『砂の塔』各話あらすじ・ネタバレを徹底紹介!【衝撃展開から目が離せない!】

2017年8月17日更新

サスペンスドラマで4年ぶりの主演となった菅野美穂。そのほかにも松嶋菜々子、岩田剛典らが脇を固めた『砂の塔』は、タワーマンションを舞台に現代社会が抱える諸問題について描かれた作品です。ネタバレ必至であらすじを徹底紹介します!

本格サスペンスドラマ『砂の塔』のあらすじをご紹介!

2016年に放送された、ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』は、ママ世代の女性を中心に話題を呼んだ、本格サスペンスドラマです。 菅野美穂演じる高野亜紀一家が、セレブたちが生活するタワーマンションに引っ越してきたところから物語は始まり、それを境に亜紀は様々な問題にぶつかり、悩まされていきます。 同時に、マウンティング、不倫、いじめ、非行など、現代社会が抱える諸問題を織り交ぜつつ、人間の内面に隠された闇の部分と、家族愛の温かさも描いており、考えさせられます。 では、話題の本作について、ネタバレ必至であらすじをご紹介していきたいと思います。

第1話:天国から地獄のタワマン生活

高野亜紀(菅野美穂)は、憧れのタワーマンションでの生活を始めますが、住む階によって、上下関係が決まるというフロア差別やママ友との集まりで5000円のランチを食べるなどの、厳しいタワマンルールに苦しみながらも必死で頑張る日々を送っていました。 そんな中、幼なじみの生方航平(岩田剛典)と再会し、生方のアプローチで淡い恋心が生まれ、こっそり会うようになります。 また上の階に住むという、親切な佐々木弓子(松嶋菜々子)とも家族ぐるみでの付き合いが始まります。しかし巷では「ハーメルン事件」と呼ばれる連続幼児失踪事件が世間を騒がせており、弓子はその事件の犯人ではないかと周囲から疑われていました。 ただ弓子に親切にしてもらっていた亜紀には、彼女を疑うことはできませんでした。

第2話:幼なじみの生方との再会

「ハーメルン事件」が続く中、亜紀は弓子とすっかり打ち解けていきます。しかしその裏で、弓子はタワマンの住人をモニターで監視していたのです。 亜紀がタワマンルールに馴染もうと努力する中、夫・健一(田中直樹)は仕事優先で、亜紀を助けることもしません。そんな亜紀の心を和ませるのが、生方とのたわいもない時間なのでした。 その2人の姿を嫉妬の目で見つめる存在がありました。それは、生方に好意を寄せるタワマンのボスママこと阿相寛子(横山めぐみ)です。しかし、その存在に亜紀は全く気づかずにいました。

第3話:子どもたちに近づく弓子の魔の手

生方に思いを寄せている寛子に対し、弓子は亜紀が生方の初恋の相手であることを伝えます。弓子といえば、亜紀が一番信頼をよせている人物。弓子の裏切り行為に気づかぬまま、時間は過ぎていきます。 2人の関係を知った寛子は嫉妬し、様々な手を使って亜紀を陥れようとしました。しかし生方が困っている亜紀に手を差しのべるため、かえって2人は親密になっていきます。 そんな中、亜紀が知らないところで、弓子は亜紀の娘のそら(稲垣来泉)と息子・和樹(佐野勇斗)にも近づき、距離を詰めていきます。そして、次第に子どもたちからの信頼を得ていくのでした。

第4話:そらを助けたのは母親ではなく弓子だった

寛子に陥れられた亜紀は、少しずつ何者かの悪意を感じるようになりますが、それでもまだ弓子を疑うことはしませんでした。 そして亜紀がママ友たちに干されたのをきっかけに、娘のそらも仲間はずれにされ、息子の和樹も亜紀に反抗的な態度をとり始めるのです。 一方、弓子はそらに巧みに近づき、まるで母親と娘のような関係になっていきます。その姿を見た亜紀は、初めて違和感を感じ始めるのです。 ある日、イベント会場でそらが男に連れ去られかける事件が起こりますが、そのそらを助けたのはなんと弓子だったのでした。

第5話:本当の母親として闘う亜紀

和樹は、亜紀と生方の密会を目撃したのをきっかけに、不倫を疑っていっそう亜紀に対する反抗心を強めていきます。そして、生方が「もう会わないでおこう。」と提案します。 一方、弓子の悪意で和樹が「ダメな母親たち」の写真を盗撮していたことが明るみになり、ダメな母親を持つ子どもたちばかりを狙った「ハーメルン事件」の犯人ではないかと疑われはじめます。 亜紀は警察に追われる身となった和樹について健一に相談しますが、親身になってくれません。亜紀はそんな夫の態度に嫌気がさし、息子の無実を証明するため一人立ち上がるのでした。 そんな中、弓子について探り始めた生方は、弓子の真実の姿を知っていくこととなります。

第6話:健一と弓子の関係とは

亜紀は、学校に行けなくなった和樹について担任と相談するため一緒に来て欲しいと健一に頼みます。しかし健一は、前日の出来事に動揺しており、うわの空でした。 実は健一は離婚歴があり、その元妻というのが弓子でした。前日に偶然弓子に声をかけられ、亜紀には知らされていない秘密について脅されたのです。 弓子の自宅に招かれ行ってみると、そこに亜紀がいて健一は驚きます。そして、もう一人招待されてやってきたのは、なんと生方でした。 そこで、弓子は亜紀と生方がただならぬ関係であるかのように話し、健一は2人を疑い始めます。 その後、亜紀は生方から弓子の本当の姿について聞かされ半信半疑でしたが、健一と弓子が一緒にいるところを目撃し、彼女に対する疑いを深めていくことになります。

第7話:ハーメルン事件の犯人は弓子なのか

亜紀は、和樹の件で学校へ向かう途中、弓子と健一が再び会っているところを目撃し、息子は自分一人でなんとかすると決心します。 そんな中、和樹が撮った写真が表彰されることになり、亜紀は和樹を表彰式に出席するよう懸命に説得。母の愛情を感じた和樹も、やっと心を開き始めます。 一方、弓子の正体について探っていた生方は、弓子から1通の封筒を受け取ります。そこには亜紀と健一が再婚した夫婦で、和樹は健一の連れ子であることが記されていました。 その頃、「ハーメルン事件」の新たな被害者が出ます。そして弓子の過去を知る警察は、弓子への疑いを強めていくのでした。

第8話:亜紀は実の母親に勝てるのか

弓子が生方に送った封筒を見た亜紀は、弓子が和樹の実の母親であることを知り衝撃を受けます。そして以来弓子は自分が母親であることを主張し、和樹の母親として振る舞い始めるのです。 ある日、和樹がいじめに遭い大けがをした時も、母親と名乗って付き添ったのは亜紀ではなく弓子でした。亜紀は和樹の実母である弓子に「ダメな母親」と責められているようで、絶望の淵に立たされてしまいます。 弓子の行動はどんどんエスカレートしていき、亜紀の家族に取り入り、まるで一家の母親のように振る舞い始め、亜紀に対しては「私の方がずっと母親にふさわしい」と主張してくるのです。

第9話:和樹が選ぶのは実の母親なのか

ある日、健一は自分の会社での業績を上げるためにとった行動が、人身売買の容疑にかけられてしまい警察に任意同行されます。和樹も家に戻らないという不安な中で、ようやく亜紀に和樹から電話がありました。 そして、和樹が弓子と共に札幌にいることを知るのです。弓子は、翌日実家に行き、自分が本当の母親であることを和樹に伝えようとします。 息子を取り戻したい一心で警察を訪ねた亜紀は、弓子の壮絶な過去について知ることに。 一方、実の母が誰なのかを知らない和樹は、札幌で実の母親と新しい人生をやり直したいと望んでいました。そんな和樹に弓子は「本当の母親に会わせる代わりに亜紀には二度と会ってはいけない」という条件を出し、和樹は悩みつつも受け入れるのでした。

最終回:「母親の無償の愛」と「子どもの母への思い」

やはり亜紀を母親と慕う和樹は家に戻ってきましたが、「ハーメルンの犯人を見た」と亜紀に告げた後姿を消してしまいます。 そんな中、タワーマンションで火事が発生。亜紀は燃え盛る炎の中、必死で和樹を探します。弓子がモニターで和樹の居場所を確認し、亜紀がその場所へ行ってみると、なんと生方がそこにいたのです。 生方は、自分がハーメルン事件の犯人で、世の中のダメな母親を戒めるためにやったことを明かします。親に愛されない可哀想な子どもたちを救うために誘拐したと言うのです。 実は心優しい生方は、自分を虐待した認知症の母親のために、子どもたちを誘拐し続けていたのでした。 母親として必死で我が子を守った亜紀を認め、弓子は和樹に真実を告げずに立ち去ります。亜紀一家にやっと平和な日常が戻りますが、亜紀は弓子の和樹を思う気持ちや生方の母親を思う優しい気持ちなどを胸に感じながら過ごすのでした。