映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』あらすじ・キャスト【若手実力俳優集結】

2017年10月27日更新

現在クラウドファンディングで製作費を募っている『ポンチョに夜明けの風はらませて』。監督はベルリン国際映画祭などで、世界的に高い評価を受けている廣原暁です。出演も太賀、中村蒼、矢本悠馬、と豪華若手キャストという、今注目の映画をご紹介します。

青春映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』に若手実力派キャストが集結!

早見和真原作の小説『ポンチョに夜明けの風はらませて』。2013年に発表された高校卒業前の少年達を描く青春小説です。映画は太賀、中村蒼、矢本悠馬など、実力・人気共に高い若手俳優が終結している事も話題ですが、上映する映画館を増やすためのクラウドファンディングも話題になっています。

今回は、2017年10月28日公開の映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』について紹介します。

『ポンチョに夜明けの風はらませて』あらすじ

卒業式を目前に控えた春先。又八・ジャンボ・仁・ねずみの仲良し男子高校生4人組は、それまで特に目立つ事をしてこなかった少年たちです。そんな彼らが卒業前にひと旗上げるべく、にわかロックバンドを結成します。

しかし、倉敷まで受験をしに行った仁が、大雪に見舞われて東京への帰路が断たれ、卒業式に出席できない可能性が出てきました。心配した又八・ジャンボは、彼を迎えに旅に出る決意をします。

途中で様々な人と出会い、倉敷までの道中を共にする二人。果たして卒業式には間に合うのか?荒唐無稽な高校最後の冒険が始まります。

主演キャストには今注目の若手俳優・太賀が抜擢!

又八/太賀

走れ、絶望に追いつかれない速さで

主演の又八を演じるのは、俳優の太賀です。彼は自身の演じた又八について、明日を考えずに今を全力で生きる姿に「青く、馬鹿で、眩しい役」だったと回想しています。大賀自身とは異なる役だったようですが、「彼らがずっとずっと羨ましかった」と好意的にコメントしています。

太賀は1993年2月7日東京都出身。2006年に13歳で俳優としてデビューしました。2016年には宮藤官九郎脚本の日本テレビ系ドラマ『ゆとりですかなにか』では、ゆとりモンスターの山岸ひろむを熱演して注目を集めています。同年の『走れ、絶望に追いつかれない速さで』でも主演し、監督の実体験に基づいた難役を絶妙に演じています。

実力派揃いの『ポンチョに夜明けの風はらませて』、又八を取り巻くキャスト

ジャンボ/矢本悠馬

ちはやふる

天ぷら屋「八兵衛」の跡取り息子で、本名は公平。4人の中で最も常識人で、高校卒業後は家業を継ぐ事を決めています。又八と一緒に仁を迎えに行くため、倉敷まで一緒に旅をします。

演じる1990年8月31日京都府生まれ。2003年映画『ぼくんち』でデビューし、2015年にはフジテレビ系ドラマ『ブスと野獣』で初主演を務めました。今回のジャンボ役に関しては、2週間の撮影が3日に感じるほど撮影時間の早さを感じたとの事。「気軽に見て、気軽に笑って欲しい」と楽しさをアピールしています。

仁/中村蒼

中村蒼

早稲田大学を受験しましたが落ちてしまい、慌てて倉敷の大学への受験を決めることに。彼が受験後に大雪に見舞われて帰れなくなったことから、又八とジャンボの珍道中が始まります。

演じる中村蒼は1991年3月4日福岡県出身。2006年に舞台で俳優デビューし、2008年の同じ早見和真原作の映画『ひゃくはち』では主演を務めます。今回の映画に関しては又八、ジャンボ、仁たちのバカをやっている姿を見ながら前向きな気持ちになれるとコメントしています。

ねずみ/染谷将太

みんな!エスパーだよ!

又八・仁・ジャンボと高校で出会い、つるむ事になった友人。彼はすでに高校の推薦で大学進学が決まっています。倉敷まで向かった又八、ジャンボを待って東京で一人待っている少年です。

演じる染谷将太は1992年9月3日東京都出身。7歳から子役を始め、2011年の映画『ヒミズ』では、ヴェネツィア映画祭で日本人初のマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞しました。残念ながら今回の映画について染谷将太のコメントは見られませんでしたが、役柄のネズミは旅に参加しないお留守番、という役柄にリンクしているようですね。

新進気鋭の注目女優も出演

愛/佐津川愛美

佐津川愛美

ジャンボの父親が購入した車を使って倉敷へ向かう又八とジャンボ。予算の関係上高速が使えない彼らは、箱根に行った時倉敷が故郷というグラビアアイドルの愛に出会い、車に乗せて一緒に倉敷までを旅します。

佐津川愛美は1988年8月20日静岡県出身。2005年の初出演映画『蝉しぐれ』と、2007年の佐藤江梨子主演の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でブルーリボン賞の助演女優賞にノミネートされるなど、その演技力はデビュー当時から高い評価を受けています。

マリア/阿部純子

阿部純子

彼らが倉敷までの道を共にするもう一人の女性・マリア。風俗嬢をやっている女性で、名古屋で又八とジャンボに出会い、車に一緒に乗る事にします。演じる阿部純子は本作について、10代の頃を思い出しながら撮影を楽しんでいたようです。

阿部純子は1993年5月7日大阪府出身。以前は「吉永淳」名義で女優活動を行っていました。転機となったのは、2014年の映画『2つ目の窓』の主演後。海外で様々な女優賞に輝いたのですが、力不足を感じて休業してアメリカへ1年間留学。その後本名の阿部純子名義で朝ドラ『とと姉ちゃん』に出演するなど再び女優として活躍しています。

青春映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』の海辺での一幕を公開!

茨城県の新鉾田(しんほこた)にある海岸をロケ地とし、あるワンシーンの撮影が行われました。撮影されたのは高校最後の旅の途中、たどり着いた夜の海辺で騒ぎ倒し朝を迎えるシーン。

いつの間にか浜辺で眠ってしまった又八は、散歩中の犬に顔をなめられ目を覚まします。ジンとジャンボも疲れに任せて寝てしまったようでした。しかし一緒にいたはずの愛とマリアの姿がありません。3人は彼女たちの行方を捜しに車を走らせるのです。

撮影では顔にバターを塗って撮影に挑んだ太賀。なかなか犬が顔をなめてくれずに、撮影は難航したようです。キャストたちが体当たりで挑んだだ演技に注目が集まります。

また車中で歌うシーンでは「歌うことしか決めていなかった」という廣原監督。新進気鋭の若手俳優たちが案を出し合い、印象的なシーンに仕上がったといいます。グルーヴ感満載の青春映画になりそうです。

『ポンチョに夜明けの風はらませて』のメガホンをとるのは廣原暁監督

廣原暁監督作品

『ポンチョに夜明けの風はらませて』を監督した廣原暁は、1986年東京都出身で武蔵野美術大学映像学科を経て、東京藝術大学大学院の映像研究科で映画制作を学びます。

2009年の『世界グッドモーニング!』は、翌年にぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞しただけでなく、バンクーバー国際映画祭や、ベルリン国際映画祭など、海外の大きな映画祭でも上映され、高い評価を受けました。期待の新鋭監督として今後の活躍が期待されます。

『ポンチョに夜明けの風はらませて』の原作者は早見和真

早見和真

早見和真は神奈川県出身。20歳でライターとして様々な出版社に営業し、「AERA」や「SPA!」などでライターとして活躍します。その後2008年に小説『ひゃくはち』で作家としてデビュー。2015年には『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞しました。

これまでにデビュー作の『ひゃくはち』、2013年『ぼくたちの家族』が映画化され、『ポンチョに夜明けの風はらませて』は3作目の映画化作品です。

新しい映画の製作方法クラウドファンディングとは?

この世界の片隅に

クラウドファンディングは、インターネットを通じて不特定多数の人がある目的のために資金の提供や協力を行うことです。元々は映画だけでなく、様々なビジネスに活用されている方法ですが、近年ではクラウドファンディングで映画の資金を募り、ヒットに結びつけている映画作品が国内外問わず存在します。

最近の成功例の一つは、2016年に公開された『この世界の片隅に』でしょう。6年の歳月をかけて製作されたこの作品は、2015年からクラウドファンディングで資金を募り、10日間で目標金額に達し、インターネット上で映画製作を応援する声も広がってヒットにつながりました。

映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』の公開は10月28日

注目の映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』は2017年10月28日に公開されます。是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?