2017年7月28日更新

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』あらすじキャスト【ハムナプトラ4は消滅?】

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『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』
©Universal Pictures

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映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は『ハムナプトラ4』ではない!?

1999年からこれまで3作が公開され、世界的大ヒットとなった『ハムナプトラ』シリーズ。その新作にあたる『ハムナプトラ4』が2017年に公開を目指して製作中という噂が流れていました。 しかし、この作品は『ハムナプトラ』第4弾ではなく、『ミイラ再生』のリブート映画だったのです。 トム・クルーズ主演の本作のタイトルは『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。毎回強烈なアクションシーンを見せてくれるトムですが、本作もアクションシーンが多く組み込まれているようです。 日本での公開日は2017年7月28日。今回は気になる本作のあらすじ、キャスト、見どころ、関連情報を紹介します。

世界中で大ヒットした『ハムナプトラ』シリーズとは

ハムナプトラ
『ハムナプトラ』は、冒険アクション映画として1999年に1作目が公開されました。 1作目『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』では、ブレンダン・フレイザー演じる主人公「リック・オコーネル」と、レイチェル・ワイズ演じる「エブリン・カナハン」が、死者の都とも呼ばれるハムナプトラを冒険します。 映画の大ヒットを受け、2作目『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』、3作目『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』と、同じ主人公で3作品が制作されてきました。また2作目の敵役であるスコーオピオン・キングを主人公として描いたスピンオフ作『スコーピオン・キング』(そのまんま!)も製作されてきました。 『ハムナプトラ』シリーズの楽しみは何といっても、生きたミイラ、歴史の謎や呪いなどといったものが存在する世界観。それら邪悪なモノとの戦いや、過去と現在が切り替わりながら謎が解き明かされていくミステリアスなストーリーが映画の見所のとなっています。

『ハムナプトラ4』製作の噂が流れた経緯とは?

映画『ハムナプトラ』シリーズは2008年公開の第3作を最後に製作されていませんでしたが、2015年頃にユニバーサルがミイラをテーマにした映画を製作すると発表。すると、瞬く間にこの作品が『ハムナプトラ4』であるという噂が広まりました。 そもそも1999年から開始された『ハムナプトラ』シリーズは、1932年アメリカ製作の怪奇映画『ミイラ再生』をリメイクした作品だったためこのような勘違いが起きたのかもしれません。 つまり本作はリブート作品の、リブートとでも言うのでしょうか。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のあらすじ

本作は、キャラクターやストーリーを一新してのリブート作品になると言われています。リブートとは、「リセットする」という意味合いで、原作の良さを残しながら、ストーリーやキャスティングを改変して作る形です。 続編やリメイクとは異なりますが、『ハムナプトラ』の過去のシリーズを観たことがない人でも楽しめる作品になりそうです! 時代は現代。特殊部隊に所属する主人公のテイラーがテロ組織を追跡するところから物語は始まります。イラクの砂漠を舞台に、地下壕で謎の死を遂げていたテロ組織……。そこは、かつてアッシリアの王の墓があったところで、その棺を開けてしまったことから、呪いの魔の手がテイラーを襲います。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の主要キャストは?

主人公を演じるのはトム・クルーズ

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 トム・クルーズ
©Universal Pictures
映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の主演には、なんと俳優のトム・クルーズが抜擢されました。 トム・クルーズは、エリート戦闘機パイロットを養成する訓練学校を舞台とした映画『トップガン』の主演を演じたことから一躍有名となった俳優です。その後も、映画『レインマン』や『ラスト・サムライ』などに出演。1996年の映画『ミッションイン・ポッシブル』では主演のほかプロデューサー業も務め、マルチな活躍をしています。 ハリウッドを代表する大スターの一人、トム・クルーズ。本作でどんな主人公を演じるのか大変楽しみです。

ヒロインに抜擢されたのはアナベル・ウォーリス

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』
©Universal Pictures
トム・クルーズの相手役であるヒロイン役にはアナベル・ウォーリスが抜擢されました。 アナベル・ウォーリスは、1984年生まれのイギリス・オックスフォード出身の女優です。『ハリー・ポッター』シリーズのダンブルドアを演じているリチャード・ハリスの姪。『THE TUDORS〜背徳の王冠〜』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などに出演し、今後が期待の若手美人女優です。

悪役ヒロインにソフィア・ブテラ

今回の悪役ヒロインには、女優のソフィア・ブテラが抜擢されました。 ソフィア・ブテラは、1998年からダンサーやモデルとしても活動している女優です。日本で2015年に公開された映画『キングスマン』に、義足の殺し屋・ガゼル役として出演。抜群のアクションシーンで注目を集め、それ以降様々な役柄で出演が続いている期待の若手女優です。 悪役として、本作ではどんな恐ろしいアクションシーンをみせてくれるのか、期待です。

ユニバーサル・ピクチャーズが贈る”ダーク・ユニバース”記念すべき第一弾

1932年公開の『ミイラ再生』リブート作品である『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』はクラシック・モンスターを同一世界観内でリブートするシリーズである”ダーク・ユニバース”の記念すべき第一弾目の作品になります。本作を皮切りに狼男、フランケンシュタイン、透明人間、吸血鬼ハンターのヴァン・ヘルシングを題材にした映画が次々と公開される予定です。 フランケンシュタインを題材にした映画には、フランケンシュタインの花嫁役として女優のアンジェリーナ・ジョリーが主演を演じるのではないかと噂されています。また、本作に登場するラッセル・クロウ演じるドクター・ヘンリー・ジキル(ミスター・ハイド)が主人公の映画も製作予定です。 ちなみに2014年に公開のドラキュラが主人公の映画『ドラキュラ ZERO』はこの”モンスターズ・ユニバース”には含まれていません。詳しい理由は分かりませんが、アレックス・カーツマン監督は2015年に『ドラキュラ ZERO』と本作の物語の繋がりはないと話しています。

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』では、人気脚本家を監督に抜擢

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は、「ドラキュラ」や「フランケンシュタイン」など過去のモンスター映画の名作を、リブートしたような内容になるということで、レン・ワイズマンやアンドレス・ムシェッティなどといった監督の名前が挙げられていました。 しかし、結果的には本作で脚本・プロデュースを担当していたアレックス・カーツマンが、そのまま監督も務めることになったようです。アレックス・カーツマンは、映画『スター・トレック』や『アメイジング・スパイダーマン2』などで有名な人気脚本家です。

リブートされたオリジナル、『ミイラ再生』はどんな話?

今回の映画の基となった『ミイラ再生』はボリス・カーロフ主演の元祖ミイラ系ホラー映画です。1921年遺跡調査団はエジプトでエジプトの僧、イムホテップのミイラを発見しました。ミイラと一緒に死者を蘇らせることができる巻物も発見されました。 調査団のメンバーの1人がその巻物を読み上げたことでイムホテップは復活し、姿をくらまします。10年後人間の姿を取り戻し、再び遺跡に戻ってきたイムホテップは王女の墓を探し出し、王女の魂を復活させ王女の生まれ変わりの女性に恋をするというラブストーリーの要素が多く含まれています。 アクションシーンも全くなく、どちらかと言えば静的な映画です。1999年公開された『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』も『ミイラ再生』のリブート作品ですが、アクションシーンが多く盛り込まれています。新作の『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は『ハムナプトラ』シリーズとも違うミイラを題材とした映画に仕上がるようで、期待が高まります。

主演トム・クルーズと脚本家クリストファー・マッカリーの最強タッグで製作される

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』に脚本家として参加するクリストファー・マッカリーとトム・クルーズのタッグは本作で6なんと度目となります。トム・クルーズ主演の『アウトロー』と『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』では脚本兼監督として、『ワルキューレ』では脚本兼製作としてその手腕を見せています。 クリストファー・マッカリーは『ウルヴァリン: SAMURAI』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の脚本として参加する実力者で、脚本家としてデビューする前は興信所で働いている意外な経歴を持っています。ト共に数多くの作品を生み出してきたマッカリーはトムの演技を知り尽くしているといっても過言ではないでしょう。 本作でもトム・クルーズの魅力を十二分に引き出した作品になると期待が高まります。

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』新たな予告動画が公開に!

2017年7月の公開を前に本作の予告動画が公開になりました。砂漠でアラブ服に身むトム・クルーズの場面から始まり、壮大なスペクタクルへと突入します。そして、最後には映画タイトルにもなっている呪われた砂漠の王女らしきキャラクターが登場。 映像を見る限り、トム・クルーズならではの激しいスタントと最新技術を駆使した映像が大きな見所となりそうです。