2017年7月6日更新

映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』に出演していたキャストの現在

2015年、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の映画公開から25年が経ちました。 映画の大成功により、高い人気を得た出演者たちですが、その後どうしているのでしょうか? 主要キャストの現在を見ていきましょう。

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のキャストたちは今

2015年、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』が大ヒットしてから25周年を迎えました。

ケビン・コスナーの初監督作品である『ダンス・ウィズ・ウルブズ』は、それまでのアメリカ先住民の映画での描かれ方を一変させ、遂には、最優秀作品賞など、アカデミー賞7部門を受賞します。

また、2007年には、アメリカ議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録されるなど、西部劇映画として歴史的にも価値のある映画とされました。

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』は、出演した俳優たちを一躍スーパースターの座へ押し上げ、現在も第一線として活躍している俳優もいれば、亡くなった方もいます。

25年たった今、主要キャストたちの『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のその後を見てみましょう。

1.ジョン・ダンバー中尉(狼と踊る男)/ケビン・コスナー

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でジョン・ダンバー中尉を演じたケビン・コスナーは、一躍ハリウッドで最も人気の高い俳優の一人となりました。

コスナーが主演を務めた大ヒット作『JFK』(1991)、『ロビン・フッド』(1991年)、『ボディーガード』(1992年)の全てが、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』公開から2年以内に上映されています。

映画界のレジェンドであるコスナーですが、61歳となった今も映画から離れることはなく、常に第一線で活躍しています。

最近では、『マクファーランドUSA 』(日本公開日未定)や『ラストミッション』(2014年)で主演を務め、『マン・オブ・スティール』(2013年)にも出演しています。2017年には主演を務める『クリミナル 2人の記憶を持つ男』が公開予定です。

2.拳を握って立つ女/メアリー・マクドネル

20年の下積み時代を経て「拳を握って立つ女」に抜擢され、遅咲きのブレイクを果たしたメアリーは、以来、安定した仕事を保っています。 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の2年後には、『パッション・フィッシュ』(1992年)でアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

これまでのメアリーの映画出演の代表作としては、『ドニー・ダーコ』(2001年)での主人公の母親役と、『インデペンデンス・デイ』(1996年)でのマリリン・ホイットモア役でしょう。

64歳となった現在は、『ER緊急救命室』や『グレイズ・アナトミー』など、テレビドラマシリーズを中心に活躍しています。

特に、主演ドラマ『MAJOR CRIMES ~重大犯罪課~』のシャロン・レイダー警部や、『GALACTICA/ギャラクティカ』のローラ・ロズリン大統領として知られ、多くのファンに愛されています。

3.蹴る鳥/グラハム・グリーン

現在65歳となるグラハム・グリーンは「蹴る鳥」役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

それ以来、数々の映画で活躍していますが、『ダイ・ハード3』(1995年)のジョー・ランバート役や、『グリーンマイル』(2000年)のビターバック役で最も知られています。

最近では、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009年)や、『ロビイストの陰謀』(2012年)などにも出演しています。

また、石田純一さんの娘、すみれさんが出演すると話題のハリウッド映画『ザ・シャック(原題) / The Shack』(日本公開日未定)に出演し、2017年3月3日に全米公開予定となっています。

4.風になびく髪/ロドニー・A・グラント

「風になびく髪」を演じたロドニー・A・グラントは、その後、『ジェロニモ』(1994年)や『ワイルド・ワイルド・ウエスト』(1999年)、『ゴースト・オブ・マーズ』(2002年)など多数の映画に出演し活躍しています。

最近の『ダーク・ブラッド』(2014年)以後は、主だった俳優としての活動はありません。

57歳となる現在、青少年向けに放課後プログラムを提供するアメリカの非営利団体「ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・アメリカ」にて、アメリカ先住民の顧問委員を務めています。

5.ポーニー族の戦士/ウェス・ステュディ

ウェス・ステュディは、一番残忍なポーニー族の戦士役を演じ、評論家の称賛を得ました。以降、68歳になった現在まで、ハリウッドでの活躍は途絶えることがありません。

ステュディが出演した一連の映画は素晴らしいもので、『ドアーズ』(1991年)、『ラスト・オブ・モヒカン』(1993年)、『ジェロニモ』(1994年)、『アバター』(2009年)など、記憶に残る役ばかりを演じています。

また、2016年10月に公開されたばかりの、モバイルゲームが映画化した『アングリーバード』では吹き替えも担当しています。

6.10頭の熊/フロイド・レッド・クロウ・ウェスターマン

アメリカ先住民のレジェンドであるフロイド・レッド・クロウ・ウェスターマンは、歌手、活動家、俳優です。

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』以後は、『ドアーズ』(1991年)、『オーシャン・オブ・ファイヤー』(2004年)、ドラマシリーズ『Xファイル』など、数々の作品に出演しています。

2007年、フロイドは白血病のため、ロサンゼルスの病院で71年の生涯を終えました。フロイドには、妻と5人の子供がいます。

7.ティモンズ/ロバート・パストレリ

ティモンズを演じたロバート・パストレリは、『イレイザー』(1996年)や、『Be Cool/ビー・クール』(2004年)などで主要な役を演じています。

2004年3月、パストレリの遺体が自宅で発見されました。白い粉と一緒に、注射器やスプーン、プラスチック袋が死体の横にあったと言われています。検視局は、死因はモルヒネの過剰摂取であると公表しました。

当時、元恋人である25歳女性の銃自殺事件の殺害容疑がかけられ、パストレリの捜査が再開されていた最中の出来事でした。