2017年7月6日更新

大西利空、『3月のライオン』で神木隆之介の幼少期を演じた注目子役!

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大西利空『ぼくのおじさん』

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話題の映画『3月のライオン』に出演している注目子役の大西利空

大西利空(おおにしりく)は2006年5月16日生まれで東京都出身。鈴木福や小林星蘭ら多くの人気子役を抱えるテアトルアカデミーに所属し、映画やドラマですでに多数の話題作に出演している実力派子役の一人です。 最新作では、前後編にわけて公開中の話題作『3月のライオン』で神木隆之介扮する主人公の幼少期を演じており、観客を感動させる達者な演技力と抜群の存在感がにわかに注目されています。 特技は野球で、読売ジャイアンツのファンだとか。ジャイアンツが試合に負けた日には撮影もいつもの調子が発揮できなかったこともあるほどの熱中ぶりのようです。また英語教室に通っているとのことで、将来は国際派俳優を目指すのかもしれません。 そんな大西利空の活躍ぶりに迫ります。

ドラマ『美女と男子』で仲間由紀恵の一人息子を演じ注目される!

早くも5歳ぐらいのときから子役としてドラマへの出演をスタートさせており、出演作の中には『相棒』や『半沢直樹』といった大ヒット作も含まれます。そんな中、大きな注目を集めるきっかけになったドラマが2015年4月から8月までNHKの「ドラマ10」枠で放送された『美女と男子』です。 キャリアウーマンから芸能マネージャーへと転身したバツイチの女性の奮闘と成長を描いたドラマで、主人公の沢渡一子を仲間由紀恵が演じました。大西利空が演じたのは一子が前夫との間にもうけた小学生の一人息子・日邑一臣。 仕事の多忙ゆえ、しばしば一子の実家に預けられてしまうことも多いながら、母を支える健気なところが多くの視聴者の感動を誘いました。ちなみに離れて暮らす父の沢渡敬吾は瀬川亮が演じています。

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大西利空が主人公の幼少期を演じた出演作品をいくつか紹介!

高良健吾の幼少期・映画『悼む人』

天童荒太が直木賞を受賞したベストセラー小説を原作とした2015年公開の映画『悼む人』。新聞や雑誌記事をもとに事件や事故で亡くなった人々を悼むため全国を旅する青年の姿を通して、死や罪といった深淵なテーマを描く問題作です。 主人公の青年・坂築静人を演じたのが高良健吾。大西利空は、その謎めいた青年の幼少期を演じ、強い印象を残しています。

内村光良の幼少期・映画『金メダル男』

ウッチャンナンチャンの内村光良が原作のみならず、脚本・監督・主演も務めた監督3作目にあたるコメディ映画です。 東京オリンピックが開催された1964年に生まれた主人公の秋田泉一。幼い頃からスポーツ万能で、様々な大会に出場しては金メダルを獲得してきた泉一が、一人の女性との出会いをきっかけに騒動を巻き起こします。 内村光良が大人となった秋田泉一を演じ、その青年期をHey! Say! JUMP の知念侑李が、そして幼少期を大西利空が演じました。元アイドルのヒロインには木村多江が扮しています。

中山優馬の幼少期・ドラマ『北斗 -ある殺人者の回心-』

石田衣良の同名小説を原作にWOWOWで連続ドラマ化され、2017年3月から4月にかけ全5話で放送されたのが『北斗 -ある殺人者の回心-』です。 自ら死刑にして欲しいと国選弁護人に懇願する20歳の殺人犯・端爪北斗。幼い頃から両親に虐待され続け、悪魔の子と罵られて家を出た少年が、その後なぜ殺人を犯したのか? 壮絶な半生を真正面から見つめる衝撃の物語です。 主人公の端爪北斗を演じたのは中山優馬。そして激しい虐待を受ける幼少期を演じたのが大西利空でした。両親を演じたのは村上淳と中村優子。大西利空の迫真の演技は、ドラマの大きな見どころの一つでした。

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松田龍平との絶妙なコンビが話題に!映画『ぼくのおじさん』

北杜夫が1972年に発行した児童文学である同名小説を原作に、『リンダ リンダ リンダ』や最新作『映画 山田孝之3D』で知られる山下敦弘がメガホンをとった映画が『ぼくのおじさん』です。 小学生の「ぼく」からみた、家に居候する風変りなダメ「おじさん」の姿と恋を描いたハートウォーミングなコメディ。おじさんを演じたのが松田龍平、そしてもう一人の主人公と言っても差し支えない「ぼく」こと春山雪男を演じたのが大西利空でした。「おじさん」のお見合い相手である日系4世の美人・稲葉エリーには真木よう子が扮しています。 昭和の優等生の子供を演じた大西利空の自然な演技とセリフ回しは、監督や共演者から絶賛。監督は、映画が成功したのは「利空の功績は大きい」とまでコメントしています。

話題を呼んだミステリードラマに出演!

2017年4月22日、フジテレビ系列で放送され話題を呼んだ豪華なスペシャルドラマ『ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~』。3編の傑作短編ミステリーを原作に、『メゾン・ド・ヒミコ』や『のぼうの城』で知られる犬童一心監督がメガホンをとったオムニバス形式のドラマです。 大西利空が出演したのは、今邑彩の短編『盗まれて』を原作にした『情けは人の…』。ある客からもちかけられ、子供を誘拐し身代金をせしめる共犯に手を貸すバーテンダー。誘拐するのは、不倫相手だった母と自分を捨てた実父の息子でした。やがて、犯行の背後にいる黒幕の存在を知ることになります。バーテンダーの北川健史を演じたのが向井理、そして誘拐される10歳の息子・塚原昌彦を大西利空が演じました。ドラマのカギを握る重要な役回りです。 その他の2作に主演したのはそれぞれ大泉洋と土屋太鳳。珠玉の上質なミステリードラマが、評判になりました。

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大西利空が神木隆之介の幼少期を演じる映画『3月のライオン』

羽海野チカによる将棋を題材にした大人気コミックを前後編の2部作で実写映画化した『3月のライオン』。家族を交通事故で亡くし、一人の棋士に引き取られた主人公・桐山零が、プロ棋士となり果敢に闘う姿を、周囲との人間ドラマをまじえて描きます。 桐山零を演じたのは、若手実力派俳優の中でも絶大なる人気を誇る神木隆之介。ライバル棋士の二海堂晴信を染谷将太が演じたほか、有村架純、佐々木蔵之介、加瀬亮らが前後編に渡って脇を飾っています。

プロ棋士へと向かう難役をさすがの演技力で魅せる

ここでも、大西利空は、神木演じた主人公の幼少期という重要な役回りをまかされています。 突然両親を失うという哀しみと孤独、一人生きていくために将棋の道を選ぶ姿、周囲との微妙な関係にじっと耐える少年期を類まれなる演技力で熱演し、圧巻の存在感を放っています。 数々の映画やドラマで主人公の幼少期を演じつつ、着実にキャリアを重ねている大西利空の将来がとても楽しみです。