2017年7月6日更新

『マッドマックス 』全シリーズのマックスを解説【メルギブ&トム・ハーディー】

マッドマックス 怒りのデスロード

オーストラリアの大人気アクションシリーズ『マッドマックス』。第4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が前作から27年ぶりに公開され、世界的に大ヒットとなりました。この記事では、そんな人気シリーズの主人公マックスについてご紹介します。

大人気アクションシリーズ『マッドマックス』

1979年に第1作目が公開された、オーストラリアの人気アクションシリーズ『マッドマックス』。

近未来を舞台に警察官の主人公が暴走族を追うことから始まった物語は、大国間の核戦争を経て荒廃した大地をさまよう主人公と、それぞれの土地で彼が出会った人々の戦いが描かれていきます。

1981年に公開された『マッドマックス2』を制作する際、監督のジョージ・ミラーは神話学者ジョセフ・キャンベルの著書『千の顔を持つ英雄』を読み込み、世界を放浪しながら試練を克服し英雄となる主人公を描きました。このテーマは、2015年に公開された第4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にも引き継がれています。

主人公マックス・”マクシミリアン”・ロカタンスキー

『マッドマックス』シリーズの主人公、マックス・”マクシミリアン”・ロカタンスキーは暴走族専門の特殊警察M.F.P.(Main Force Patrol)の隊員として、警官殺しの凶悪犯ナイトライダーを追うことになります。

第1作目で家族を亡くし天涯孤独となったマックスは、警察も辞め、車でひたすら走り続ける放浪の旅に出ました。彼は各地で様々な人と出会い、困難を克服することによって英雄となっていきます。

メル・ギブソン演じる初代マックス

1979年の1作目から、続編『マッドマックス2』(1981)、『マッドマックス/サンダードーム』(1985)の3作に渡って、アメリカ出身の俳優メル・ギブソンが主人公マックス役を務めました。

ギブソンが演じたマックスは、警官を殺した暴走族のリーダー、ナイトライダーを追い詰めますが、カーチェイスの末にナイトライダーが事故死したことで暴走族の恨みを買ってしまいました。彼らに同僚や妻子を殺されてしまったマックスは、警察の特殊追跡車を無断で持ち出し、復讐を果たします。

妻子を失ったことで生きる希望や目的を失ったマックスは、核戦争を経て荒廃した大地を改造車で走り続けていました。その途中、凶悪な暴走族と戦いながら砂漠で生活する人々に遭遇し、彼らの用心棒として戦いに参加することになります。

Mad Max Beyond Thunderdome [Blu-ray]

前作での戦いの後も放浪を続けるマックス。親子の強盗に車や荷物を奪われ、徒歩でとどりついた街はアウンティ・エンティティという女性に支配されていました。自分の持ち物を取り戻すため、球状の檻に囲まれた「サンダードーム」で裏の支配者と戦うことになったマックスでしたが、相手を殺すことを拒み砂漠に追放されてしまいます。行き倒れた彼は、子供だけが暮らす村の住人に助けられました。

2代目マックスとなったトム・ハーディ

前作から27年ぶりに制作された第4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、イギリス出身のトム・ハーディが新たに主人公マックス役を務めています。

マックスは過去に救えなかった人々の幻覚に苦しみながら、愛車のV8インターセプターでウェイストランドを彷徨っていました。イモータン・ジョーを崇拝するウォー・ボーイズの襲撃を受け、シタデルと呼ばれる砦に連れて来られた彼は、砦から逃げたジョーの妻たち「ワイブス」の追跡にウォー・ボーイズのひとりニュークスの輸血袋として連れ出されます。

マックスの愛車V8ブラック・インターセプター

第1作目でマックスが無断で持ち出した警察の暴走族追跡用車両です。フォード・ファルコンをベースにした車体にV8エンジンを搭載したカスタム車で、以降シリーズを通してマックスと放浪の旅をともにしています。

『マッドマックス2』で一度破壊されましたが、前日譚コミック『Mad Max Fury Road Mad Max #1』では、映画第3作目の冒頭となる時期にマックスが部品集めの旅をしていたことが描かれています。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でウォー・ボーイズに再び破壊されますが、その後シタデルで彼らの戦闘用車両として整備されました。