映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』あらすじ・キャスト・見どころは!?【2017年公開】
人気シリーズの新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』がついに公開!
リブート版『猿の惑星』シリーズの『猿の惑星:創世記』(2011)、『猿の惑星:新世紀』(2014)に続く3作目『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』が2017年10月に全米公開されることが決定しました。 前作の評価も高く、新作を待ちわびていた人も多いのではないでしょうか?それでは早速最新情報をチェックしていきましょう。
日本版予告がついに解禁!
先日ついに『猿の惑星:聖戦記 (グレート・ウォー)』の日本版予告が解禁となりました。前作から2年(劇中の設定)経ってもシーザーの男前ぶりは衰えるどころから、パワーアップしています。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の日本公開日は?
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は全米で2017年7月に公開。日本公開日は、3ヶ月遅れの同年10月13日となります。 是非、今作を劇場に観に行く前に過去作のおさらいもしておきましょう!
『猿の惑星』シリーズ作品と新作のあらすじ
まずは前作までのおさらいをしていきましょう。
ここからすべてがはじまる
リブート版第1作目の『猿の惑星:創世記』では、猿(エイプ)のリーダーであるシーザーがどのように生まれ育ったのか、また猿(エイプ)たちがどのように知能を得たのかが描かれています。 ごく普通に暮らしていた人間たちとまだ人間のように話すこともできなかった猿たちに一体なにが起こってしまったのか…。全てはここから始まりました。
2つの種族の運命が再び交わる・・・
2作目の『猿の惑星:新世紀』では前作の10年後が描かれています。人類の文明が崩壊し生き残ったわずかな人間たち、一方で前作よりもさらに知能を高めた猿(エイプ)たちはそれぞれ集落をつくりお互いが関わることなく暮らしていました。 しかしある日、お互いの集落の存在に気づいてしまいます。 共存していくことを望む者と種族を守るために戦いを望む者……人間と猿たちの運命はどうなってしまうのでしょうか。
ヒトとサルの未来をかけた戦い
2017年公開の新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。詳細は公開されていませんが、やはりタイトルが「war(戦争)」と述べているように、人間と猿の激しい争いが起こることが予想できます。ではあらすじをみてみましょう。 猿(エイプ)たちのリーダーであるシーザーと仲間のエイプたちは、冷酷な大佐が率いる人間たちとの致命的な戦いを避けられず、想像を絶する数の仲間の死に直面しました。 シーザーは自分の中の悪と葛藤し、失った仲間の復讐をするため、冒険の旅にでます。そしてついにシーザーたちは敵(人間)のもとへたどり着き……。 シーザー率いるエイプたちと、大佐率いる人間たち。2つの種族の運命と地球の未来をかけて壮絶な戦いが繰り広げられます。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のキャスト・新キャラクターは?
エイプたちのリーダー「シーザー」は前作に引き続きアンディ・サーキス
前作、前々作に引き続き、「シーザー」はアンディ・サーキスが演じます。アンディは『ロード・オブザ・リング』3部作(2001~2003)と『ホビット 思いがけない冒険』(2012)で「ゴラム」役、『キング・コング』(2005)では「キング・コング」役を、モーションキャプチャーを用いて演じました。 「シーザー」役もモーションキャプチャーを用いて演じており、今回も見事に「人間と同じように知能を持った猿」という複雑な役をうまく演じてくれそうですね。また、『スターウォーズ/フォースの覚醒』(2015)と2017年公開予定の『スターウォーズ エピソード8』で「最高指導者スノーク」も演じています。
ジュディ・グリアが再び「コーネリア」を演じる
『ジュラシック・ワールド』(2015)や『アントマン』(2015)にも出演いていたジュディ・グリアが前作に引き続きシーザーの妻である「コーネリア」役を演じます。
人間軍の冷酷な「大佐」を演じるのはウディ・ハレルソン
テキサス州出身の俳優であり、活動家や脚本家としての顔ももつ、ウディ・ハレルソンが冷酷な「大佐」を演じます。これまでに2回アカデミー賞にノミネートされただけでなく、エミー賞に7回ノミネート、1回受賞しました。 『グランド・イリュージョン』(2013)と続編の『グランド・イリュージョン2』(2016)年に「メリット・マッキニー」役として出演、また『ハンガーゲーム』(2012)には「ヘイミッチ・アバーナシー」役として全シリーズに出演しました。
ストーリーの鍵を握る人物をガブリエル・チャバリアが演じる
詳細は明らかになっていませんが、ストーリーを引っ張っていく2人の人間のうちの一人をガブリエル・チャバリアが演じると発表されています。 これまでにわかっている情報では、ガブリエルが演じる役は『猿の惑星:創世記』(2011)でジェームズ・フランコが演じた「ウィル・ロッドマン」につながる人物なのだとか……。ウィルといえば、シーザーの育ての親。どのようにストーリーが展開されていくのか気になりますね。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のみどころ・関連情報
2016年のニューヨークコミコンのインタビューでマット・リーヴス監督、俳優アンディ・サーキス、製作者ディラン・クラークが本作について語りました。
リメイクではなく「リブート版」という点に注目!
『猿の惑星』シリーズは今回が初めてではなく、さらに本シリーズはリブート版だということはご存知かとは思います。リブート版であるため、旧シリーズを観た人でも新しい物語として楽しむことができるのです。 インタビューの中で、マーク・リーヴス監督は今作がリメイクじゃない点と、改めて猿の目線で観ることができる作品となっている事を語っています。
シーザーの成長と心を持ったエイプたちの物語
リーヴス監督によると、本シリーズはシーザーの成長の物語であり、どのようにしてシーザーが英雄になっていくのかが具体的に描かれているそうです。なにが起こるのかではなく、どのようにして起こるのかということに重点をおいたストーリーになっています。 知能だけではなく、心を持ったエイプたちがどのように考え、行動するのか……自分が人間であることを忘れ、彼らに感情移入してしまう人も多いのではないでしょうか。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の公開日は?
本作の公開は、全米が2017年7月だったのに対し、日本では2017年10月13日と三ヶ月遅れで公開されました。公開日は奇しくも13日の金曜日。同日にホラー映画『アナベル 死霊人形の誕生』が公開されました。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』ネタバレ
前作『猿の惑星:新世紀』では、人間への恨みからクーデターを画策したボノボのコバを粛清し、猿同士の抗争に勝利したシーザー。
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それから2年後。猿と人間の戦いが激化する中、シーザーは人類軍アルファ・オメガ部隊のマカロック大佐と部下のゴリラ・レッドを捕えます。しかし情けをかけて釈放したため、妻コーネリアと長男ブルーアイズを殺害されてしまいました。 怒りと復讐に燃えるシーザーは、生き残った次男コーネリアスを仲間に預け、猿たちを人間のいない新天地に移動させることに。自らはモーリス、ルカ、ロケットとともに仇を討つためマカロックを追うことにします。
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海辺の民家で人間を殺したシーザー。一人残された言葉の喋れない幼い少女をノヴァと名付け連れて行くことにします。シーザーはかつて自分が殺したコバに「猿は猿を殺さない」と言い渡される悪夢に悩まされます。 その後に知り合ったバットモンキーの案内で、人間の基地へ向かうシーザーたち。バットモンキーはチンパンジーですが、人間に飼育されていたため猿の手話がわからず、かわりに人間の言葉を理解します。 人間に襲われたルカが命を落とし、涙するノヴァ。シーザーはモーリスから、人間への復讐に囚われたコバにそっくりだと言われてしまいます。 やがて、新天地に向かった仲間たちが人間につかまり、基地で強制労働させられていることが判明。シーザーたちも捕えられてしまいます。 満足な水や食事も与えられず虐待される仲間たちを目の当たりにしたシーザーは、かわりに自分が鞭を打たれ磔にされることを選びます。
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— WarForThePlanet (@ApesMovies) July 16, 2017
仲間であるはずの人間の兵士をも無慈悲に殺すマカロックに、シーザーはなぜそんなことをするのか尋ねます。実は、人間たちの間に猿インフルエンザが広まり、マカロックは自らの息子を含む感染者たちを射殺していたのです。マカロックは、病気の感染により人間が言葉を失い退行すると考えていました。 やがて、地下道を発見したシーザーの仲間たちは脱走を計画。仲間たちを逃したあと、シーザーは復讐のため単身マカロックのもとへ向かいます。 しかしその時すでにマカロックは病に冒され退行していました。変わり果てた彼の姿を目にしたシーザーは銃を手渡し、マカロックは自ら命を絶ちました。
We are the beginning and the end. Witness the “mind-blowing” ending to the epic trilogy today. https://t.co/LFrEGFaXxY #WarForThePlanet pic.twitter.com/NkOG7Ynko5
— WarForThePlanet (@ApesMovies) July 28, 2017
脱出する猿たちを人間たちがヘリで追います。激しい銃撃戦によって猿たちが犠牲になる中、シーザーは手榴弾をガソリンタンクに投げ込み基地を爆発させることに成功。後にあらわれたマカロックと敵対する人間軍も、雪崩に飲み込まれます。 無事生き延びた猿たちは、再び新天地を目指すことに。銃撃戦で負傷したシーザーは、息子コーネリアスが無事か確認します。 息子の無事を知らされたシーザーは、安堵した表情で目を閉じたのでした……。