(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

映画『祈りの幕が下りる時』キャスト・あらすじ・原作ネタバレ【阿部寛主演「新参者」シリーズ完結!】

2018年1月20日更新

東野圭吾による大人気ミステリー小説・加賀恭一郎シリーズの完結作品となる映画『祈りの幕が下りる時』の公開が決定しました。初めての共演となる阿部寛と松嶋菜々子の強力タッグに加え、豪華俳優陣によって綴られる最後の"加賀恭一郎"の物語の魅力を余すとこなくお伝えします!

映画『祈りの幕が下りる時』で「新参者」シリーズがついに完結!

東野圭吾による大人気小説・加賀恭一郎シリーズを映像化した映画『祈りの幕が下りる時』にて『新参者』シリーズが完結することが発表されました。 「新参者」シリーズは2010年の連続ドラマから始まり、2本の特別ドラマを経て、2012年『麒麟の翼 新参者・劇場版』が公開されました。 監督は『私は貝になりたい』や大ヒットを記録したドラマ『半沢直樹』の演出を務めた福澤克雄。2018年1月27日全国公開を予定しています。また本記事の後半には原作のネタバレを紹介しています。

映画『祈りの幕が下りる時』のあらすじ【記事後半に原作ネタバレあり】

シリーズ最大の謎が明らかに!

物語は東京都内のアパートで女性の腐乱死体が発見されたところから始まります。松宮脩平をはじめとする捜査一課は同じく東京で発生したホームレス焼死事件との繋がりを感じつつそうさを進めますが、その中浅居博美という女性の存在が浮かび上がってきます。 加賀ははじめは松宮から相談を受けアドバイスをする程度でしたが、次第にシリーズ最大の謎であった、孤独死を遂げた加賀の母親の謎へと繋がっていきますーー。

東野圭吾原作の「新参者」シリーズをおさらい!

『祈りの幕が下りる時』
(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

2009年に発行された東野圭吾の小説を原作としている「新参者」シリーズ。これまで連続ドラマ、スペシャルドラマ、映画と映像化されてきました。 2018年1月27日に公開される本作を観る前に、これまでのシリーズをおさらいしておきましょう!

主演キャストはお馴染み、鋭い観察眼を持つ刑事

加賀恭一郎/阿部寛

阿部寛『祈りの幕が下りる時』
(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

加賀恭一郎は日本橋署の刑事で、鋭い洞察力で多くの難事件を解決してきました。剣道の実力者でもあり、犯罪者にも優しさを忘れない情の深い人物です。 病死した父・隆正は仕事人間で、加賀はそのせいで母親が蒸発したと考え、最後まで親子の間には確執が残りました。しかし、"加賀の母の失踪"は未だ語られておらず、今回の事件が思わぬ形でシリーズ最大の謎へと繋がります。 主演を務める阿部寛は、約7年にわたり加賀恭一郎を演じています。松嶋菜々子とは初共演で、どんな博美を目の前で見られるのか楽しみとのこと。「新参者」シリーズ以外にも、2016年公開の映画『疾風ロンド』で主演を務め、原作の東野圭吾と再タッグを組みました。

今作のキーパーソンを演じるキャストは松嶋菜々子

浅居博美/松嶋菜々子

松嶋菜々子、阿部寛『祈りの幕が下りる時』
(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

新キャストの松嶋菜々子が演じるのは、舞台演出家で女優の浅居博美です。父親の自殺後は施設で育ち、女優活動を経て演出家になりました。 初舞台を踏んだ明治座で舞台の演出を手がける夢を叶えるも、「異聞・曽根崎心中」上演中に同級生の押谷道子が殺害されるという設定。物語のカギを握る人物で、松嶋自身は浅居博美を悲しい過去を背負った陰のある女性だと感じたそうです。 松嶋菜々子と言えば、ドラマ『家政婦のミタ』などの怪演が大きな話題となりました。2児の母となって母親役も増えつつあり、女優として魅力がさらに増しています。

映画『祈りの幕が下りる時』に出演するその他のキャスト

加賀恭一郎の従弟で捜査一課の若手刑事・松永修平/溝端淳平

溝端淳平、阿部寛『祈りの幕が下りる時』
(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

溝端淳平はシリーズ開始当初から警視庁捜査一課刑事、松永修平を演じています。 加賀恭一郎とコンビを組む若手の刑事で、従兄弟関係にも当たる間柄です。加賀恭一郎の父、隆正を実父のように慕い、彼に憧れて警察官を志したのだとか。正義感が人一倍強く負けず嫌いで、加賀と共に多くの事件を解決してきました。

加賀恭一郎の父である隆正を看取った看護師・金森登紀子/田中麗奈

田中麗奈、阿部寛『祈りの幕が下りる時』
(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

2011年放送の新春ドラマ特別企画「赤い指〜『新参者』加賀恭一郎再び!』から登場した、金森登紀子役の田中麗奈も続投します。金森登紀子は加賀恭一郎の父、隆正の担当看護師として恭一郎と知り合い、入院中の将棋の相手を頼まれていました。 恭一郎とは隆正を看取った後も交流があり、メールのやり取りが続いています。

音尾琢真

気になる「新参者」シリーズ完結編の新キャストの一人に、音尾琢真が決定!演劇ユニット「TEAM NACS」に所属し、舞台、映画、TVドラマと幅広く活躍しています。 松嶋菜々子以外の新キャストは役名が明かされておらず、音尾琢真についても不明です。

小日向文世

音尾琢真と同じく、『祈りの幕が下りる時』の新キャストに決定した小日向文世。名バイプレイヤーとして、多くの作品を脇から支えてきたベテラン俳優です。 小日向文世も役名は未発表ですが、浅居博美の父・忠雄役では?と噂されています。

JUJUが6年ぶりに「新参者」シリーズの主題歌を担当!

映画『祈りの幕が下りる時』では、2012年公開の『麒麟の翼 新参者・劇場版』以来6年ぶりとなるJUJUが、「新参者」シリーズの主題歌を務めます。 曲名は不明ですが、エモーショナルな歌声が映えるミドルバラードで、数々のヒット曲を手がけた蔦谷好位置がアレンジを担当した新曲です。JUJUは「再びこの新参者のしかも完結編の主題歌を担当出来ることを非常に嬉しく思っている」と、喜びを語りました。 主演の阿部寛は、JUJUの楽曲が加わることで加賀だけでなく、観客の心も大きく揺さぶるような、そんな映画になれば嬉しいと期待を寄せています。

【ネタバレ注意!】原作『祈りの幕が下りる時』の結末

2つの殺人事件

東京で起きた女性の腐乱死体事件の被害者は押谷道子という女性でした。現場は越川睦夫という男のアパートの部屋の一室です。道子は舞台女優・演出家の浅居博美に会いに東京を訪れていました。 時を同じくして起きた近隣の河川敷で起きたホームレスの焼死事件。この遺体が越川睦夫その人でした。2つの事件はこうして繋がります。では越川睦夫とは何者であり、道子とどういう関係だったのか? 捜査を進める加賀と松山は越川睦夫と綿部俊一が同一人物であることを突きとめます。綿部とは幼い加賀を残して蒸発した母・百合子の恋人だった男。更に綿部が原発作業員だった可能性が浮上します。そして捜査線上に横山一俊という原発作業員の名前が上がったのです。

浅居博美の過去とは?

かつて浅居博美の母は借金を残して失踪し、父親の忠雄と博美は夜逃げを余儀なくされます。そして心中を目論む2人でしたが、博美は男に襲われ反動で彼を殺してしまいます。その男が横山一俊でした。忠雄はその男になりすまし、横山一俊として生きることを決めます。父親が死んだとされた博美は養護施設に預けられたのです。 舞台女優として東京で成功する娘を見守り続ける忠雄。しかし、自分が父親であることが世間にばれると博美の足を引っ張りかねない。そう考えた父娘は日本橋にある12の橋に月を割り当て、会うときは河を挟んで携帯電話で話をすることにします。この日本橋の橋と月のメモが、加賀の母親の遺品のメモに符合したのです。加賀が日本橋署にこだわった理由はこの日本橋の12の橋のメモの謎を解くためでした。

明らかにされる事件の真相

忠雄は博美の演出した舞台「異聞・曾根崎心中」の初演を観に行きます。しかし、その姿を道子に見られてしまい、彼女をアパートの部屋で殺したのです。ではホームレスに見せかけて忠雄を殺したのは誰なのか?それは娘の博美本人。博美は逃げることに疲れ、死を望む父親を自分の手で絞殺し、安らかな眠りを与えたのでした。 浅居博美の逮捕で事件は解決します。そして忠雄から加賀への手紙が金森の手に渡されました。そこには加賀の母親・百合子の本当の姿が綴られていました。うつ病を発症していた百合子は、息子を愛していたからこそ、自分を許せずに家を出たのでした。そこにはなぜ母親が蒸発したのか、加賀の長年の疑問の解答が記されているのでした。

映画『祈りの幕が下りる時』の公開日は2018年1月!

「新参者」シリーズこれにて幕引き

『祈りの幕が下りる時』
(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

大人気となった「新参者」シリーズですが、本作で完結するとのことでシリーズファン必見の一昨となりそうです。 そんな映画『祈りの幕が下りる時』の公開日は2018年1月27日に公開されるとのことです。