いま「映画のようなゲーム」がアツい!映画好き必見の4作品
昔、ゲームは子どもの為の物と思われていましたが、そんなことはありません。現在は大人が楽しむ為の、まるで自分が映画の主人公になったかのような体験ができる「映画のようなゲーム」がたくさんあります! 実写のような美しいグラフィックなのはもちろんの事、 映画さながらのハラハラさせる迫力のあるアクションや、先の読めない展開をみせるミステリー要素を含んだ物など、映画のような構成のゲームが現在たくさん発売されているのです。 その中でも映画好きならハマる事間違いなし!の、ciatrが厳選したゲーム4作品をご紹介していきますのでぜひご覧ください!
まさに「PLAYする映画」の代表作!アドベンチャー映画さながらの迫力とストーリー展開がすごい『アンチャーテッド』
『アンチャーテッド』は主人公・ネイトが様々な悪の組織と交戦しながら、世界に散らばる古代財宝や歴史を紐解き大冒険していくアクションアドベンチャーゲームです。アンチャーテッドシリーズはこれまで『エル・ドラドの秘宝』、 『黄金刀と消えた船団』、『砂漠に眠るアトランティス』、『海賊王と最後の秘宝』の4作品をPlayStationで発売しており、シリーズ累計出荷数は2900万本を超える、全世界で大人気な作品となっています。 特徴としては全フィールドがシームレスに繋がっている事、自然や人物のグラフィックの高さ、アドベンチャー映画さながらの息を飲む展開やストーリーなどが挙げられます。 特にPS4専用で作られたシリーズ4作目の『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』はこのグラフィックがこれまでのゲームとは桁外れな物となっており、その出来栄えは本当にゲームなのか?と疑ってしまうほど。まさに「PLAYする映画」の代表作ともいえるでしょう。 『インディ・ジョーンズ』や『ハムナプトラ』シリーズを思わせるアドベンチャー感満載で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのような海賊映画などが好きな方にお薦めしたいゲームです!
まるで操作するホラー映画!プレイヤーの選択次第で登場人物の生死が変化する『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』
『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』通称アンティルドーンは、雪山の山荘に集った若い男女8人が奇妙な現象に見舞われ、謎の殺人鬼に次々と襲われていく惨劇を描いたホラーアドベンチャーゲームです。今作はプレイヤーの会話や行動の選択によってシナリオが分岐していく「バタフライエフェクトシステム」を導入されているのが特徴で、ストーリーや物語のエンディングが多数存在します。それによって登場人物の生死までもが変化し、たとえ選択によって誰かが死んでも物語は続いていくマルチエンディングとなっています。ゲームオーバーは存在しません。 さらに登場する人物はヘイデン・パネッティーアなど、実在の俳優たちがその役を演じた映像をモーションキャプチャーでゲームムービー化しているのも特徴の一つです。それによって登場人物たちの行動や表情までもがリアルな動きを実現させています。 脚本家などのスタッフは実際にハリウッドで活躍しているスタッフが起用され、海外ホラー映画・ドラマ特有の演出手法が使用されています。あまりのリアルさに日本版では一部のグロテスクなシーンに暗転処理が施されているほど。ちなみにゲーム自体も18歳以上のみ対象で発売されていますのでご注意下さい。 『シャイニング』や『ラストサマー』のシリアスさや設定、さらに『SAW』シリーズのような残虐さを思い出させる作品です。ホラー映画が好きな方はぜひとも一度試してみてはいかがでしょうか?
海外ドラマ好きもびっくり!ハイクオリティなサスペンスドラマが実現した『HEAVY RAIN 心の軋むとき』
連続誘拐殺人事件に関係する4人の主人公を操りながら事件の謎に迫っていく『HEAVY RAIN 心の軋むとき』。会話や戦闘などシーンに応じて様々な種類のボタン操作を駆使しながら、4人それぞれの視点で物語が進行していくサスペンスアドベンチャーゲームです。 主人公は誘拐犯に息子を誘拐されたイーサン、事件解決の為派遣されたFBI捜査官のジェイデン、元警察官で独自に事件を調べている私立探偵のシェルビー、駆け出しの女性新聞記者のマディソンの4人。事件はいつも10歳前後の少年が誘拐され、4日後に溺死体で発見される際には必ず折り紙がある事から「折り紙殺人事件」と呼ばれ世間を騒がせていました。一体犯人は誰なのか?犯人の目的とは?サスペンスドラマさながらの謎が謎を呼ぶストーリーとなっています。 今作はより細かなボタン操作を要求され、一筋縄ではいかないゲーム操作も特徴の一つです。さらに今作もゲームオーバーは存在せず、どの選択を選んでも物語に矛盾が生じない高いシナリオ性は、独創性や革命性の高いゲームに贈られるゲームデザイナーズ大賞を受賞し高く評価されています。 『バタフライ・エフェクト』や『セブン』、海外ドラマ作品を思わせるサスペンス感満載のゲームです。アクション好きの方も楽しめる作品でしょう!
良質な音楽と絵本のような世界観が素晴らしい!大人の為の雰囲気ゲー『rain』
『rain』は、透明な少女を追いかけていくうちに自分も透明になってしまった少年が、迷い込んでしまった不思議な世界から抜け出そうと冒険していくアクションアドベンチャーゲームです。 ある日、 少年は謎の怪物に追いかけられている透明な少女と遭遇。少女を追いかけようと雨の降る町へと飛び出した少年でしたが、いつの間にか自身も透明になり見ず知らずの土地で迷子になってしまいます。透明になった少年は無事元の世界に帰れるのか?そしてこの不思議な町は何なのか?なぜ透明になってしまったのか?全ての答えは降りしきる雨が映し出してくれます。 本作は不可視キャラクターの操作という総合的なゲームデザインが評価され、『CEDEC AWARDS 2014』においてのゲームデザイン部門優秀賞を受賞。さらに本作の特徴である高度なグラフィックや雨と透明人間という斬新な設定、テロップから哀愁漂う見事な雰囲気などは、ユーザーからも高く評価されました。 この作品は日本人が制作している為か、雰囲気作りにとてもこだわりが見られます。絵本風の世界観に良質な音楽や効果音など、隅々まで考えつくされたゲームです。短時間でプレイする事ができ、尚且つゲームが苦手な方でもやりやすい簡単な操作になっていますので大人な雰囲気に浸りたい方、フランス映画のようなお洒落な世界観が好きな方にお薦めの作品です!
映画好きならきっとハマる!素晴らしい「映画のようなゲーム 」の世界
いかがだったでしょうか?2時間前後の映画と比べると、ゲームはより長い時間その雰囲気を楽しめるのが特徴です。ストーリーはより濃厚なものになりますし、登場人物へはとても深く感情移入する事ができます。 いまではグラフィックもとても進化している事から、まさに自分が映画の主人公となり物語を進んでいく事ができるでしょう。今までゲームに馴染みが無かった方でも映画好きならハマる事間違いなしです。映画の主役になりたい方、より深く作品にのめり込みたい方、はたまた今夜は一味違う映画を楽しみたい方は一度、今回お薦めしたゲームに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?