2017年12月28日更新
『キングスマン』についてあなたの知らない15の事実
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タップできる目次
- 1.『キングスマン』の作者は『キック・アス』の作者でもある!
- 2.監督は『X-MEN』より『キングスマン』を選んだ
- 3.英国王が体を張ったアクションに注目
- 4.新しいスターの誕生
- 5.タロン・エガートンは犬が嫌い?
- 6.ルーク・スカイウォーカーが『キングスマン』に出演!
- 7.ベッカムが誘拐される?
- 8.パラリンピック選手にオファー
- 9.ガゼルは男性だった?
- 10.エマ・ワトソンやトム・クルーズが出演予定だった!
- 11.洗練されたファッションが見どころ
- 12.サミュエル・L・ジャクソンの役作り
- 13.本当に危なかった!
- 14.インドネシアでは見られないあのシーン
- 15.『イエロー・サブマリン』が登場している?
- 『キングスマン』はジェームズ・ボンドを超える?
1.『キングスマン』の作者は『キック・アス』の作者でもある!
映画『キングスマン』の原作は『ザ・シークレット・サービス(原題)』というコミックで、作者マーク・ミラーによるもの。マークは他に、『キック・アス』や『ウォンテッド』の原作を執筆しています。
2.監督は『X-MEN』より『キングスマン』を選んだ
監督のマシュー・ヴォーンは、『X-MEN: フューチャー&パスト』を監督予定でしたが、本作のメガホンをとるために降板。
幼いころより親しんだジェームズ・ボンドなどのスパイ映画・テレビシリーズへの憧れが、『キングスマン』に取り組む動機となったそうで、本作はそれらスパイ・シリーズへのラブレターだと語っています。
3.英国王が体を張ったアクションに注目
『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファースは、スタントの80%を実際に演じています。1日3時間のランニングに加え、あのジャッキー・チェンのトレーニングチームのもとで6ヶ月間の肉体改造計画に取り組みました。
4.新しいスターの誕生
ゲイリー・“エグジー”・アンウィン役には60人以上の若手俳優がスクリーンテストを受けましたが、比較的無名であったタロン・エガートンがその座を射止めました。シャツをまとわないシーンのためにトレーニングに励み、割れた腹筋・シックスパックを手に入れるなど、その期待を上回る努力を重ねたそう。
5.タロン・エガートンは犬が嫌い?
落ち着いて犬の訓練シーンを演じているように見えるタロン・エガートンですが、実は犬が苦手で、「ちょっと犬が怖いかもしれない」と告白しています。一方で「犬が嫌いなわけではないよ」「猫派なんだ」とコメントするなど、犬恐怖症と思われるのを避けているようです。
6.ルーク・スカイウォーカーが『キングスマン』に出演!
『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカー役を務めたマーク・ハミルが出演し、一部ファンを興奮させました。マークが演じるジェームズ・アーノルド教授の名前は、彼の親友である声優のジェームズ・アーノルド・テイラーに由来しています。
7.ベッカムが誘拐される?
原作のコミックでは、マーク・ハミルは誘拐される有名人の一人として描かれています。一緒に誘拐されたのはデビット・ベッカムやレディー・ガガ、エルトン・ジョンなどで、その出演が噂されましたが、果たされませんでした。監督マシューは「彼らはみんなくそったれだよ。有名人を盛り込んだ脚本はゴミ箱行きさ」と、悪態をつきました。
8.パラリンピック選手にオファー
悪役の一人として監督マシュー・ヴォーンが望んだのは2012年ロンドン・パラリンピック出場の義足のランナー、オスカー・ピストリウス。
オスカーは競技生活に集中するためオファーを断りましたが、その後実生活でさまざまな罪に問われることになりました。
9.ガゼルは男性だった?
原作ではガゼルは褐色の肌の筋肉質の男性。映画ではジェンダーを考慮して女性へと変更されました。ガゼルを演じるためにソフィア・ブテラは、「かつてこれほどまでに取り組んだものはないわ」と言うほどタイ式ボクシングやテコンドーを練習しました。
10.エマ・ワトソンやトム・クルーズが出演予定だった!
ロクシー役にはエマ・ワトソン、リッチモンド・ヴァレンタイン役にはレオナルド・ディカプリオやトム・クルーズなどが候補に挙がりましたが、それぞれソフィ・クックソンとサミュエル・L・ジャクソンが演じることになりました。本作が映画デビューとなったソフィは、「あのエマに打ち勝ったんだよ」と話題になりました。
11.洗練されたファッションが見どころ
英国の有名ブランドがメンウェアをデザイン・制作しています。スーツだけではなく腕時計や、傘、ブリーフケースなどにもご注目を。本作のファッション編集者は「服装が男を作る」とまで語っています。
実際に英国のスパイはその身分を隠すため、テイラー・ショップで秘密会議を行っていた歴史があるそうで、スパイとファッションの関係は実に奥深いものだとか。
12.サミュエル・L・ジャクソンの役作り
吃音をまじえて演じ始めたサミュエル・L・ジャクソンに、監督マシューは「カット!」。理由を聞いたマシューに、サミュエル自身が吃音症であったことを告白。その過去を見事悪役としての役作りに生かしたのでした。
13.本当に危なかった!
地下水のシーンは大掛かりな水槽の中で行われましたが、コンピュータが正しく作動しない緊急事態が発生。俳優たちは演じているのではなく、本当に恐怖を感じていたそう。映画撮影初日に起こったというハプニングに、「本当に、本当につらかったよ」と監督マシューはもらしました。
14.インドネシアでは見られないあのシーン
まるでダンスシーンのようと評される教会での圧倒的な暴力シーン。最大の見どころとされていますが、インドネシアではその残酷さが問題となり、見ることができません。お子様と一緒にご覧になるのはお控えください!
15.『イエロー・サブマリン』が登場している?
黄色い潜水艦が出てくるのをお見逃しなく。ビートルズのアニメ映画『イエロー・サブマリン』に出てくるものと同じデザインなんです。画面中央のやや右寄りです。そう、それ。映画に出てくる住所はビートルズが最後にコンサートを行った場所のすぐ近くに設定されているなど、ビートルズは今でも英国人にとって特別なバンドであるようです。
『キングスマン』はジェームズ・ボンドを超える?
ジェームズ・ボンドを無視して英国スパイ映画は作れないとしながらも、「英国一のものを」と製作者が意気込んだ『キングスマン』。英国一の役者とファッション、アクションシーンを是非ご堪能ください。