゴールデン街などを練り歩いて構想を練ったそうです。

『深夜食堂』は主題歌も人気

これまで第3弾まで放送されてきたドラマシリーズ『深夜食堂』ですが、シーズンごとに変わる主題歌が密かな話題に。2009年に放送された第1シリーズの主題歌は、男女のエレクトロユニット・MAGIC PARTYのファーストシングル「Believe in Paradise」です。 オープニングで流れる鈴木常吉の「思ひ出」との相性がいいと絶賛され、どちらも「心に染みわたる」「深夜にぴったり」と絶賛でした。2011年に放送された第2シリーズの主題歌はスリーピースバンドのLOVE LOVE LOVEの「嘘のつき方」。誰しもが思う日常を歌詞に描いた一曲です。 また、2014年放送の第3シリーズではシンガーソングライター、高橋優の「ヤキモチ」が主題歌に選ばれました。「福笑い」や「卒業」「陽はまた昇る」などドラマや映画の主題歌として起用されることの多い高橋優の楽曲の中でも4枚目のアルバム『今、そこにある明滅と群生』の収録曲から起用されました。