2017年7月6日更新

加治将樹、テニミュで桃城武を演じた俳優の現在に迫る!【おまグン野汁先輩】

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ミュージカル「テニスの王子様」 DREAM LIVE 2nd Live

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様々な顔を演じ分ける個性派俳優として注目される加治将樹

加治将樹(かじまさき)は1988年1月29日生まれ、東京都出身です。血液型はA型で趣味・特技はピアノと声楽。一方でスポーツも得意としており、文武両道のアクティブ派のようです。 2004年10月、ワタナベエンターテインメントに所属する役者集団D-BOYSに加入し、メンバーの一人として芸能活動をスタートさせます。ムードメーカー的存在として幅広く活躍していました。
D-BOYS
D-BOYSは2012年9月に脱退。しかし在籍中からその活動と並行して、様々なドラマ・映画・舞台で着実にキャリアを重ねていました。とりわけここ数年は、話題のドラマや映画への出演が相次ぎ、作品ごとに独特の存在感を放つ若手個性派俳優として人気が急上昇しています。 そんな加治将樹のキャリアと魅力に迫ってみます。

『テニミュ』の桃城武役で本格デビュー

『実写映画 テニスの王子様』
2005年、加治将樹は『テニミュ』の愛称で多くのファンを持つ『ミュージカル テニスの王子様』で本格的なデビューを果たしました。演じた役柄は桃城武。青春学園中等部においては、ずば抜けた身体能力で変幻自在のテニスを得意とするキャラクターです。 キャストとしては2代目に相当し、「In winter 2004-2005 side 山吹 feat. 聖ルドルフ学院」、「The Imperial Match 氷帝学園」、そして2006年3月の「Dream Live 3rd」まで出演を続けました。 2006年に公開された『実写映画 テニスの王子様』にも桃城武役で出演しており、加治将樹にとって映画デビュー作品となりました。同映画は、越前リョーマ役に本郷奏多が扮している以外、加治や城田優ら青学2代目キャストが顔を揃えています。

映画『サムライフ』では個性派俳優へと脱皮!

『サムライフ』
元高校教師の青年が、仲間たちと学校設立のため奮闘する姿を描いた実話の映画化です。原作は、長野県上田市にNPO「侍学園スクオーラ・今人」を開設した長岡秀貴の自伝小説。『深夜食堂』や『しあわせのパン』など数々のドラマや映画のプロデュースを手掛けてきた森谷雄の初監督作品です。 主人公のナガオカを演じたのは三浦貴大。松岡茉優や山本涼介らとともに、加治将樹は仲間の一人であるケンジを演じました。

20キロ増量した役作り

『テニミュ』の桃城武役やD-BOYSでの活動で、すらりとしたイケメン俳優のイメージが強かった加治将樹ですが、ケンジのモデルとなった本人はふくよかで大柄な三枚目。この役柄を演じるため、半年で20キロの増量を果たし、撮影にのぞみました。 その姿は、モデルとなった当人すら自分の生き写しだと驚くほどだったと言います。体当たりの役者根性は、監督や三浦貴大ら出演者からも高く評価され、個性派俳優として脱皮する契機となりました。

『お前はまだグンマを知らない』の野汁先輩役が評判に!

『月刊コミック@バンチ』のウェブコミックサイトで配信され、単行本も累計発行部数50万部を突破している井田ヒロトの人気同名漫画を実写化。2017年3月に全4話のテレビドラマとして放送され、7月には劇場版が公開されるという話題の作品です。 「おまグン」として愛される本作の主人公は、チバ県からグンマ県に引っ越すこととなった高校生の神月紀。真中高校に転校した神月は、クラスメイトたちの異常な郷土愛に圧倒される一方、隣のトチギ県やイバラキ県との抗争に否応なく巻き込まれていきます。

強烈な野汁先輩を演じる!

主人公の神月に扮するのは間宮祥太朗。そんな中、加治将樹が演じた野汁先輩は、個性的な面々の中でも特に際立っています。 神月の先輩であるばかりか、2年も留年しており実年齢は20歳。優しい性格ゆえ人気者ですが、髭ズラでどうもゲイっぽいところも……。20歳なのですでに自動車の運転免許を持ち、トヨタの愛車を乗り回すという奇抜なキャラクターであり、加治将樹の独特な存在感が光っています。

話題のドラマ『小さな巨人』に出演中

数々の大ヒットドラマをうんできたTBS系列「日曜劇場」枠で2017年4月16日から放送中のドラマが『小さな巨人』です。警視庁本庁と所轄の間で巻き起こる確執、さらに内部に渦巻く権力闘争を描いた重厚な警察ドラマが展開します。 主人公である警視庁捜査一課の刑事・香坂真一郎を演じるのは、主演した『シン・ゴジラ』の大ヒットがまだ記憶に新しい長谷川博己。その他、岡田将生、芳根京子、香川照之、春風亭昇太ら、日曜劇場にふさわしい豪華キャストが揃いました。 加治将樹が演じているのは、警視庁芝警察署の刑事・東山智之。同署の刑事には安田顕、竜星涼らがいます。その内容ゆえ、『半沢直樹』を彷彿とさせるといった声もあり、今後の展開に注目が集まっています。

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加治将樹の最新出演作は2018年公開の映画『曇天に笑う』

様々なメディアミックスで大きな話題をよんでいる唐々煙による人気コミック『曇天に笑う』。2014年のテレビアニメ化、2015年と16年の舞台化に続き、いよいよ実写映画化が実現し、2018年2月の公開が予定されています。 明治時代、政府は、多くの反乱者や犯罪者を投獄する脱獄不可能な監獄「獄門処」を琵琶湖面の巨木の中に建設。護送の最後の「橋渡し」を担当する三兄弟が繰り広げる、300年ぶりに甦った大蛇(オロチ)や忍者集団・風魔一族との壮絶な闘いを描きます。 主人公となる三兄弟の長男・曇天火を演じるのは福士蒼汰。次男を中山優馬、三男を若山耀人が演じます。監督は、『踊る大捜査線』で知られる本広克行がつとめています。

犬飼善蔵役を演じる加治将樹

加治将樹が演じるのは、大蛇(オロチ)討伐のため政府右大臣の岩倉具視が管轄する「犲(ヤマイヌ)」の隊員・犬飼善蔵です。曇天火も元隊員ゆえ仲の良い犬飼は、隊員の中でも年長であり、豪快な性格からムードメーカー的存在です。 加治にとっては初の本格時代劇アクション。今度はどんなキャラクターを演じてくれるのか、とても楽しみです。