日本初!視界270度の3面上映システム『ScreenX』をまるっと解説!
視界270度の新しい上映システム『ScreenX』とは?
UCお台場『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ScreenX鑑賞。先ずScreenXトレーラーで酔い気味になる…本編も三面シーンで背景に動きがあると酔い気味・揺れている感はある。映像に包まれ映画の中に放り込まれる感はあり楽しいとは思う。→ #eiga pic.twitter.com/J6anAtW5ZM
— 英 (@hanabusatei) August 11, 2017
2015年に韓国のCJCGV社が開発した新しい上映システムの名称で、現在アメリカや中国を始め世界各国に設置されています。 現在の映画館は正面に巨大なスクリーンがあり、そこに映像が映し出されるのが主流ですね。そして、そこから発展し、映像が飛び出す3Dや座席が動くなどの演出が体験できる4DX、大きなスクリーンと上質な音響が楽しめるIMAXが登場しました。 しかし、今回はそこから大きく異なり、正面だけではなく左右にもスクリーンが存在し、270度映像が映し出されるという革新的なシステムが開発されたのです。このシステムは今までにない臨場感を味わえるもので、日本では2017年7月に初めて導入されました。
『ScreenX』とは、一体どのようなものなのか
今までの映画は3Dでも4DXでも基本的には全て前方にある1枚のスクリーンを眺めるという形は崩されていませんでした。しかし、『ScreenX』は今までの形とは違い、前方にあるスクリーンはそのまま、左右にワイドスクリーンが広がり270度の視界全てにスクリーンがあるという状態で映画を見ることができます。 単純に横に広がっただけではなく、左右の壁に続きの映像が映し出されますので今までよりもより深く映画の世界に入り込めるようになっています。また、左右はスクリーン素材ではなく映像が投影できる特殊な壁になっており、単純に続いているだけではなく勾配などをつけてより臨場感を味わえるような工夫が凝らされています。
『ScreenX』の魅力とは!
昨日ですが、お台場のユナイテッドシネマにある最近できたScreenXなるものを観てきたんですよ
— ナズナ(NAZUNA) (@nazuna155) August 17, 2017
ただの3面スクリーンと侮るなかれ、視界一杯に広がるスクリーンはまさに映画の中へダイブしたような感覚でした!!
映画好きさんは是非一度お試しあれ!!! pic.twitter.com/eRJXm70afL
大きな魅力は映画から伝わってくる臨場感です。前左右の全てがスクリーンになっているため、視界のほぼ全てから映像が飛び込んでくるような感覚で、今までよりもよりリアルに映像の世界を味わえるようになったのです。 映像は勿論、映画の世界にもより入り込めるのも大きな魅力です。日本では2017年7月から導入され、ネット上では実際体験したユーザーから「臨場感が凄い」「VR体験が本当に出来る」といった感想が上がっています。また、そのあまりの臨場感に乗り物酔いのような感覚に陥った人もいるようです。
『ScreenX』で観たい!どこで体験できるのか?
screenXは、中々の大迫力でした‼︎朝一の上映時間帯だったので人少なって感じだったから自分よりも1列前に人が居なかったら貸切感満喫で観られたかも…
— すずめ (@lostbirdsparrow) August 7, 2017
7/2にフィルムコンサートで国際フォーラムへ行く前に東宝シネマズ日劇で観た大画面の迫力を上回る一押し劇場です^_^b
日本では2017年7月1日に東京のお台場にあるユナイテッド・シネマ アクアシティお台場に導入されました。日本で体験できる場所は2017年7月現在はこの1か所となっています。 こちらの映画館ではディズニーの人気シリーズ、ジャック・スパロウの冒険を描いた『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作と、高速鉄道の車内で起きた感染事故を描いた『新感染』という映画の2本が上映されました。どちらもアクション要素の強いハラハラする映画ですから、強い臨場感が味わえそうです。 通常の料金に700円を追加することで見る事が出来ますので、少々お高い鑑賞とはなりますが、是非1度は体験してみたいですね。
今後も『ScreenX』に期待大!!
日本発の導入となった『ScreenX』は早くも話題となっており、ネット上に挙げられたユーザーからの感想では「臨場感が凄い」という意見が圧倒的です。今までも一部テーマパークやイベントなどで巨大スクリーンで部屋を囲むなどの演出もありましたが、映画館では初の試みということで注目が集まりそうです。 因みに、実際に見た感想から分かったことなのですが、左右に勾配がついていることや視界の隅までスクリーンがある構造上、真ん中で見るのがベストだそうです。日本ではどこの席でも均一価格ですが、開発している韓国では座席ごとに価格まで違うのだとか。 今後はまだまだ課題も多そうですが、導入に期待が高まりますね。