鈴木純は下級生トリオの一人
鈴木純は桜が丘高校に通う女子高生で、平沢憂、中野梓と同級生です。
愛称は「純ちゃん」で、明るい性格ですが、ハイテンションという訳でもなくマイペースな女の子。初めて登場するのは、『けいおん!』第8話の「新歓!」です。この時はまだ表立った活躍は無く、あくまでも中野梓の付添って来た、という形でした。しかし見学に行った軽音部には入らず、結局ジャズ研究部へと入部するのでした。
2期『けいおん!!』ではOPから登場!
第1期『けいおん!』では第8話の新歓!に少し出るだけなど、登場シーンもあまり無い鈴木純でしたが、第2期『けいおん!!』ではオープニングにも起用されるなど、徐々に出番も増えてきました。
後述する第5話「お留守番!」ではほぼ全編にわたって出演し、回を重ねるごとに人気も高まってきている様子も伺い知れます。
コンプレックスはくせ毛
鈴木純のコンプレックスはくせ毛で、いつも髪を2つに結んでいます。髪のくせが強いため、髪留めを取られることをとても嫌がります。
特に雨の日は髪のセットに苦労しているようで、第8話「お留守番!」では、いつも以上にくせが強く出ており、中野梓のストレートな黒髪を羨ましがる発言もみられました。
楽器はベースを担当
『けいおん!』の作中で担当している楽器はベースです。鈴木純が使用しているベースは「YAMAHA SBV-500」というモデル。
これは1960年代に発売した「SB-7A」のデザインをベースに、現代風にアレンジされたモデル。独特の鋭いアタックが特徴的なこのベースは、オリジナリティ溢れる音色を生み出し数多くのロックベーシストに支持されました。
2006年、台湾にあった工場が閉鎖したことに伴い廃番となりましたが、ネットオークションなどに出品されると、発売当時の定価を上回る金額で落札されることもあるほど、未だ根強い人気を誇るベースとなっています。ネックはロングスケールでこそあるものの、とてもスリムなので、手の小さな女性でも弾きやすいのが特徴です。
寝つきが良過ぎる
第8話「お留守番!」では、平沢憂・中野梓とともに平沢唯の部屋に入り、目当てのものが見つからずがっかりして思わずベッドにダイブした鈴木純。次の瞬間には寝息をたててすやすやと眠っており、中野梓を驚かせました。
しかし、夜就寝した際にはベッドから床へ降り中野梓の顔を蹴るなどしていたため、寝相は悪いようです。
かっこいいモノが好き!
鈴木純が軽音部ではなくジャズ研究部に入ったのも「かっこいい先輩がいるから」という理由でした。
鈴木純は事あるごとに「かっこいい」ということを一番に考えているようで、同じベーシストで憧れの秋山澪がいる軽音部をうらやましがる発言も、作中を通してよく見られます。
第5話で大活躍した鈴木純
第5話「お留守番!」では、中野梓と共に平沢憂の自宅にお泊まりをするほど、3人はとても仲良しです。
終始マイペースな鈴木純とおっとりした平沢憂、いつもはしっかりものの中野梓が子供らしい一面も見せるなど、各々の魅力が詰まった回でした。終盤では今後の活躍を期待させる中野梓、平沢憂と3人で行った初セッションも披露されました。
鈴木純の声優は永田依子
『けいおん』の鈴木純の声を務めた永田依子は、2006年に『ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!』のカロリ役で声優デビューしました。
その他の出演作は『夢色パティシエール』の中島いくえ役や、『DOG DAYS』のジョーヌ・クラフティ役などがあります。