キスシーンが素敵な映画28選【初々しいものから濃厚なものまで!】
タップできる目次
- 映画を彩る憧れのキス!キスシーンが素敵な映画28本を紹介
- 1. 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007年)
- 2. 『トワイライト〜初恋〜』(2008年)
- 3. 『25年目のキス』(1999年)
- 4. 『エターナル・サンシャイン』(2004年)
- 5. 『君への誓い』(2012年)
- 6. 『パンチドランク・ラブ』(2002年)
- 7. 『ロミオ+ジュリエット』(1996年)
- 8. 『スパイダーマン』(2002年)
- 9. 『マイ・ガール』(1991年)
- 10. 『紅の豚』(1992年)
- 11. 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)
- 12. 『娚の一生』(2014年)
- 13.『(500)日のサマー』(2009年)
- 14. 『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)
- 15. 『ジョー・ブラックをよろしく』(1998年)
- 16. 『タイタニック』(1997年)
- 17. 『きみに読む物語』(2004年)
- 18. 『ホリデイ』(2006年)
- 19. 『アナと雪の女王』(2013年)
- 20. 『ブロークバック・マウンテン』(2005年)
- 21. 『セイ・エニシング』(1989年)
- 22. 『ティファニーで朝食を』(1961年)
- 23. 『アデル、ブルーは熱い色』(2014年)
- 24. 『わんわん物語』(1956年)
- 25. 『アラジン』(1992年)
- 26. 『ムーンライト』(2017年)
- 27. 『君の名前で僕を呼んで』(2018年)
- 28. 『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年)
- キスが彩る名作映画の数々!うっとりするシチュエーションを堪能して
映画を彩る憧れのキス!キスシーンが素敵な映画28本を紹介
初々しい初恋のキスや大人の濃厚キスなど、映画を彩ってきたキスの名シーンは数多く存在します。それはもちろん異性でも同性でも等しく、恋愛の情熱を表現する素晴らしいもの。 そんなキスシーンが素敵な映画を28本選び、名シーンを振り返りつつお届けします。あなたの憧れるキスのシチュエーションは、どの作品に登場するものでしょうか? ※この記事にはネタバレと捉えられる可能性のある記述があります。ご注意ください。
1. 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007年)
ノラ・ジョーンズとジュード・ロウの美しい濃厚キスシーン
彼氏の心変わりで、失恋してしまったエリザベス(ノラ・ジョーンズ)。いつも彼を待っていたカフェで、失恋した後もオーナーのジェレミー(ジュード・ロウ)に愚痴り、ブルーベリーパイを食べて気持ちを落ち着けていました。 やがて彼女は失恋を癒すために旅に出ます。 エリザベスがカウンターで寝ているところにジェレミーがそっとキスするシーンが、とても印象深い作品です。
2. 『トワイライト〜初恋〜』(2008年)
世界中のティーンが夢中になった人間とヴァンパイアの切ないラブストーリー
17歳の少女・ベラ(クリステン・スチュワート)は、母親の再婚を機に、父が住む田舎町フォークスに越してきました。そして転校先の高校で美しい少年・エドワード(ロバート・パティンソン)に出会います。 2人はやがて恋に落ちますが、実はエドワードはバンパイアだったのです。 シリーズ5作中の第1作目となるこの『トワイライト~初恋~』は、ベラが彼女の部屋でエドワードとするファーストキスのシーンがとてもロマンチックです。
3. 『25年目のキス』(1999年)
25歳のはずのドリューの初々しさがなんだか愛しく感じる作品
25歳のさえないコピーエディター、ジョジー・ゲラー(ドリュー・バリモア)は、ある日高校生の実態をレポートするために17歳の高校生と偽り高校への潜入を命じられます。 いやいや潜入した彼女ですは、高校時代いじめられていたこともあって、調査もなかなかうまくいきません。しかしあることがきっかけで、人気者グループの一員に。そこからやがてジョジ―は英文学の教師サム(ミシェル・バルダン)に好意を寄せるようになります。 クライマックスのシーンでは、野球スタジオで大観衆をバックに2人は濃厚なキスをします。映画だからできる演出ですね。
4. 『エターナル・サンシャイン』(2004年)
記憶が消えても、何度でもあなたに恋をする
ある日ジョエル(ジム・キャリー)は、喧嘩した恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が、自分の記憶を消す手術をしたことを知ってしまいます。ショックを受けた彼は、自分も彼女の記憶を消すことを決心するのでした。 美しい映像の中に散りばめられたキスシーンは、いずれも魅力的です。
5. 『君への誓い』(2012年)
記憶をなくした妻にもう一度愛を捧げる夫の姿に世界中が感動!
妻のペイジ(レイチェル・マクアダムス)と幸せな結婚生活を送っていたレオ(チャニング・テイタム)。ある日、ペイジは交通事故に遭ったことで、レオと出会ってからの記憶を全て失ってしまいます。必死で妻の記憶を取り戻そうと奮闘するレオでしたが、結婚に反対していた彼女の父親や元カレが現れ……。 ペイジとレオの2人がかつて初デートした場所を巡り、再びキスを交わすシーンが印象的です。2012年にはMVアワードで「ベスト・キス賞」にもノミネートされました。
6. 『パンチドランク・ラブ』(2002年)
カリフォルニア州で小さな会社を経営する男・バリー(アダム・サンドラー)は、口うるさい姉たちと育ったせいで、なにかと情緒不安定になってしまいます。そんなある日、彼は姉の会社の同僚であるリナ(エミリー・ワトソン)に一目惚れ。 順調にいくかと思われた恋でしたが、バリーがある事件に巻き込まれたことで彼女にも魔の手が迫ります。 作品DVDのジャケットにもなった、ハワイのホテルでの2人のキスは、とても美しいシーンの一つです。
7. 『ロミオ+ジュリエット』(1996年)
許されない恋ほど燃え上がるもの
シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』をシナリオはそのままに、時代背景のみ現代になったラブストーリーです。 ヴェローナ・ビーチの2大マフィア、モンタギュー家とキャピレット家は常に敵対していました。しかしお互いの素性を知らないまま、モンタギュー家のロミオ(レオナルド・ディカプリオ)と、キャピレット家のジュリエット(クレア・デインズ)は恋に落ちてしまいます。 「許されない恋」という切ない背景が、作中に登場する様々なキスシーンをより美しく彩っています。
8. 『スパイダーマン』(2002年)
恋をした相手はスーパーヒーロー!スパイダー・キスに世界中が夢中に
「マーベル・コミック」の大人気ヒーローの活躍を実写化した映画『スパイダーマン』。本作はシリーズ化がされ、3作目まで製作されました。 さえない高校生だったピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は、ある日遺伝子改良されたクモにかまれ、特殊能力を手に入れます。彼は叔父を強盗に殺されたショックから、「スパイダーマン」としてニューヨークの悪と戦うことを決意するのでした。 ピーターが想いを寄せるMJ(キルスティン・ダンスト)をスパイダーマンとして救った時に2人が交わした濃厚な「逆さキス」は、映画公開と同時に大きな話題を呼びました。
9. 『マイ・ガール』(1991年)
可愛い初恋は一生の思い出!
母を亡くし、葬儀社を営む父と2人で暮らす11歳の少女・ベーダ(アンナ・クラムスキー)。母を忘れられない彼女は、親友のトーマス(マコーレ・カルキン)と一緒に父の恋愛を妨害してばかりです。一方で大人の恋に憧れ、ベーダはポエム教室の先生に想いを寄せるように。しかし、トーマスはベーダのことが好きだったのです。 物語の途中、トーマスとベーダが冗談半分で交わす軽いキスがとてもキュートです。
10. 『紅の豚』(1992年)
ほっぺにチュッ、で人間の姿に見える瞬間にドキドキ!
本作は、1992年に公開されたスタジオジブリの作品。世界恐慌時代のアドリア海を舞台に、なぜか豚の姿で元軍人の賞金稼ぎ、ポルコ・ロッソを描いた物語です。 ポルコは、飛行機を操縦し、空中海賊を相手に賞金稼ぎで生業を立てていますが、かつては空軍のエースでした。なぜ豚の姿になったかは作中では明らかにされていませんが、かつては人間だったようです。 彼のラブロマンスが物語の中心ではありませんが、最後に技師のフィオが彼にキスしたことによって一瞬人間の姿に戻るシーンは、なんともロマンチックです。
11. 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)
キスをせがまれても、あえておでこに……。ルパンって紳士!
偽札の噂が絶えないヨーロッパのカリオストロ公国にやってきたルパン一行は、そこで悪者に追われるクラリスという少女を助けます。実はその少女は公国の大公家のひとり娘でした。しかもクラリスは、伯爵に強引に結婚を迫られ、城に幽閉されていたのです。 銭形警部の「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」というセリフがあまりにも有名な本作ですが、実はキスシーンもロマンチック。 クライマックスにクラリスからキスをせがまれたルパンが、唇ではなくあえて額にキスするシーンは必見です。
12. 『娚の一生』(2014年)
足キスで話題騒然!大人の恋ってこういうこと
東京でバリバリ働きながらも、つらい恋愛をしたことがきっかけで祖母が住む田舎の一軒家に引っ越してきた堂園つぐみ(榮倉奈々)。そんな矢先、祖母が急死してしまいつぐみは心にぽっかり穴があいてしまいます。突然、つぐみと親子ほど年は離れた大学教授・海江田醇(豊川悦治)が現れ、2人の奇妙な同棲生活が始まるのでした。 原作のマンガでも人気の高い、海江田がつぐみにする「足キス」のシーンは、映画でも忠実に再現され話題となりました。
13.『(500)日のサマー』(2009年)
こんなに素敵なふたりだけど「友達」という微妙な関係
運命を信じない気まぐれなサマー(ズーイー・デシャネル)と、彼女に振り回されるさえないトム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)の、2人が出会って恋が終わるまでの500日間を描いたラブストーリーです。 ミュージックビデオを多く手掛けてきたマーク・ウェブ監督が作り出す、音楽と色彩でおしゃれに彩られた映像に、キュートでロマンチックな2人キスシーンが散りばめられています。
14. 『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)
映画史上最高と言っても過言ではないラブストーリー
銀行員のサム(パトリック・スウェイジ)は、恋人のモリー(デミ・ムーア)に「あなたと結婚したい」と告げられた夜、暴漢に襲われて死んでしまいます。ゴーストになった彼は、モリーのもとへ行きますが気づいてもらえません。やがて暴漢の正体を突き止めたサムは、モリーに迫る危険を知らせようと奮闘します。 サスペンス、ロマンス、コメディ、ホラー等様々な要素を持ち合わせたこの作品は、1990年に公開されてから、現在も伝説的な人気を誇る作品です。 サムがゴーストになってから、モリーと交わす最後のキスは、映画史上最もロマンチックなシーンと言っても過言ではありません。
15. 『ジョー・ブラックをよろしく』(1998年)
人間の女性と恋に落ちる切ない死神とのキスシーンが印象的な物語
ある日、死期が迫る大富豪パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)のもとに、死神が現れます。その死神は、事故死した青年の姿を借りており、ジョー・ブラック(ブラット・ピット)と名乗りました。 そしてジョーと出会ったパリッシュの娘、スーザン (クレア・フォーラ)は、彼が数日前に出会った魅力的な男性にそっくりだったため驚くのでした。やがて死神のジョーと人間のスーザンは、恋に落ちていきます。 人間の姿で地上にやってきたジョーが、スーザンとの初めてのキスでその素晴らしさに目覚めるシーンは、他のラブロマンスにない素敵な描写です。
16. 『タイタニック』(1997年)
禁断の愛ほど膨れ上がるものはない!
1997年に公開された、ジェームズ・キャメロン監督・脚本のラブストーリー映画です。 主人公ジャック・ドーソン役のレオナルド・ディカプリオと、ローズ・デヴィット・ブケイター役のケイト・ウィンスレットの名演技も話題を呼び、翌年のアカデミー賞11部門を受賞するなど記録的な大ヒットとなりました。 年老いた女性が過去の美しく哀しくもある体験を話すところから物語は始まります。 豪華客船タイタニック号で起こる悲劇の中、上流階級の娘と貧乏画家のある青年との恋を描いた。切なくも美しいラブストーリー。2人の濃厚なキスシーンはとてもロマンティック!
17. 『きみに読む物語』(2004年)
いつどこでも彼女を愛し続ける姿に感動!
ニコラス・スパークスの小説を映画化、2004年に公開されたピュアなラブストーリーです。 認知症のため過去の思い出を忘れてしまったアリーに、デュークは物語を読んで聞かせます。その物語とは、若き日のアリー壮絶で、しかし美しい恋の話でした。 作中のキスは、MTVムービー・アワードでベスト・キス賞に選出されました。観るものを魅了する濃厚なキスシーンは、映画のラストに幸せをもたらすにふさわしい、美しい2人の愛を物語っています。
18. 『ホリデイ』(2006年)
すてきな出会いはふとしたタイミングでやってくるもの
キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ出演のロマンティック・コメディ。監督は『恋するベーカリー』の監督・脚本をつとめたナンシー・マイヤーズです。 ロサンゼルスに暮らすアマンダ(キャメロン・ディアス)は、あるとき恋人の浮気を知リます。一方、ロンドンの新聞社に務めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)の恋人は、別の女性と婚約を発表。 お互いのことを全く知らない2人は、傷ついた心を癒すべく休暇中に家を交換して過ごす「ホーム・エクスチェンジ」を行うことに。 アマンダはアイリスの家で出会った彼女の兄(ジュード・ロウ)と恋に落ちます。また、アイリスもアマンダの仕事仲間マイルズ(ジャック・ブラック)に惹かれるようになり……。 キャメロン・ディアスとジュード・ロウのキスシーンが多い本作。様々なシチュエーションでの素敵なキスが堪能できます。
19. 『アナと雪の女王』(2013年)
感謝を込めてほっぺにチュッ
自らの持つ不思議な力に怯えてきたアレンデール国の王女エルサ。戴冠式で力を暴走させてしまった彼女は、王国を飛び出し山奥に閉じこもってしまいます。 そんな彼女を救うため旅に出た妹のアナは、氷売りのクリストフと出会い一緒に姉を探すことに。2人は冒険のなかで絆を深めます。ラストシーンでクリストフの頬に感謝のキスを送るアナは、とってもキュートです。
20. 『ブロークバック・マウンテン』(2005年)
許されないふたりの激しいキスシーン
どんな形でも、誰かを愛するって切なくて苦しいんだ。心の中にずっとずっと居続ける人がいるっていうのは、異性も同性も関係なく、共感できる。それにしても、ヒースレジャー!ジョーカーには見えない!なんか可愛すぎた。いや、ジェイクギレンホールも。なんか可愛いんだよなぁ!
1963年、ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで季節労働者として出会ったジャックとイニス。彼らは仕事を通して友情を深めますが、それはいつしか愛に変わっていきました。 映画中盤、ヒース・レジャー演じるイニスが、ジェイク・ギレンホール演じるジャックの元へ駆け寄って抱擁、熱のこもったキスを交わすシーンは必見です。
21. 『セイ・エニシング』(1989年)
超有名なラジカセのシーンが登場する青春恋愛映画の名作
キックボクシングに打ち込む高校生のロイドは、卒業を間近に控えたある日、ずっと憧れていたダイアンをデートに誘います。美人で成績優秀な彼女へのアプローチは一見無謀に思われましたが、彼女の返事は意外にもOK。そこから、なにも共通点がなかったはずの2人は距離を縮めていきます。 ダイアンがロイドに徐々に惹かれていく様子が丁寧に描かれ、それが2人の初めてのキスシーンを感動的なものにしてくれています。
22. 『ティファニーで朝食を』(1961年)
オードリー・ヘプバーンが麗しい!ホリーとポールの雨の中のキス
トルーマン・カポーティの同名小説を、オードリー・ヘプバーンとジョージ・ペパード主演で映画化した恋愛映画。華やかな世界に憧れる自由奔放な女性ホリーと自称作家のポールとの恋を描いています。 ブラジルの大富豪ホセと結婚が決まったホリーとケンカ別れしたポール。しかしホリーの収入源だったマフィアとの関係が暴かれ、彼女は拘留されてしまいます。 名キスシーンはラストの雨の中。名もない猫を必死に探すホリーとそれを見守るポールは、ようやくお互いを受け入れて熱いキスと抱擁を交わします。ホリーに抱かれたずぶ濡れの猫もキュート!
23. 『アデル、ブルーは熱い色』(2014年)
文学少女アデルと美大生エマの狂おしい恋!キスが物語る2人の行方
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『アデル、ブルーは熱い色』。パルムドールは通常監督に与えられるものですが、主人公アデルと恋人エマを演じたアデル・エグザルコプロスとレア・セドゥーにも、同賞が授与される史上初の快挙を成し遂げた作品。大胆な性描写が大きな話題となった3時間の大作です。 すれ違った青い髪の美大生エマに一目惚れした文学好きの高校生アデル。ゲイ・バーで再び運命的に出会い、激しく求め合うようになります。 恋人同士になった2人が公園のベンチで太陽光を浴びながらキスする美しいシーンと、決定的な別れを告げられるカフェでの切ないキス。このキスの変遷をたどっていくだけで、2人の悲恋が心に染み込んでいきます。
24. 『わんわん物語』(1956年)
お嬢様わんちゃんの初恋!真似したくなるスパゲティ・キス
お嬢様犬レディと風来坊トランプの恋を描いたディズニー製作の長編アニメーション。アメリカのある都会を舞台に、家出したお嬢様犬レディが野良犬のトランプと出会い、惹かれあっていく物語です。 生まれも育ちも違う2匹が、お互いの境遇を乗り越えて愛情を育んでいく様子が素敵。レディとトランプが1皿のスパゲティを一緒に食べ、その中の1本をたどって偶然キスしてしまうシーンはあまりにも有名です。 当初は犬がスパゲティを食べるシーンに反対していたウォルト・ディズニーも、その出来栄えを見て考えを変えたとか。イギリスの「Total Film」誌選出の「映画史に残る最高のキスシーン50」でも8位に選ばれています。
25. 『アラジン』(1992年)
名曲「ホール・ニュー・ワールド」が彩ったファースト・キス
「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」を元にディズニーが製作した長編アニメーション。2019年には実写版も公開され、その忠実な再現度にも注目が集まりました。 社会の底辺で盗みを働きつつも正直な心を持つ青年アラジンと、自立心と好奇心を抱く宮殿に住む王女ジャスミンが出会って恋に落ちるロマンティックなラブストーリーです。 宮殿に囲われたジャスミンを魔法の絨毯で世界一周の旅に連れて行くアラジン。名曲「ホール・ニュー・ワールド」に乗せ、世界の絶景をバックに二人の親密度もアップします。宮殿に送り届けた後のファースト・キスは、実写版でも忠実に再現されていました。
26. 『ムーンライト』(2017年)
アイデンティティとセクシャリティに悩む少年シャロンの初恋
マイアミに住む黒人貧困層の少年シャロンの少年期から思春期、そして成人期を描いた成長ドラマ。アカデミー賞では作品賞と脚色賞受賞で高く評価され、マハーシャラ・アリが助演男優賞を受賞しました。 「リトル」と呼ばれていじめられ、麻薬中毒の母親から育児放棄を受けていたシャロン。近所に住む麻薬売人のフアンと唯一の友人ケヴィンが心の拠り所でした。 シャロンとケヴィンは夜の海辺で2人きりで麻薬を吸った後、何気なくキスを交わします。その後ケヴィンと一度決別しますが、成人した2人は再会。あのキスだけで一途にケヴィンだけを想ってきたシャロンがあまりにもピュアで泣けてきます。
27. 『君の名前で僕を呼んで』(2018年)
互いの名で呼び合うことが「愛の言葉」!官能的な湖畔の初キス
アンドレ・アシマンの原作を『モーリス』のジェームズ・アイヴォリーが脚色した青春映画。1983年の北イタリアを舞台に、少年エリオと青年オリヴァーのひと夏の恋を描いた作品です。 早熟な17歳の少年エリオは、父の助手として北イタリアの別荘にやってきた大学院生オリヴァーに最初は反感を覚えるものの、次第に恋心を抱くようになります。 エリオを演じるティモシー・シャラメと、オリヴァーを演じるアーミー・ハマーの耽美的な美しさに目を奪われる本作。エリオの秘密の場所である小さな湖で初めてキスを交わした2人は、その後ついに結ばれます。恋心を抑えられないエリオの攻めのキスは官能的!
28. 『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年)
32歳独身のブリジット・ジョーンズが綴る不器用な恋愛日記
レネー・ゼルウィガーが32歳の独身女性ブリジットを等身大に演じた、リチャード・カーティス監督によるロマンティック・コメディ。日記を付けて独身生活から脱出しようと恋や仕事に奮闘する姿が共感を呼びました。 出版社で宣伝係を務めるブリジットは、娘の将来を心配する両親から弁護士マークを紹介されますが、一方で編集長ダニエルと交際を始めます。 ヒュー・グラント演じるダニエルとのキスも素敵ですが、なんといっても堅物と思っていたマークの情熱的なキスにはビックリ。キスしそうでしないシチュエーションからの雪降りしきる中での熱いキスと、下着で飛び出したブリジットをコートで包む紳士的なマークにもうっとりです。
キスが彩る名作映画の数々!うっとりするシチュエーションを堪能して
映画史に燦然と輝く名キスシーンの数々を振り返りながら堪能してきました。どれもうっとりするようなシチュエーションばかり!ちょっと真似してみたい名場面も多いですね。 主人公が恋を成就させる場面には、やはりキスという表現がピッタリ。これからも映画史に残るような名キスシーンが生まれることを願いつつ、これまでの名作も楽しみましょう。