2023年12月8日更新

『大切なことはすべて君が教えてくれた』の出演キャストの現在!ブレイク前俳優の宝庫だった

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フジテレビ月9枠で2011年に放送されたドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』。 同じ学校に勤める若き婚約者同士の教師が、1人の女生徒の出現によってその平穏をかき乱され、様々な問題に直面し葛藤していく様を描いた問題作です。当時22歳と20歳の戸田恵梨香と三浦春馬が教師役でW主演を務めたことで話題になりました。 学校を舞台にしたこの作品には、6年経った2017年現在ブレイクし活躍している若手俳優たちが生徒役などで数多く出演していました。 それでは早速、飛躍を遂げた13人を追っていきましょう。

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上村夏実役/戸田恵梨香

戸田恵梨香

主人公の英語教師で、誠実な婚約者のまさかの裏切りに葛藤する上村夏実を演じたのは戸田恵梨香です。 兵庫県出身1988年8月生まれで、12歳の時にドラマに初出演して以来、数多くの映画やドラマで多彩な役柄を演じています。 映画初出演は2006年の『デスノート』。ツインテールが特徴の原作漫画の人気キャラ「ミサミサ」を、イメージを損なうことなく見事に演じて注目を集めました。 2017年7月から放送されているドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』は、2008年と2010年に放送された同シリーズの7年ぶりの続編で、前2作に続いて山下智久や新垣結衣らとともに出演していることで話題となっています。

柏木修二役/三浦春馬

三浦春馬

2年1組の担任教師、柏木修二を演じたのは三浦春馬。順風満帆の人生を歩みながら一度の過ちをきっかけに転落していく、実年齢より5歳上の25歳の教師という難しい役柄に挑みました。 三浦春馬は1990年4月生まれの俳優です。4歳の頃より芸能活動を始め、1997年のNHK連続テレビ小説『あぐり』にも子役として出演するなど、長い芸歴を持っています。 16歳で出演した2006年のドラマ『14歳の母』では、中学生で恋人を妊娠させてしてしまう役所を演じ注目を集めました。 2017年現在は、NHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主要キャストの井伊直親役に演じて話題に。なお三浦春馬が大河ドラマに出演するのは2003年の『武蔵 MUSASHI』、2006年の『功名が辻』に続き3度目となります。

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佐伯ひかり役/武井咲

武井咲

修二と夏実の仲を引き裂こうとする重要な役所で、心に傷を負った佐伯ひかり役を演じたのは、本役のオーディションで800人の中から選ばれた武井咲です。 武井咲は名古屋出身、1993年12月25日生まれの女優。13歳だった2006年、第11回全日本美少女コンテストにおいてモデル部門賞とマルチメディア賞をダブル受賞しました。 同じ事務所で、今作でも共演している剛力彩芽とともに、事務所のプッシュにより数多くのCMやドラマに出演してきました。 2017年7月から放送されている松本清張原作のドラマ『黒革の手帖』では、過去7回のドラマ化の中で最も若い23歳で主役に抜擢。悪女のホステスを妖艶な着物姿で演じています。

東堂さやか役/篠田麻里子

篠田麻里子

夏実と同居する親友であり修二の元カノ、そして2人の結婚式を担当するウェディングプランナーという複雑な役柄・東堂さやかを演じたのは篠田麻里子。 1986年3月生まれの31歳で、アイドルグループAKB48に2006年から2013年まで在籍し、トレードマークのショートカットと長身スレンダーなスタイルで人気を集めました。 卒業後はあまりメディアで見かけなくなりましたが、2008年より務めている雑誌「MORE」のモデルとして2017年現在も活動しています。ツイッターやインスタグラムのフォロワーはそれぞれ200万、50万と非常に多く、ファッションリーダーとして今もなお影響力を持っていることが伺えます。

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平岡直輝役/菅田将暉

菅田将暉

2年1組の生徒でバスケットボール部員、教師の夏実に想いを寄せる関西弁の面白キャラ・平岡を演じたのは、今最も勢いのある俳優、菅田将暉です。 大阪出身、1993年2月21日生まれです。16歳の時、ドラマ『仮面ライダーW』の主役に抜擢されて俳優デビュー。仮面ライダーシリーズ史上最年となる主演を務めあげました。 その後は多くの映画やドラマに途切れることなく出演しており、また数々の賞も受賞するなど演技力も高く評価されています。 2017年になってからも、『おんな城主 直虎』『キセキ -あの日のソビト-』『帝一の國』『銀魂』『火花』などの話題作に出演し続け、ソロ歌手としてもデビュー。奇抜な私服センスが話題になるなど、公私共に今後も目が離せない存在です。

園田望未役/剛力彩芽

剛力彩芽

ひかりが唯一心を開くクラスメイト、快活で自由奔放な園田望未を演じたのは、剛力彩芽です。 ファッション雑誌「Seventeen」の専属モデルを務めるなど、子供の頃から芸能活動を行なっていましたが、2011年1月スタートのこのドラマ出演を機にロングヘアーをショートカットにしイメージチェンジをしたことでブレイク。2011年は数多くのCMに立て続けに出演し注目を集め、日経トレンディが選ぶ「今年の顔」にも選ばれました。 2017年には女子刑務所を舞台にした異色コメディードラマ『女囚セブン』において、自身の名字を連想させる怪力の芸妓というエキセントリックな役を演じて話題になりました。

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加川涼子役/広瀬アリス

広瀬アリス

2年1組の生徒役でバスケットボール部員の元気娘、加川涼子を演じたのは広瀬アリス。 小学6年生の時に地元の静岡のお祭りでスカウトされ芸能界入りし、ティーン向け雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディションでは見事グランプリを獲得。 4つ下の妹・広瀬すずが売れっ子女優として名前を馳せていますが、広瀬アリスも確実に女優としてのキャリアを積んでいます。 2017年10月スタートのNHK連続テレビ小説『わろてんか』ではヒロインのライバル役に抜擢。その後も主演映画『巫女っちゃけん。』『氷菓』の公開が控えています。

児玉賢太郎役/中島健人

2年1組の生徒役、ひかりに想いを寄せる気弱な児玉賢太郎を演じたのは、中島健人。ジャニーズ事務所のアイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーです。 2012年には明治学院大学社会学部に進学。在学中も旺盛に芸能活動を続けけ、2017年には大学を卒業しています。 2016年公開の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』は興行収入10億超えのヒットを記録。小松菜奈扮するヒロインを翻弄する、強引でドSな“黒悪魔”こと黒崎晴人を堂々演じきりました。 2017年7月には映画『心が叫びたがってるんだ。』で主演、12月にも主演映画『未成年だけどコドモじゃない』が控えるなど、目覚ましい活躍を見せています。

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渡辺優奈役/石橋杏奈

2年1組の生徒役を演じた石橋杏奈。 1992年7月生まれ、福岡県出身の女優です。2006年に第31回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリに輝き芸能界デビューしました。 2008年から2011年3月まで雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活動し、その後も映画やドラマやCMなどに数多く出演。 2012年に始まったNHKのバラエティ番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』ではコントや特技のラップを披露するなど、新たな一面を見せています。

江藤バーンズ凌真役/バーンズ勇気

2年1組の生徒役を演じたバーンズ勇気。 アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフで、2004年よりNHK教育『天才てれびくんMAX』にてれび戦士として3年間出演。 23歳となった2016年に『テラスハウス』に出演したことで注目を浴びます。 テラスハウス卒業後の消息は不明でしたが、2017年6月にEXILEの事務所LDHが主催する「VOCAL BATTLE AUDITION5」にて、ラップを披露する模様が放送されました。今後は合宿審査などを経て年内に合格者が発表されるそうですが、バーンズ勇気がEXILEファミリーとして活躍する日が来るかもしれません。

宇野沙莉役/伊藤沙莉

伊藤沙莉

2年1組の生徒役として出演した伊藤沙莉。 9歳から子役として数々のドラマや映画に出演し、『女王の教室』や『GTO』でいじめっ子役がハマり注目されます。152cmと小柄ながら、特徴的なハスキーボイスを活かして、気の強い役柄を多く演じています。 2017年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』では、米屋の娘ながら米屋を潰してパン屋にしようと考える勝気な役をコミカルに表現。 また、2017年公開の映画『獣道』では、宗教施設で育ちヤンキーから風俗、AV女優へと壮絶な人生を歩むヒロインを、ヌードを交え体当たりで演じました。

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徳永玲奈役/のん(能年玲奈)

のん

2年1組の生徒役で出演していたのは、のん(能年玲奈)です。 2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイク。キラキラな瞳と愛くるしい笑顔で日本中の人々をとりこにし、その後も国民的アイドル女優として飛ぶ鳥落とす勢いで活躍すると思われました。 しかし、2014年の映画『ホットロード』『海月姫』などわずかな主演作を残し、事務所独立騒動を起こし世間を騒がせました。 2016年7月より芸名を「のん」に変更し、芸能活動を再開。アニメ映画『この世界の片隅で』で主人公・すずの声を演じ、数々の賞を受賞するなど、高い評価を受けました。そして2017年8月からは音楽活動をスタート。のんの今後の展開に目が離せません。

桃井天音役/岡山天音

岡山天音

2年1組の生徒役として出演していた岡山天音。 2009年、15歳の時にNHKドラマ『中学生日記』の転校生シリーズ「少年は天の音を聴く」でデビュー。その時に演じた役名がそのまま芸名になりました。 その後、『人狼ゲーム』『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』『半沢直樹』など相次いで話題作に出演し、名脇役としてのキャリアを積みます。 2017年に入っても、フジテレビ月9ドラマ『貴族探偵』では“究極のゆとり刑事”役、NHK朝ドラ『ひよっこ』では主人公と同じアパートに住む漫画家志望の青年を演じ、個性的な存在感を放っています。 また2017年公開の映画『ポエトリー・エンジェル』では主演に抜擢。今最も勢いのある実力派若手俳優の一人です。