第一作の公開は1980年代。以来ずっと愛されている『インディ・ジョーンズ』シリーズ
帽子に皮ジャケット、手には鞭の姿でお馴染みの考古学者インディアナ・ジョーンズの冒険を描く映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ。 これまでに『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の計四作が製作され、いずれも大ヒットを記録しています。迫真のアクション・シーンが連続する中で、ふと笑いや感動を呼ぶ名言・名ゼリフをまとめてみました。
『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』より
インディ「ヘビは生まれつき大嫌いなんだよ!なんとかしろ!」
タフで不死身なインディ・ジョーンズが、唯一苦手とするヘビ。ヘビが嫌いだという描写はシリーズ通じて何度か出てきますが、このシーンが記念すべき第一回目です。
インディ「ヘビだ…よりにもよってヘビがいる。」
探し求めるアークが置かれている「魂の井戸」へ、やっとのことでたどりついたインディ。しかしそこには何千何百というヘビが住み着いていたのでした。
マリオン「元気出せ。飲もうよ。」
アークは国の管理とされてしまい、失意のインディをなぐさめるマリオンの一言。短いけれど、余韻の残る一言です。 しかしこの二人、どうやらこのままハッピーエンドとはいかなかったよう。その後の顛末はシリーズ四作目となる『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』で明らかになります。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』より
ショーティ「インディ、大好きだよ。俺の親友だろ、目を覚ませ!」
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でインディの相棒として大活躍のショーティことショート・ラウンド。カリの血を飲まされ、正気を失ってしまったインディを救う前の一言です。
そうだな。“みんな”で逃げよう。
自分たちだけでなく、囚われて働かされている大勢の子供たち全員を助けて逃げるという、決意の一言。敵の衛兵の前に立ちはだかる姿は最高にカッコいいです。
インディ「水!水だ!」 ウィリー「火事になってる!」 インディ「水だ!水をくれ!水!水!……?!……水だっ!早く逃げろ!」
トロッコのブレーキが壊れ、足で強引に止めたら靴から発煙。熱いので水を、水をくれと騒いでいたら洞窟の奥から大量の水が襲ってきてのこのセリフ。危機また危機の『インディ・ジョーンズ』ならではのセリフです。
インディ「モーラ・ラム!カリに会いに行け。地獄でな!」
後半のクライマックス、吊り橋切断シーンの前に、インディが敵に放つ決めゼリフです。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』より
君の負けだ。だがめげるなよ。
少年時代のインディが対決した、盗掘者からの一言。後の彼のトレードマークとなる、帽子と共に。
インディ「考古学というのは事実を探し求める学問で、真理ではない。真理に興味がある者は哲学の教室へ行け。失われた都市とか埋もれた宝は存在しない。地図の×印を掘って宝が出たためしはないのだ。」
映画序盤、シリーズ恒例の講義シーンにて、考古学について学生に訴えかけるジョーンズ博士。 しかしその後、自ら巨大な×印を掘ることになるのでした。
ヘンリー「…どっちも状況は悪い。」
二人とも椅子に縛られ部屋は大炎上、隠し扉の向こうはナチスの司令室…という状況を冷静に見て取ってのインディのパパ、ヘンリー教授の一言。
ヘンリー「毎日こうなのかね?」 インディ「今日はマシです!」
Happy #FathersDay! Thanks for all the adventures. pic.twitter.com/vleRlWfwMx
— Indiana Jones (@IndianaJones) June 15, 2014
泰然とマイペースなヘンリーと、苛立つインディ。二人の会話は『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の見どころの一つです。このあとも思わず笑ってしまう掛け合いが続きます。
ヘンリー「インディアナ…インディアナ。ほっておけ」
「ジュニア!」ではなく「インディアナ」と初めて呼びかけるヘンリー。この言葉に、インディはやっと我に帰るのでした。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』より
マリオン「私は新しい人生を歩んだ。あなたには次々と女が?」 インディ「何人かいたが、いつも不満があった。“君とは違う”って」
第一作『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』のヒロイン、マリオンが再び登場した本作。いろいろあったけれど、やっぱりインディにはマリオンが一番だった、ということのようですね。