ネタバレ注意!映画『ローガン』のトリビア15選【マーベルキャラの名前が隠されている!?】

2017年7月17日更新 62526view

2017年6月1日、『LOGAN/ローガン』が公開。本作でウルヴァリン役を引退するヒュー・ジャックマン渾身の演技に注目です。今回はそんな本作のトリビアをご紹介!ネタバレになる可能性がありますので、鑑賞後に読んでいただくことをおすすめします。

映画『LOGAN/ローガン』の驚愕のトリビア15選!【ネタバレ注意!】

映画『X-MEN』シリーズの初作からおよそ17年、9作にわたってヒュー・ジャックマンが演じてきたウルヴァリンは、現在のアメコミ映画ブームの先駆けとなりました。 そして、ジャックマン最後のウルヴァリン作品となる『LOGAN/ローガン』が2017年6月1日に公開。 アメコミの本場アメリカでは「ヒーロー映画史上最高傑作」と、高い評価を得ているようです。 今回は『LOGAN/ローガン』のトリビアをいくつかご紹介しましょう。ストーリーの核心に触れる可能性がありますので、鑑賞後にお読みいただくことをオススメします。

『LOGAN/ローガン』のあらすじ

『ローガン』 ヒュー・ジャックマン
© 2016 TWENTIETH CENTURY FOX

ミュータントが絶滅しかけている2029年。年齢とともに治癒能力が衰え、人生の目的も失ったウルヴァリンことローガンは、テキサス州で運転手として働き、プロフェッサーXとともに廃工場で暮らしていました。 そんなある日ひとりの女性がローガンのもとを訪ね、ローラという謎の少女をノースダコタ州の「エデン」と呼ばれる場所まで連れていってほしいと頼みます。 武装組織に追われるローラと年老いて病に侵されたプロフェッサーXの3人で、アメリカを縦断することになったローガン。 特殊能力を失いつつある彼は、ひとりの人間として任務をやり遂げることができるのでしょうか…

1.『デッドプール』につづくR指定アメコミヒーロー映画!

2016年に公開された『デッドプール』はR指定作品でありながら世界中で大ヒット、R指定アメコミヒーロー映画の道を開きました。 『LOGAN/ローガン』も暴力的なシーンや放送禁止用語などを含んでいますが、監督のジェイムズ・マンゴールドがR指定作品にしたかった理由は別のところにあったそうです。 R指定にしたかったいちばんの理由は、作品全体の雰囲気作りのためだったそう。大人向けの作品を制作することで、長いシーンに抽象的な会話を入れたり、洗練された物語にできるなど、選択肢が増えます。 全年齢向けの作品では観客の集中力を保つために派手なシーンを入れたり、説明的なセリフを入れる場合があるので、それを懸念したのでしょう。

2.ヒュー・ジャックマンからウルヴァリン引退を希望

『X-MEN』の人気スピンオフである『ウルヴァリン』シリーズを終わりにしたいと最初に告げたのは、主演のヒュー・ジャックマン本人だったそうです。 本人の年齢(2017年時点で49歳)や、2013年に発症してからたびたび再発している皮膚ガンなどが主な理由で引退の意向を示しました。 また、ジャックマンは長寿テレビシリーズ『となりのサインフェルド』(1989~1998)で主演を務めていたジェリー・サインフェルドから、観客が飽きるまで作品を続けることは賢明ではないとアドバイスされたことも引退を決断する大きなきっかけとなったようです。

3.もし復活するならあのキャラクターと共演したい!

『X-MEN』シリーズに出演することはもうないと言っているヒュー・ジャックマンですが、ある条件下なら、もう1度ウルヴァリンを演じてもいいと考えているようです。 それはすばり、デッドプールとのクロスオーバー! デッドプールは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)に登場しましたが、原作コミックとはかけ離れた姿でファンには不評でした。 コミックに忠実な姿となり大ヒットした『デッドプール』では、雑誌の表紙のヒュー・ジャックマン=ウルヴァリンに嫉妬する様子が描かれています。 おなじ治癒能力を持つウルヴァリンとデッドプール。対立するのか共闘するのか、もし実現するならぜひ共演作を見てみたいですね!

4.肉体改造したのはヒュー・ジャックマンだけじゃない!?

『LOGAN/ローガン』では、ウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンだけでなく、チャールズ・エグゼビア役のパトリック・スチュワートも体型のコントロールに挑んだというから驚きです。 撮影時(2016年)77歳だったスチュワートは、老いて病に侵されたエグゼビアを演じるため約10kgの減量に成功しました。 10代の頃から同じ体重を保っていたスチュワートにとって、57年(2016年時点)という長いキャリアのなかでも初めての挑戦だったそうです。 大御所俳優であるスチュワートも、相当な熱量で本作に挑んだということでしょう。

5.パトリック・スチュワートの出演もこれが最後?

プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じてきたパトリック・スチュワートも、今作を最後にシリーズを去ると発言しています。 当初はそのつもりはなかったというスチュワートは、トーク番組で次のように語りました。 「ベルリン映画祭で『LOGAN/ローガン』を上映したときに私はヒューのとなりに座っていたんですが、ときどき彼が泣いているのがわかりました」 「上映後に登壇する予定で、長いエンドロールを見ている間に突然思い立ったんです。”これ以上の有終の美があるだろうか”、”こんな傑作の後にまた同じ役なんてできない”」 人気キャストが2人もいなくなるのは寂しいですが、それだけやりきった作品のようですね。

6.西部劇から強い影響を受けている?

『LOGAN/ローガン』はロードムービーであり、西部劇から強い影響を受けているとマンゴールド監督自身が認めています。 チャールズ・エグゼビアとローラが、テレビで西部劇『シェーン』(1953)を見ているシーンもあり、西部劇ファンはこの作品と本作の共通点にニヤリとするのではないでしょうか。 また、このシーンでエグゼビアは、子供のころに同じ映画を故郷の映画館で見たのを思い出すと言っています。 これはエグゼビアを演じるスチュワートのアドリブで、彼は実際に子供のころ映画館で『シェーン』を見たそうです。

7.原作コミックはあの有名作家によるもの

今回の映画の原案は、2009年刊行の『ウルヴァリン オールドマン・ローガン』です。日本では映画化に合わせて、2017年5月に翻訳版が出版されました。 このコミックの原作者は、人気アメコミ作家であるマーク・ミラー。『キック・アス』(2010)や『キングスマン』(2014)などの作品が映画化され、さらに注目を集めています。 DCコミックやマーベルなどで数々のアメコミ原作を手がけてきたミラーは、ダークな世界観とリアルなキャラクター、そして意外な設定や展開などアメコミのお約束を破る作風が特徴です。 映画版との違いも多くありますので、コミックも楽しんでみてはいかがでしょうか。

8.ウルヴァリンは不老不死じゃない?

一般的に不老不死と思われていることが多いウルヴァリン。しかし、彼の治癒能力は傷を即座に癒し、細胞の劣化を遅らせるだけです。 そのため、治癒の速度が追いつかないほどのダメージを受ければ死んでしまいますし、長く生きれば細胞もゆっくりと劣化していきます。 能力が覚醒した1845年から『X-MEN フューチャー&パスト』(2014)冒頭までの179年、さらに同作で過去に送られため、2世紀余りを生きてきたローガン。 あまりに長い人生で細胞は少しずつ劣化していました。また、体に埋め込んだアダマンチウムの影響で治癒能力が低下し、2029年の世界では目に見えて老化しています。

9.時代設定が2029年の理由とは?

『LOGAN/ローガン』製作が決定したころから未来の物語になることはすでに確定していましたが、その後の正式な発表で、舞台は2029年になると監督のジェイムズ・マンゴールドは明言しました。 その理由は、『X-MEN』シリーズの7作目である『X-MEN フューチャー&パスト』が2024年の出来事だったため。 さらに、『フューチャー&パスト』と『LOGAN/ローガン』の間に何年かギャップを作り、前者の結末が遠い過去のものと感じられるようにしたかったのだとか。

10.ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンのリブートを希望!?

映画『ローガン』でヒュー・ジャックマンはウルヴァリンを引退しますが、自分より若い俳優でX-24を主人公にしたリブートがあってもいいと語っています。 MTV UKのインタビューで誰に次のウルヴァリンを演じてほしいかと聞かれたジャックマンは、候補者はトム・ハーディーだと答えました。 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)などで知られるハーディーは、実際ジャックマンよりも10歳若く、この案にはファンも歓迎ムードのようです。 しかし、ハーディーが2018年公開予定の『ヴェノム』の主演に決定し、それは実現不可能になってしまいました。果たしてリブート版は製作されるのか、注目しておきましょう。

11.過去作のアイテムやキャラクターも登場!【ネタバレ注意!】

『LOGAN/ローガン』には過去の作品から引用したイースターエッグが隠されています。 それは、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)で使われた日本刀。 確たる理由はわかりませんが、この2作の監督をジェイムズ・マンゴールドが務めているためかもしれません。 また、予告編に登場する顔をすっぽり覆った人物は、『X-MEN アポカリプス』(2016)に登場したキャリバンです。前作では闇商人で、アポカリプスとともにX-MENと対立する立場でした。 本作ではローガンを助けるキーパーソンとして登場しています。かつて敵同士だったふたりのやりとりにも注目です。