中国を舞台にしたアニメ映画『カンフー・パンダ』が面白い!
出典: www.amazon.co.jp
2008年から公開されたドリームワークス・アニメーションの映画『カンフー・パンダ』。カンフーオタクのジャイアントパンダ・ポーがカンフーマスターになるべく修行し、成長しながら強敵に挑んでいく武闘アニメです。
2011年には『カンフー・パンダ2』が、2016年にはアメリカで『カンフー・パンダ3』が公開。2010年にはアメリカを中心にテレビシリーズも放映し着実にファンが増えていった今作は、豪華な声優陣と高いエンターテイメント性からドリームワークスの中でも代表的作品となっています。
『カンフー・パンダ3』までの各話ストーリーと豪華な声優についておさらいしていきましょう!
『カンフー・パンダ』各話あらすじ
パンダがカンフーマスターに?!キレのよいアクションがすごい!
ジャイアントパンダのポーは本物のカンフーは一度もやったことのないカンフーオタク。ある日ポーの
住む中国の平和の谷が、凶悪カンフー使いのタイ・ランによって危険にさらされてしまい、急遽タイ・ランに対抗する為の戦士“龍の戦士”にポーが選ばれます。
カンフーは好きなものの運動神経がまるでなかったポー。シーフー老師の修行に悪戦苦闘し、一度は諦めて実家のラーメン屋を継ごうと家に帰ります。しかし、考えを改めなおし師匠の想いを感じ取ったポーは見事、タイ・ランを打ち負かす事に成功するのです。
ポーの過去が明らかに!アクションもパワーアップ!
見事立派な“龍の戦士”となり人気者になったポー。更なるステップアップの為シーフー老師の元で修行に励んでいましたが、なかなか上達しない自分に対して疑問を抱いていきます。
そんな中音楽村が危険な目に遭っていると知り助けに向かったポーと仲間達でしたが、盗賊の主犯格であるウルフ隊長と一戦を交えると、ポーの中に過去の悲しい記憶が甦ってきました。
ラーメン屋を営む父は本当の親ではない事、本当の親は敵の軍によって滅ぼされ自分だけ生き残った事を知りひどく落胆するポー。しかし「今」を生きる事の大切さを再認識できたポーは過去の囚われから見事脱却し、故郷を襲った軍を率いる大老を見事倒すことに成功します。
そして育ての親である父と一緒にラーメン作りに励む幸せな日常に戻ったのでした。
ポーの本当の父親とは?戦士から師匠に昇格?カンフーパンダ第3弾!
「私の息子は生きていた…!」と『2』のラストで叫んでいた一匹のジャイアントパンダが、突如ポーの前へと現れます。前作で判明した本当の父が実は生きていたのです。ポーとの再会を喜び村へつれて帰ろうとする父。果たして2人は本当に親子なのか?ポーの下す決断とは?
そして今回はカンフーパンダ軍団の師匠へと成長したポーの前に2人の強敵が現れます。さらにレベルアップしたポーの本格的なカンフーアクションも引き続き見どころの一つです。
原語版も日本語版吹き替えも豪華な声優陣!
ポー:ジャック・ブラック/山口達也
Kung Fu Panda (c) 2016 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
食欲旺盛でめんどくさがり屋なジャイアントパンダ・ポーを演じるのは、俳優ジャック・ブラック(1969年8月28日生)です。
2000年公開の映画『ハイ・フィデリティ』での出演で一躍有名となったジャックはその後2001年の映画『愛しのローズマリー』で初主演を飾り、2003年主演を務めた映画『スクール・オブ・ロック』は全米初登場1位を記録した大ヒット作となりました。
日本語吹き替え版では、運動神経が良く筋肉質のイメージが強いTOKIOの山口達也(やまぐちたつや、1972年1月10日生)がポー役を演じています。
シーフー老師:ダスティン・ホフマン/笹野高史
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厳しい反面愛情も兼ね揃えるポーの師匠のレッサーパンダ・シーフー老師の声を担当したのは俳優ダスティン・ホフマン(1937年8月8日生)です。
1979年公開の『クレイマー、クレイマー』、1988年公開の『レインマン』で二度アカデミー賞を受賞した実力派で、2012年には初めて監督を務めた『カルテット! 人生のオペラハウス』が公開しトロント国際映画祭にて高評価を得ました。
日本語吹き替え版ではコミカルや役から堅物な役まで幅広く演じ分ける笹野高史(ささのたかし、1948年6月22日生)が演じています。
マスター・タイガー:アンジェリーナ・ジョリー/木村佳乃
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シーフー老師の弟子でのちにポーの仲間となるマスターファイブのマスター・タイガーを演じたのは、アンジェリーナ・ジョリー(1975年6月4日生)です。
元々ファッションモデルとして活躍していましたが1995年に初主演を飾った映画『サイバーネット』の存在感や演技が評価され、その後1999年『17歳のカルテ』、2000年の『60セカンズ』と出演する映画が続々ヒットとなったことから大物女優へと君臨していきました。
日本語吹き替え版では日本の大物女優・木村佳乃(きむらよしの、1976年4月10日生)がマスター・タイガーを力強く演じています。
マスター・モンキー:ジャッキー・チェン/石丸博也
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マスターファイブの一人でポーの仲間となる軽快な動きが愉快なマスター・モンキーを演じたのはジャッキー・チェン(1954年4月7日生)です。
香港出身で今や中国やアジアを代表するトップスターのジャッキーは、代表作に1979年の『スネーキーモンキー 蛇拳』や1984年の『プロジェクトA』、世界的に大ヒットした1988年の『ラッシュアワー』、2010年の『ベスト・キッド』などがあります。
日本版マスター・モンキーは実力派声優・石丸博也(いしまるひろや、1941年2月12日生)が演じています。ジャッキー・チェンの専属声優として有名なことから今作でも抜擢されました。
主題歌も映画にぴったり!
原語版の主題歌にはアジア圏を中心に昔から親しまれている曲『カンフー・ファイティング』が使用されており、1ではアメリカのミュージシャン・シーローと、主人公の声を務めたジャック・ブラックがコラボしていました。
『カンフー・パンダ3』ではイギリスのバンドグループ「ザ・ヴァンプス」が起用され、1からの馴染みの曲『カンフー・ファイティング』をカバー。同曲のMVではメンバーがパンダのポーをはじめとする映画の登場キャラクターと“共演”し、コミカルで楽しい作品となっています。
日本語版1作目の『カンフー・パンダ』の主題歌に起用されたのは、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Hey! Say! JUMPの楽曲『カンフーの戦い』と『Your Seed』。主人公ポーの声を務めた山口とのジャニーズコラボが実現したことでも注目を集めました。どの曲も映画のテーマにぴったり合った楽曲となっています。
最新作『カンフー・パンダ3』はNetflixでのみ鑑賞可能!
(C)2016 DreamWorks Animation LLC.
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2016年1月に全米で公開された『カンフー・パンダ3』ですが、日本での劇場公開はいまだ未定。海外版で発売されたBlu-rayでの日本語吹き替えバージョンでは山口達也ら芸能人の吹き替えではなくプロの声優の声で収録されています。
よって日本での鑑賞は大手オンラインストリーミングサービスNetflixでのみ可能。2016年8月19日から独占配信中です。