『LOGAN/ローガン』ローラ役で注目の子役ダフネ・キーンとは!
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ダフネ・キーン(本名:ダフネ・キーン・フェルナンデス)は、2005年スペインのマドリッドで生まれました。 イギリスの俳優ウィル・キーンを父に持ち、母はスペインの女優、脚本家、舞台演出家のマリア・フェルナンデス・アチェです。 キーンは英語とスペイン語のバイリンガルで、そのことが演技の役に立っている部分もあるのだとか。 両親の影響で演技の世界に興味を持った彼女は、2014年にテレビシリーズで女優としてデビューしました。 『LOGAN/ローガン』(2017)では、初の映画出演でありながら驚きの存在感を放っています。
ダフネ・キーンのデビューはテレビシリーズ『難民』!
4歳から友達と劇団を立ち上げ、ときどき親たちの前でショーをしていたというダフネ・キーン。 そんな彼女が本格的に子役としてデビューしたのは、2014年にBBCワールドワイドで放映された『難民』というテレビシリーズです。 スペイン初のBBCとの合作である『難民』は、世界的に人類最大の危機に見舞われた未来から、3億人の人々が”難民”として現在にやってくるというSF作品。 キーンは、未来を変えるためにやってきた男アレックスを保護するクルス一家の娘、アナを演じました。ちなみにクルス一家の父親は、キーンの実父であるウィル・キーンが演じています。
オーディションで見せつけたダフネ・キーンの演技力
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映画『ローガン』のローラ/X-23役のため、監督のジェイムズ・マンゴールドはキャスティング・ディレクターのプリシラ・ジョンに、12歳くらいで武術やアクロバットができる女の子を探すよう頼みました。 イギリスとアイルランドで500人以上の子役をあたりましたが適任者は見つからず、ジョンはスペイン在住の子役も対象に入れることに。 そのとき同僚がキーンを思い出し、キーンの父ウィルに彼の10歳の娘がアクロバットや器械体操をしているテープを送ってほしいと頼んだそうです。 それを見た監督はすぐに彼女をスクリーンテストに呼び、相手役のヒュー・ジャックマンにも物怖じしない演技を見て、ローラ役に大抜擢しました。
『LOGAN/ローガン』では多くのアクションを自らこなした
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身体能力に優れているローラを演じるにあたって、若すぎてスタントダブルを見つけるのが難しいこともあり、監督は実際にアクションをこなすことができる子役を探していました。 幼い頃からバレエやアクロバット、器械体操などをしてきたダフネ・キーンは、監督の期待通り多くのアクションシーンを自分で演じています。 撮影期間中も毎日のようにトレーニングをし、戦い方を学んだというキーン。迫力のある戦闘シーンは彼女自身が演じているからこそリアリティがあるものに仕上がったのでしょう。 小さな身体で多くのアクションを演じたキーンは、今後アクション女優としても活躍が期待できそうですね。
ヒュー・ジャックマンと共にベストデュオ賞を受賞!
Like father, like daughter. @RealHughJackman & @DafneKeen win #MTVAwards for Best Duo. #Logan pic.twitter.com/yKnXIWc3kn
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MTV視聴者の投票で決まる映画とテレビの賞、MTV Movie & TV Awardsが2017年5月7日に発表されました。 この賞でダフネ・キーンとヒュー・ジャックマンは、『LOGAN/ローガン』で演じたローラ/X-23とローガンとして、ベストデュオ賞を受賞しています。 受賞スピーチ冒頭でキーンは「あなたは17年もやってるでしょ」とヒュー・ジャックマンを押しのけ、スペイン語で両親に感謝の言葉を送りました。 また、スピーチの最後にはふたりでウルヴァリンのポーズをしてみせるなど、キュートな一面ものぞかせています。
ダフネ・キーン主演でローラ/X-23主人公のスピンオフを製作!?
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ダフネ・キーンは、2018年の映画『アナ(原題)』での主演が決まっています。 また、ファンの間ではローラ/X-23を主人公としたスピンオフへの期待も高まっています。キーン自身もローラ役をとても気に入っていて、まだ鋼鉄の爪を手放す気持ちにはなれていないとか。 キーンはローラについて、感情を爆発させるタイプだと語っています。また強くあろうとしているものの、傷つきやすい面もある複雑な人物で、もっとローラを演じたいと考えているようです。 マンゴールド監督もそのアイディアに興味を示しており、可能性はゼロではなさそう。 この先、女ウルヴァリンとして活躍するダフネ・キーンの姿が再び拝める日はくるのでしょうか?期待しましょう。