2017年7月6日更新

『マッドマックス2』が最高すぎる10のワケ【最高傑作?】

マッドマックス2

人気アクション・シリーズ『マッドマックス』。そのなかでもシリーズ最高傑作の呼び声高い第2作目『マッドマックス2』の魅力は一体どこにあるのでしょうか?本作の魅力をご紹介します。

シリーズ最高傑作と言われる『マッドマックス2』

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2015年に27年ぶりの新作が公開され、人気が再燃したアクション・シリーズ『マッドマックス』。そのシリーズ最高傑作と言われる『マッドマックス2』の魅力は一体どこにあるのでしょうか。

この記事では、『マッドマックス2』の魅力ポイントを解説します。

1.『マッドマックス2』のあらすじ

前作から数年後。世界大戦により文明は崩壊し、戦争の影響で枯渇した石油資源を巡って、凶悪な暴走族が略奪を繰り返す世界になっていました。妻と子供を殺されたショックから生きる目的を失ってしまった元警官のマックスは、犬を連れて愛車のV8インターセプターで放浪の旅を続けていました。

ある日、インターセプターの燃料を狙って追ってきた暴走族を追い払ったマックスは、その途中でオートジャイロを見つけます。そこで出会ったパイロットのジャイロ・キャプテンから近くに石油精製所があることを教えられたマックスは、そこに住む人々がヒューマンガス率いる暴走族に脅かされていることを知ります。

マックスを追い回していた暴走族ウェズがヒューマンガスの手下だったと知ったマックスは、石油精製所の人々とともに、彼らと戦うことを決意します。

2.独創的な世界観がすごい!

『マッドマックス2』は前作の大ヒットを受け、約10倍の予算をかけて製作されました。

大国の戦争によって荒廃した未来という舞台設定や、モヒカンヘアーの暴走族などを描いた世界観は、1980年代のSF映画をはじめ、多くの作品に影響を与えています。

本作を製作する際、監督のジョージ・ミラーは神話学者ジョセフ・キャンベルの『千の顔を持つ英雄』を参考に、数々の試練を乗り越えてマックスが英雄として成長していく物語を作り上げました。

3.漫画『北斗の拳』に影響を与えた!?

『マッドマックス2』は多くの作品に影響を与えましたが、日本のSF漫画『北斗の拳』もそのうちのひとつです。

世界設定や登場人物の衣装など、多くの部分で『マッドマックス2』を参考にしており、主人公ケンシロウの性格もメル・ギブソンが演じたマックスを下敷きにしています。

4.暴走族が操る改造車の数々

マッドマックス2

激しいカーアクションがメインとなる本作では、制作費の大部分が暴走族が乗る車両の改造費に当てられました。

ウェズたちが乗るカワサキのオートバイをはじめ、石油精製所の人たちが使用したタンカートレーラー、暴走族から奪った”ザ・ローン・ウルフ”などの改造車両は現在もファンを惹きつけ、映画に登場したのとそっくりに改造して楽しむ人たちもいます。

5.マックスの愛車V8インターセプターがかっこいい!

前作でマックスが警察から無断で持ち出したV8インターセプターは、フォード・ファルコンをベースに600馬力に改造され、燃料を盗むとその犯人を爆殺する装置も付いています。オーバー・ヘッドツイン・カム・V8エンジンを搭載したFRカスタム車です。

ウェズによって破壊されますが、第4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では本作とほぼ同じ状態で復活しています。

6.CGを使わないリアルな映像

本作には派手なカーチェイスやクラッシュなど、迫力のアクションシーンが多数あります。それらは全て、本物の人間がスタントを行なっています。アクションシーンでは、スタントマンの死亡説が出るなど、大きな話題になりました。

『マッドマックス2』が制作された1980年代当初は、まだCGの技術が確立されていませんでしたので、当然といえば当然ですが、アクションシーンの迫力に圧倒された観客は、誰かが死んでいてもおかしくないと思ったようです。実際には、『マッドマックス』シリーズで死亡事故は1件も起きていないとのことです。

7.本作の語り部フェラル・キッド

鉄製のブーメランを操る野生児フェラル・キッドは、この物語の中心人物であり、語り部でもあります。勇敢でキュートな彼も『マッドマックス2』を語る上で欠かせないキャラクターとなっています。

マックスからオルゴールをもらって以来、彼に懐き憧れるようになったキッドは、戦いのあと北部族のリーダーになりました。冒頭とラストのモノローグは成長したキッドの声で、本作が彼の回想であったことがわかります。

8.マックスの犬がかわいい

マッドマックス2

前作で妻と子供を殺されたマックスは、本作では犬を連れて旅をしています。オーストラリアン・キャトル・ドッグという犬種で、名前はとくに無いようです。

荒涼とした世界観のなかで、癒しの存在となっています。

9.映画史に残る強烈キャラクター!ウェズ

赤く染めた髪をモヒカン刈りにしたウェズは、本作に登場する暴走族のなかでも非常に凶暴で好戦的なキャラクターです。命令を無視して単独行動をとったりするため、ヒューマンガスでも手を焼いています。金髪のゴールデン・ユースという青年をオートバイの後部座席に乗せています。

ウェズを演じたヴァーノン・ウェルズは、この役がきっかけで注目を集め、後に1985年の映画『コマンドー』にも出演しました。

10.イモータン・ジョーに通じる?悪役ヒューマンガス

『マッドマックス2』で暴走族を束ねる首領であるヒューマンガスは、強烈なインパクトのあるキャラクターです。

鉄仮面をかぶった筋骨隆々な人物で、黒いホットパンツに皮ベルトを身につけています。手下たちからは「君主」「ロックンローラーのアヤトラ(伝道師)」と呼ばれ、演説を得意とし、カリスマ性のある人物として、石油精製所の一部の人々からも一目置かれています。

ウェズをチョークスリーパーで絞め落とすなど、腕力にも長けています。