2017年7月6日更新

映画『ベン・ハー』2017年リメイク版のあらすじ・キャスト・感想まとめ

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ベン・ハー

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伝説の名作、『ベン・ハー』がついにリメイク!

みなさんは1959年に公開された『ベン・ハー』はご存知でしょうか。実は『タイタニック』(1997年)や『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)に並び、アカデミー賞史上最多受賞作品でその記録は未だに抜かれていない名作です。 そんな名作が最新技術でリメイクされ、2017年に日本でも公開されます。それでは早速詳細をチェックしていきましょう。

リメイク新作『ベン・ハー』のあらすじをチェック

キリストが復活するよりも前のエルサレム、物語はある義兄弟から始まります。王族でユダヤ人のベン・ハーとローマ生まれの義兄メッサラはとても仲の良い兄弟でした。 ある日メッサラはローマ軍として戦うためにベン・ハーの元を去ります。二人が再会したとき、メッサラはローマ軍司令官でした。 しかし、ローマ人に恨みを持ったユダヤ人がある事件を起こします。メッサラに裏切られ、罪に問われたベン・ハーは家族とも引き離され、ローマの奴隷として扱われます。 5年後、奴隷として乗っていた船が敵の襲撃により沈没。海岸に流れ着いたベン・ハーは族長イルデリムと出会います。メッサラを恨んでいたベン・ハーはイルデリムの助けを得ながら、命がけの復讐に挑むことになるのです。

気になる2017年版『ベン・ハー』のキャストは?

伝説の映画を蘇らせるキャストたちをみていきましょう!

主演は映画界のサラブレッド、ジャック・ヒューストン

名監督であるジョン・ヒューストンを祖父に持ち、父親は俳優や作家として活躍するトニー・ヒューストンです。有名俳優や女優の親戚を持ち、ジャック自身も『アメリカン・ハッスル』(2013)や『ザ・ロンゲスト・ライド』(2015)にも出演してきましたが、今回主役の「ベン・ハー」は初めての大役です。

兄の「メッサラ」を演じるのはトビー・ケベル

トビー・ケベルは『猿の惑星:新世紀』(2014)で重要なキャラクターである猿(エイプ)のコバ役、『ファンタステック・フォー』(2015)で主要キャラクターの一人、ヴィクター・フォン・ドゥーム役など、さまざまな有名作品に出演してきました。2009年には英国アカデミー賞のライジング・スター賞にノミネートされました。

安定感のある演技!モーガン・フリーマンが「族長イルデリム役」

これまで何回もアカデミー賞にノミネートされ、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)では、アカデミー助演男優賞を受賞しました。数えきれないほどの有名作品の中で熱演してきたモーガン・フリーマンは今回はどのようなすばらしい演技を見せてくれるのか、楽しみですね。

物語の鍵を握る!?「イエス」を演じるのはロドリゴ・サントロ

ブラジル出身俳優の中で最も有名な俳優の一人である、ロドリゴ・サントロが「イエス」役を演じます。2004年にはピープル誌の「世界で最も美しい50人」に選ばれたほどのイケメンです。『300』(2007)、『300~帝国の進撃~』(2014)ではクセルクセス1世を演じました。

新作『ベン・ハー』の見どころ、関連情報

臨場感たっぷりのチャリオットレース

チャリオットレース(戦車競走)とは人が乗った二輪車を馬に引かせて競走する競技。実はとても危険な競技で人や馬が亡くなることもあります。しかし、監督のティムール・べクマンベトフはチャリオットレースのリアル感にこだわり、わずかな特殊効果以外にはCGを使用せず、実際にチャリオットを走らせ、競技シーンを撮影しました。

実は今回5回目の映画化!?

2017年に日本公開される『ベン・ハー』のリメイク版ですが、実は今回2回目の映画化ではないのです。1907年、1925年にはサイレント映画として、2003年にはアニメ映画として制作されました。

話題のあの人が主役だったかも!?

『アベンジャーズ』(2012)のロキとして知られ、2016年に最も稼いだ女性ミュージシャンである歌姫テイラー・スウィフトと交際3か月でスピード破局したことでも話題になったトム・ヒドルストン。かつては主役の「ベン・ハー」を演じるのはトムではないかと囁かれていました。

予告編や関連動画を公開前にチェック!

公開は2017年ですが、予告はすでに公開

予告編では短いですが、チャリオットレースの臨場感が伝わってきますね!

あなたもチャリオットレースの騎手に!?

映画公開まで待てないあなたにはこの動画を楽しんでみては?自分が騎手になった目線で動画が作成されており、マウス操作で360度景色が見渡すことができます。ぜひ全画面でお楽しみください。

日本公開はいつ?

すでに60か国以上で公開されている本作。いよいよ日本でも公開されます。 気になる公開日は2017年1月13日。楽しみですね!

感想まとめ【ネタバレ注意】

日本ではまだ公開されていませんが、米国では2016年8月にすでに公開されているため、米国映画情報サイトには多くのレビューが投稿されています。人気映画情報サイトの一つである、IMDbでは平均5.7/10の評価を得ています。それではレビューをいくつかピックアップしていきましょう。

実際はすごくよかった

観る前は期待してなかったけど、かなり楽しめた!映像がすばらしい!私は考古学・・・具体的にいうと古代ローママニアなんだけど、いつも博物館でみているものが映画の中で蘇っているのを観て、こんなに熱中したり、興奮したことなんて長年なかった。戦車競技場がすばらしい!コスチュームやセットも。つまりアートディレクターは天才だ。
引用:imdb.com

1959年版は希望、許し、目的や愛する人のための戦いを描いた映画。2016年版はチャリオットレースを描いた映画

おもしろかった。よく作られていて、思っていたよりも演技がよかった。ストーリーは知っていたけど、同じストーリーに新しいアイデアを加えて再考されていた。一方で、新しさを出すためにオリジナルのストーリーとは違うところがあったけど、斬新さや驚きはあまりなかった。
引用:imdb.com

良い映画

1950年版『ベン・ハー』のような傑作とは思えないけど、キャラクターもいいし、良いシーンもたくさんある。トータルで考えたら2時間楽しむにはよいエンターテイメント作品。
引用:imdb.com