朝ドラ『あまちゃん』出演キャストのブレイクランキング!アイドル女優からイケメン俳優まで
2013年の上半期に放映され、口コミで評判が広がり、大人気となった朝の連続テレビ小説『あまちゃん』。放映中から作中に登場する「じぇじぇじぇ」という言葉が流行し、放映終了後には放映が終わってしまったことを悲しむ「あまロス」という言葉がネット上を席巻しました。 そんな注目作に出演していたキャストたちは、あれからどんな活躍をしたのでしょうか? 本記事では『あまちゃん』キャストのその後をランキング形式でご紹介します!
15位:斎藤アリーナ
ベロニカ役(GMT47メンバー)
キュートなルックスと片言の日本語が特徴的なGMT47のブラジル代表メンバーのベロニカ。演じたのは『あまちゃん』放映当時若干13歳だった斎藤アリーナです。 以前から『天才てれびくんMAX』への出演や、音楽活動で知られていた彼女。『あまちゃん』終了後には音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』のシーズン1からシーズン5までレギュラー出演し、ギターの腕前と歌唱力を披露していました。 2018年1月には、学業を優先するため所属事務所との契約の終了を発表。その後は大学に通いながらライブを中心に音楽活動をしています。
14位:蔵下穂波
喜屋武エレン役(GMT47メンバー)
GMT47の沖縄県代表メンバーでおおらかな喜屋武エレン。色あざやかな琉装を着ている姿が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。 そんなエレンを演じた蔵下穂波は、実際の地元である沖縄での活動を経て、『あまちゃん』に出演。同作の終了後は『荒神』等数々のドラマで脇を固めており、2018年には大河ドラマ『西郷どん』にも出演しています。また、教育番組『シャキーン!』に1年間レギュラー出演していました。 『映画 ビリギャル』では有村架純の同級生を演じたほか、舞台でも精力的に活動しており、つかこうへい作品やパルコ劇場で91年から上演され続けている『ラブ・レターズ』などに参加しています。
13位:山下リオ【宮下アユミ/GMT47メンバー】
GMT47の徳島県代表メンバーの宮下アユミ。国民投票で健闘したものの、その後恋愛スキャンダルが発覚し、GMTを去りました。 そんな宮下アユミを演じた山下リオは『あまちゃん』出演以前から、12代目リハウスガールとして知られ、数々のドラマに出演してきました。同作終了後も、様々なドラマや映画に出演し、2014年から2015年にかけてはトーク番組『A-Studio』のアシスタントも務めました。 『37.5℃の涙』や『99.9 刑事専門弁護士』、『シャニダールの花』など、脇役の中でも印象的な役を演じることが多く、それらの印象が強い方も多いのではないでしょうか。
12位:皆川猿時
磯野心平役
北三陸高校潜水土木科の教師で、天野アキの担任教師の磯野心平を演じた皆川猿時。劇団「大人計画」のメンバーで、同劇団のメンバーで結成されたロックバンド「グループ魂」では、阿部サダヲと共にボーカルを担当しています。 『あまちゃん』に出演する前から、数多くの舞台やドラマ・映画に出演する名脇役でしたが、個性豊かな磯野心平役でより一層注目を集めました。演じる役柄も幅広く、刑事や主人公の良き相談相手、ヒロインの父親など、様々な役柄を演じています。 グループ魂の活動ではボーカルのほか、作詞やライブMCも務めており、2017年には「港カヲル」名義でソロデビューも果たしました。
11位:勝地涼
TOSHIYA(前髪クネ男)
アイドルダンスチームのメンバーで「前髪クネ男」ことTOSHIYAを演じた勝地涼。128話にしか登場していないにもかかわらず、TOSHIYAの強烈な印象が残った視聴者も多く、再登場を希望する声まで出ていました。 そんな「前髪クネ男」を演じた勝地涼は、『あまちゃん』出演前から様々なドラマ・映画に出演していました。同作へのゲスト出演以降も数多くの作品に出演しています。また、『あまちゃん』の縁で宮藤官九郎プロデュースで歌手デビューし、CDデビューも果たしました。 プライベートでは、ドラマ『ど根性ガエル』と映画『食べる女』で共演した女優の前田敦子と結婚したことが話題になりました。
10位:荒川良々
吉田正義役
北三陸駅の副駅長・吉田正義を演じた荒川良々。宮藤官九郎や皆川猿時と同じく劇団「大人計画」のメンバーです。 『あまちゃん』出演前から脇役として多くのテレビドラマに主演しているだけでなく、「カロリーメイト」のCMへの出演でも知られていました。『海の上の診療所』や『重版出来!』など、エピソードによって焦点が当たるレギュラーキャストのほか、ゲストとしても多数起用されています。 2019年1月放送開始予定の大河ドラマでは、落語家の今松を演じることが明らかになっており、今後も名バイプレーヤーとしての活躍が期待される俳優の1人です。
9位:大野いと
遠藤真奈役(GMT47)
当初は福岡県代表だったものの、後に実際の出身地である佐賀県代表となったGMT47のメンバー遠藤真奈。国民投票ではアメ女のリザーブに入りました。 そんな遠藤真奈を演じたのは、映画『高校デビュー』の主役でおなじみの大野いと。『あまちゃん』出演後は、ドラマ『山田くんと7人の魔女』にレギュラー出演し、『馬子先輩の言う通り』では自身初のドラマ作品の主演を務めました。 他にも、様々なドラマに出演したり、TVCMに登場したりするなど幅広く活動しています。また、2018年には映画『クジラの島の忘れもの』で主役を演じました。
8位:優希美青
小野寺薫子役(GMT47)
ベロニカ加入まではGMT47メンバーの最年少だった宮城県代表の小野寺薫子。GMTの中では1番の人気者となり、国民投票の結果アメ女メンバーに昇格しました。 そんな小野寺薫子を演じたのは、『あまちゃん』出演当時は薫子と同じく14歳だった優希美青。同作終了後は映画『でーれーがーるず』で足立梨花とダブル主演を務めたり、連続テレビドラマ版『デスノート』のニア役や、『マッサン』の亀山エマ役などで注目を集めたりしました。 2017年にはドラマ版の『僕だけがいない街』でヒロインを演じ、2018年公開の『ママレード・ボーイ』でも印象的な役を演じるなど、活躍し続ける注目の若手女優の1人です。
7位:足立梨花
有馬めぐ役(アメ女)
「マメりん」の愛称で知られるアメ女のセンター有馬めぐ。同じ寮に入ることになったGMTメンバーをないがしろにし、裏方業務も行わない『あまちゃん』の悪役的存在でした。 そんな「マメりん」を演じた足立梨花。『あまちゃん』出演後は、ドラマ「東京トイボックス」シリーズや、映画『でーれーがーるず』など数々の映像作品に出演しています。他にも『特捜警察ジャンポリス』でMCを務めるなど、バラエティ番組でも活躍中です。 『キスできる餃子』など2017年以降に出演した映画では主役が続き、ドラマでも『限界団地』のような印象的なキャラクターを演じることが増え、ますます活躍の場を広げています。
6位:松岡茉優
入間しおり役(GMT47)
GMT47の埼玉県代表メンバーで、ネギをイメージしたグラデーションのワンピース姿が印象的だった入間しおり。演じたのは当時18歳の松岡茉優です。 子役として芸能活動を始めた松岡茉優は、『あまちゃん』出演後、ドラマや映画に引っ張りだこの女優になりました。『問題のあるレストラン』などで印象的な脇役を演じ、『水族館ガール』では自身初の主演を務め、大河ドラマ『真田丸』では主人公信繁の妻を演じるなど、幅広く活躍する若手女優の1人です。 特に映画「ちはやふる」シリーズや、『勝手にふるえてろ』、『万引き家族』の演技は評価が高く、是枝裕和監督からは20代で最も上手い女優とも評されています。
5位:福士蒼汰
種市浩一役
アキが潜水土木科に編入するきっかけとなった先輩で、紆余曲折を経てアキと交際することになった種市浩一を演じた福士蒼汰。 『あまちゃん』出演後は、月9ドラマ『恋仲』や、人気少女漫画の映画化である『好きっていいなよ。』、『ストロボ・エッジ』などで注目を集め、一躍人気若手俳優の仲間入りを果たしました。 ラブストーリー以外では『ちょっと今から仕事やめてくる』や『愛してたって、秘密はある。』、『BLEACH』といった注目作で主演を務めています。また、2017年には仮面ライダーの劇場版作品で、初期の代表作『仮面ライダーフォーゼ』の如月弦太朗を5年ぶりに演じたことが話題となりました。
4位:橋本愛
足立ユイ役(潮騒のメモリーズ)
主人公天野アキの親友で、準主役ともいうべき立場にあった足立ユイ。様々な出来事に翻弄された登場人物のひとりでした。 そんなユイを演じた橋本愛は『あまちゃん』出演後、映画『俺はまだ本気出してないだけ』や「寄生獣」シリーズなどでヒロイン役を好演。 主演を務めた作品では、ドラマ『ハードナッツ!〜数学girlの恋する事件簿〜』の女子大生役や、映画『リトル・フォレスト』の小さな集落で暮らす女性など、幅広い役柄に挑戦しました。 2018年には大河ドラマ『西郷どん』にも出演した他、2019年の大河ドラマにも出演が決まっています。
3位:東出昌大
若き大向大吉役
杉本哲太演じる北三陸駅の駅長・大向大吉の若き日を演じた東出昌大。『あまちゃん』の次の連続テレビ小説作品『ごちそうさん』にも続けて出演し、2015年には『ごちそうさん』で夫婦を演じた杏と結婚したことが話題になりました。 東出昌大は朝ドラに続けて出演した後、『クローズEXPLODE』といった不良もののアクション映画から、『アオハライド』のようなラブストーリー、『ヒーローマニア−生活−』といったコメディ作品などに起用され、作品や役柄のジャンルに捉われない活動をしています。 数々の出演作の中でも、ドラマ『あなたのことはそれほど』での怪演や、劇場版の制作も決定した人気作『コンフィデンスマンJP』の演技が話題となりました。
2位:有村架純
若き天野春子役
若き日の天野春子を演じた有村架純。回想シーンのみの登場ながら、そのかわいさで注目された彼女は、『あまちゃん』出演から4年後の連続テレビ小説『ひよっこ』ではヒロイン役を射止めたことで話題になりました。 2つの朝ドラの間に、映画『ストロボ・エッジ』や『映画ビリギャル』で主演を務め、ドラマでは『永遠のぼくら sea side blue』や月9作品『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』などに出演し、若手女優の注目株に成長。 禁断の恋に翻弄される主人公を演じるドラマ『中学聖日記』や、百田尚樹の同名小説の映画化である『フォルトゥナの瞳』など話題作への主演が相次いでいます。
1位:のん(能年玲奈)
ヒロイン・天野アキ役
天真爛漫な主人公天野アキを半年を通して演じきった能年玲奈。現在は「のん」名義で女優業の他、アーティストとしての活動をしています。 『あまちゃん』出演後、能年玲奈名義では、共に人気少女漫画の映画化作品である『ホットロード』と『海月姫』で主人公を演じ、様々な企業のCMにも出演していました。所属事務所との関係悪化が報道された後は、しばらくドラマや映画から遠ざかっていましたが、「のん」として活動を再開することを2016年7月に発表。 2016年11月に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』では、主人公すずの演技が好評となり、その後は再びCMへの起用が増えました。映像作品への出演以外では、個展を開いたり、自ら描いたアート作品を集めた画集を出版したり、CDデビューを果たすなど活動の幅を広げています。
朝ドラ『あまちゃん』に出演後ブレイクしたキャストたちの活躍に期待
いかがでしたでしょうか? 放映終了後からしばらく経過しても様々な作品で活躍し続ける『あまちゃん』キャストたち。今後の活躍にもご期待ください。