2019年12月20日更新

「ヒックとドラゴン3/聖地への冒険」の魅力解説&トリビア集 革新的美しさで描かれるドラゴンのお引越し

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
© 2019 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

大人気アニメーション映画「ヒックとドラゴン」シリーズの第3弾『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』が2019年12月20日に公開されます。世界中で高い評価を受けているシリーズの最終作は、どんな物語になっているのでしょうか。あらすじや吹き替え声優など、その魅力を紹介します。

目次

第3弾『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の魅力をネタバレありで紹介!

2010年に公開され、全世界で絶大な人気となったドリームワークスの3Dアニメ映画『ヒックとドラゴン』。そのあまりの成功ぶりから2014年には続編『ヒックとドラゴン2』も製作されました。 そして2019年12月、シリーズ最終章『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』が公開されます!これまでともに成長し、友情を育んできたヒックとトゥース。本作ではどんな冒険が彼らを待っているのでしょうか。 あらすじ、日本語吹き替え版声優から、本作の魅力やトリビアまで紹介します。 ※本記事には『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』に関するネタバレ情報を含んでいます。未鑑賞の方はご注意ください!

「ヒックとドラゴン3」のあらすじ ドラゴンが定員オーバーで新たな地へと引っ越し

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』トゥース、ヒック
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人間とドラゴンが平和に暮らすバーク島。しかしドラゴンは増えつづけ、島は定員オーバー。若きバイキングの長・ヒックは、島を旅立ち全員で移住する計画を立てます。目指すのはかつて亡き父から聞いた、地図に載らない“幻の聖地”。 しかし大移動の途中、最凶のドラゴンハンター・グリメルに命を狙われ、トゥースの前には白い謎のドラゴン、“ライト・フューリー”が姿を現します。

「ヒックとドラゴン3」の魅力を解説 革新的に美しい映像に注目!

革命的なCG技術「ムーンレイ」を使った美しい映像

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
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CGアニメーションの製作で、映像のクオリティを左右するライティング(照明)。ドリームワークスは本作のためにあらたなツール「ムーンレイ」を開発し、格段に美しい映像を作りあげました。 「ムーンレイ」は、現実世界のような光を計算し、物体が物の表面にどのように反射するか正確に映し出す画期的なツール。監督のディーン・デュボアは、これによって実写以上に美しく壮大な景色やクオリティの高いキャラクターを描くことができるようになった、と語っています。

ライト・フューリーとは?

トゥースは突然目の前に現れたナイト・フューリーのメスに一目惚れします。ヒックとアスティは、真っ白な彼女を“ライト・フューリー”と名付けました。

ライト・フューリーは、トゥースを狙うグリメルが罠として放ったものでしたが、彼女もトゥースを気に入りました。 人間と暮らしてきたトゥースに比べて、ライト・フューリーのほうが大人っぽく見えるのはとても面白い対比になっています。彼女はドラゴンハンターに捕まるまで、ひとりで生きてきたのでしょう。姿を消す能力も彼女独自のものではなく、ナイト・フューリーの能力のひとつだったようで、後にトゥースも習得しました。 こうして、ともにドラゴンの聖地へと旅立った2匹は、王と女王として迎えられたのです。

【ネタバレ注意】「ヒックとドラゴン3」のテーマとメッセージを解説!

ディーン・デュボア
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監督のディーン・デュボアは、本作のテーマは「自立と旅立ち」だと語っています。

ヒックとトゥースはともに多くの冒険をし、成長してきました。ヒックが作ったトゥースの尾翼は、ヒックが操作するため、自分だけでは飛び立つことができません。しかし本作で、ヒックはトゥースが自力で飛び立つことができるように尾翼を改良します。 ライト・フューリーとともに飛び去ったトゥースが戻ってこなかったとき、ヒックは自分のほうがトゥースに依存していたのだと気がつきました。そして、自分だけではみんなを守るのに力不足だと考えます。しかし、ドラゴンの聖地で王として迎えられたトゥースを見て、そこが彼の居場所だと確信しました。 ヒックとトゥースは、ともにグリメルとの決着をつけ、別れを決意します。たとえ自分が望まなくても、相手にとって最善の道を選んだヒック。その姿は、第1作目で変化を恐れず行動を起こしたときとかぶりますが、彼が別の変化を受け入れることでさらに成長したことを表しています。 デュボアは「愛するものを手放してでも1歩を踏み出すことで、たくましさ、成長、悟りが生まれるんだ。未知の世界で、自分だけの力で人生に立ち向かってこそ、壮大なすばらしい物語が始まる」と語っています。

「ヒックとドラゴン3」のトリビアを紹介 8匹から6500万匹に増加?

ドラゴンのデザインは本物の動物から?

1作目、2作目にひきつづき本作の脚本・監督を務めるディーン・デュボアによると、ドラゴンの仕草は、実在する動物からヒントを得たものだそうです。 「この世界にドラゴンが本当に存在していたかのように思わせることを狙った」と語る監督は、ドラゴンの動きにリアリティを持たせる具体的な動作を見つけるために自然界のドキュメンタリーを見て、本物の動物たちの動きから手がかりを得たと語っています。 1作目公開時から、トゥースの動きがかわいいという評判はありましたが、本作ではさらにリアリティのある動きに注目です。

第1作目では1ショットにドラゴンが最大8匹だったのに……

第1作目では、ひとつのショットにドラゴンは最大で8匹しかいませんでした。しかし本作では、ひとつのショットになんと6500万匹以上のドラゴンが登場しています。これも、最新技術「ムーンレイ」があったからこそ実現できたもの。 ヒックとトゥースの最後の冒険が、シリーズ最大のスケールで描かれます。

キャラクター/吹き替え声優を紹介

ヒック/田谷隼

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』ヒック、ゲップ
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心優しいバイキングの長ヒック。弱虫の少年でしたが、敵同士だった人間とドラゴンがともに平和に暮らす社会を作りました。今は亡き父ストイックの跡を継ぎ、相棒のドラゴン・トゥースとともにバーク島をおさめています。ヒックは発明が得意で、トゥースのために尾翼を作ったり、彼の鱗から鎧を作ったりしました。本作では、みんなを守るため“幻の聖地”への移住を提案しますが……。 ヒックの吹き替えは1作目、2作目につづき、洋画の吹き替えを中心に活躍している田谷隼が務めます。

アスティ/寿美菜子

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』アスティ、ヴァルカ
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ヒックのガールフレンドであるアスティは、優秀なドラゴン乗り。デッドリー・デンジャーという種類のドラゴン、ストームフライを相棒にしています。負けず嫌いで勝ち気な性格ですが、ヒックのことをよく理解し、常に思いやっています。 アスティの吹き替えを担当するのは、『ドキドキ!プリキュア』や『響け!ユーフォニアム』などで知られる寿美菜子です。

ヴァルカ/深見梨加

長い間行方不明になっていたヒックの母ヴァルカ。『ヒックとドラゴン2』でバーク島に帰ってきました。島を離れていた間ドラゴンの群れと暮らしていた彼女は、そのとき学んだ知識をヒックたちに教えています。 英語版でヴァルカの声を演じているのは、ケイト・ブランシェット。吹き替えはブランシェットやアンジェリーナ・ジョリーなどの担当声優として知られる深見梨加が担当しています。

グリメル/松重豊

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』グリメル(松重豊)
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グリメルは、ずる賢く計算高い最凶のドラゴン・ハンターです。罠を仕掛けることが得意で、強力なドラゴンを操ります。ナイト・フューリーを殺すことに執着しており、過去に取り逃したトゥースを狙っています。 英語版では、『アマデウス』(1984年)でサリエリを演じたF・マーリー・エイブラハムが声を務めるグリメル。日本語版では「孤独のグルメ」シリーズの松重豊が吹き替えています。

トゥース

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』トゥース、ライトフューリー
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伝説の最強種族のドラゴン、“ナイト・フューリー”で、ドラゴンたちのリーダーであるトゥース。体は真っ黒で、歯が出たり引っ込んだりするのが特徴です。片方の尾翼を失い、飛べなくなったところをヒックに助けられ、相棒になりました。ヒックは彼のために尾翼を作りましたが、ひとりでは飛ぶことができません。

ライト・フューリー

謎につつまれたメスのナイト・フューリー。人間に強い警戒心を抱いており、空中で姿を消すことができます。突然目の前に現れた彼女に、トゥースは恋をしますが……。

第3弾『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』は2019年12月20日(金)全国ロードショー!

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
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ヒックとトゥースをはじめ、人間とドラゴンの友情、成長と旅立ちが描かれる『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』は、2019年12月20日全国公開です!