2026年10月30日更新

【ヤシオリ作戦とアメノハバキリ】『シンゴジラ』に出てくる作戦をわかりやすくまとめてみた!

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シン・ゴジラ

『シン・ゴジラ』(2016年)のクライマックスで、日本がゴジラを止めるために実行した作戦が「ヤシオリ作戦」です。無人の新幹線や在来線の電車を爆弾として突っ込ませ、ゴジラの口に血液凝固剤を流し込む作戦は、作品を象徴する場面として語り継がれています。 この記事では、ヤシオリ作戦とアメノハバキリの名前の由来、作戦のもとになった矢口プランの仕組み、作戦の流れを順を追って解説します。作戦の結果やラストシーンにも触れるため、未見の方はご注意ください。

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『シン・ゴジラ』のヤシオリ作戦とは?作戦名の由来も解説

『シン・ゴジラ』は、総監督・脚本を庵野秀明、監督・特技監督を樋口真嗣が務め、2016年7月29日に公開された作品です。体長118.5mのゴジラが東京に上陸するなか、内閣官房副長官の矢口蘭堂が率いるチームが対抗策を練り上げます。その切り札がヤシオリ作戦です。 作戦名の「ヤシオリ」は、日本神話で須佐之男命(スサノオノミコト)がヤマタノオロチに飲ませた酒「八塩折之酒(やしおりのさけ)」に由来します。八塩折之酒は何度も繰り返し醸した酒で、ヤマタノオロチはこれを飲んで酔いつぶれ、眠ってしまいました。 薬剤を口から飲ませてゴジラの動きを止めるという作戦の中身が、神話の酒に重ねられていると読み取れます。

作戦名ヤシオリ作戦(もとは「矢口プラン」)
登場作品映画『シン・ゴジラ』(2016年7月29日公開/総監督・脚本:庵野秀明、監督・特技監督:樋口真嗣)
立案内閣官房副長官・矢口蘭堂が率いる巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)
名前の由来日本神話でヤマタノオロチに飲ませた酒「八塩折之酒(やしおりのさけ)」
作戦の狙い血液凝固剤を口から投与して血液の流れを止め、ゴジラ自身に体内の原子炉を停止させて凍結させる
主な手段無人新幹線爆弾/米軍の無人機による攻撃/高層ビルの爆破/ポンプ車による凝固剤の経口投与/無人在来線爆弾
凝固剤を投与する部隊アメノハバキリ(由来:日本神話の剣「天羽々斬」)

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『シン・ゴジラ』に登場する「アメノハバキリ」とは?

ヤシオリ作戦では、ゴジラの口に血液凝固剤を流し込む部隊が登場します。高圧ポンプ車などの建設機械で編成された部隊で、その名前が「アメノハバキリ」です。 名前のもとになったのは、日本神話の剣「天羽々斬(あめのはばきり)」です。須佐之男命がヤマタノオロチを退治した剣として伝えられ、『古語拾遺』では「羽々(はは)」は大蛇を指す古い言葉とされています。 ゴジラをヤマタノオロチに見立て、酒(ヤシオリ)で眠らせ、剣(アメノハバキリ)で討つという神話の流れが、作戦と部隊の名前に込められています。

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ヤシオリ作戦の基になった矢口プラン

『シン・ゴジラ』
(C)2016 TOHO CO.,LTD.

矢口プランは、ゴジラの体の仕組みを逆手に取った作戦です。巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)の分析で、ゴジラは体内の原子炉のような器官で生み出す熱を、血液の流れで冷やしていると考えられました。 そこで、血液凝固剤を口から投与して血液の流れを止めれば、ゴジラは自ら原子炉を緊急停止させ、全身が冷えて凍結するという計画が立てられます。これが矢口プランの核となる「血液凝固剤の経口投与」です。のちに、細胞膜の働きを抑える薬剤を組み合わせることで、凝固剤が効く見通しが立ちました。 こうして矢口プランは「ヤシオリ作戦」と名前を改め、実行に移されます。

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「ヤシオリ作戦」の概要

ヤシオリ作戦の目的は、ゴジラを地面に倒して動けなくし、その口に血液凝固剤を流し込むことです。そのためには、ゴジラが放つ熱線を先に使い切らせる必要がありました。 作戦には自衛隊だけでなく、在日米軍の無人機も加わりました。さらに、無人の新幹線や在来線の電車までが爆弾として使われています。

ヤシオリ作戦の流れ|新幹線爆弾から凝固剤の投与まで

ヤシオリ作戦は、おおむね次の順番で進められました。 ①無人新幹線爆弾:爆薬を積んだ無人のN700系新幹線をゴジラの足元に突っ込ませ、活動を止めていたゴジラを目覚めさせます。 ②米軍の無人機による攻撃:無人機が次々と攻撃を仕掛けてゴジラに熱線を撃たせ、エネルギーを使い切らせます。 ③高層ビルの爆破:周りの高層ビルを爆破して崩し、ゴジラを下敷きにして倒します。 ④凝固剤の経口投与:がれきを重機で取り除き、ポンプ車でゴジラの口に血液凝固剤を流し込みます。

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ヤシオリ作戦での結果は?在来線爆弾の活躍

凝固剤の投与が目標の約30%まで進んだところで、ゴジラが再び動き出します。ゴジラが放った熱線によって、投与を担当していた第1小隊は全滅してしまいました。 ここで投入されたのが無人在来線爆弾です。爆薬を積んだE231系・E233系の電車が次々とゴジラに突っ込み、その爆発でゴジラを再び転倒させます。見慣れた通勤電車がゴジラに立ち向かう場面は、作品の名シーンのひとつです。 その後、残りの小隊が凝固剤を最後まで投与し、ゴジラは凍結。炉心の温度は零下196度まで下がり、ゴジラは活動を止めました。 ただし、ゴジラが死んだと確かめられたわけではありません。国連の熱核攻撃は中止ではなく、カウントダウンが止められただけで、ゴジラが活動を再開すれば実行されることになっています。凍ったゴジラの尻尾の先には人のような形をしたものが映し出され、謎を残したまま物語は幕を閉じます。

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『シン・ゴジラ』ヤシオリ作戦についてよくある質問

ヤシオリ作戦の名前の由来は?

日本神話で須佐之男命(スサノオノミコト)がヤマタノオロチに飲ませた酒「八塩折之酒(やしおりのさけ)」に由来します。何度も繰り返し醸した酒で、ヤマタノオロチはこれを飲んで酔いつぶれ、眠ってしまいました。

『シン・ゴジラ』のアメノハバキリとは何?

ヤシオリ作戦で、ゴジラの口に血液凝固剤を流し込む部隊の名前です。須佐之男命がヤマタノオロチを退治した剣として伝わる「天羽々斬(あめのはばきり)」から名付けられました。

ヤシオリ作戦ではどうやってゴジラを止めた?

血液凝固剤を口から投与して血液の流れを止め、ゴジラ自身に体内の原子炉を停止させて凍結させる作戦です。無人新幹線爆弾や米軍の無人機で熱線を使い切らせ、高層ビルを爆破してゴジラを倒してから、ポンプ車で凝固剤を流し込みました。

在来線爆弾とはどんな作戦?

爆薬を積んだ無人のE231系・E233系の電車をゴジラに突っ込ませる攻撃です。凝固剤を投与していた第1小隊が熱線で全滅したあとに投入され、その爆発でゴジラを再び転倒させました。

ヤシオリ作戦でゴジラは死んだ?

凍結して活動を止めましたが、死んだと確かめられたわけではありません。国連の熱核攻撃はカウントダウンが止められただけで、ゴジラが活動を再開すれば実行されることになっています。ラストの意味は考察記事で解説しています。

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『シン・ゴジラ』ヤシオリ作戦とアメノハバキリの意味まとめ

『シン・ゴジラ』のヤシオリ作戦は、ヤマタノオロチ退治の神話になぞらえた作戦です。 作戦名の由来は大蛇を酔わせた酒「八塩折之酒」、凝固剤を投与する部隊の名前は大蛇を斬った剣「天羽々斬」。酒で眠らせ、剣で討つという神話の流れを、血液凝固剤の経口投与と、新幹線・在来線・ビルを総動員した作戦で再現しています。 ラストの尻尾の意味やゴジラの形態の変化は、関連記事であわせて確かめてみてください。

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