『ジュラシック・パーク』シリーズのテーマ曲を手がけた、3人の音楽家に迫る

2017年7月27日更新

『ジュラシック・パーク』シリーズは、1993年以来続いている人気コンテンツです。現代に蘇らせた恐竜でテーマパークに建設するという、バイオテクノロジーの世界を描いています。本稿ではジョン・ウィリアムズを筆頭に、同シリーズの音楽を担当した作曲家たちに注目してみました。

『ジュラシック・パーク』シリーズとは?

『ジュラシック・パーク』は、マイケル・クライトンが1990年に発表した小説を、1993年にスティーヴン・スピルバーグが映画化した作品です。バイオテクノロジーやクローン技術によって蘇った恐竜が、人間を襲うというパニック映画。 CGを駆使して表現された恐竜の動きがリアルであることも話題になり、全世界で大ヒットを記録しました。続編も『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)、『ジュラシック・パークIII』(2001)、『ジュラシック・ワールド』(2015)が製作されています。 本稿では、これらの映画音楽を担当した作曲家を紹介します。

『ジュラシック・パーク』、『ロストワールド』のテーマはジョン・ウィリアムズ

ジョン・ウィリアムズは1932年、ニューヨーク出身の作曲家で、今やアメリカ映画音楽を代表するマエストロと言えます。 『チップス先生さようなら』(1967)、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)などの音楽で注目され、スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975)でアカデミー作曲賞を受賞しました。以後、スピルバーグ監督作品、ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズの常連となったのです。 また、ロサンゼルス(1984)、アトランタ(1996)、ソルトレイクシティ(2002)のオリンピックにも、楽曲を提供しています。

『ジュラシック・パークIII』の音楽担当はドン・デイヴィス

ドン・デイヴィスは『マトリックス』シリーズで知られる作曲家です。1957年カリフォルニア州アナハイム出身。 ジョン・ウィリアムズが『A.I.』(2001)に取りかかったため、『ジュラシック・パークIII』(2001)に参加できず、ウィリアムズの推薦により、同作の音楽担当に就任したそうです。 リンダ・ハミルトン主演のテレビドラマ『美女と野獣』(1987〜1990)の音楽などで、ドン・デイヴィスはエミー賞を受賞しています。2017年には邦画『東京喰種 トーキョーグール』の音楽を担当しました。

『ジュラシック・ワールド』ではマイケル・ジアッチーノが音楽担当

マイケル・ジアッチーノは、1967年ニュージャージー州ヴァーサイド出身の、新進気鋭の作曲家です。J・J・エイブラムス製作総指揮のテレビドラマ、『エリアス』の音楽を担当して以来、エイブラムス作品の常連作曲家になります。 また、『Mr.インクレディブル』(2004)、『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)など、ピクサーのアニメ映画を手がけ、後者でアカデミー作曲賞を受賞しました。 『ジュラシック・ワールド』(2015)以後も、『ドクター・ストレンジ』(2016)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)など、話題作で活躍しています。

『ジュラシック・ワールド』続編が2018年に公開!

『ジュラシック・ワールド』の続編である『ジュラシック・ワールド/フォールン・キングダム(原題)』が2018年に公開されることが、告知されました。クリス・プラット等のメインキャストは続投で、音楽もマイケル・ジアッチーノが再び担当します。 恐竜はCGではなく、ロボットを使って撮影されているようです。また、『ジュラシック・パーク』等で、ジェフ・ゴールドブラムが演じていた、マルコム博士が帰ってくるのも楽しみですね。 『ジュラシック・パーク』シリーズ及び、それを盛り上げてくれる音楽からも、ますます目や耳が離せません。