【タイトルで語りがち】長いタイトルの日本の映画・ドラマをランキングで紹介!

2018年3月19日更新

最近長いタイトルや略称で呼ぶ作品が増えたような……。でも長いタイトルって具体的に何文字くらい?そんな疑問に答えるべく、2000年以降の日本の映画・ドラマをランキングにしてご紹介します!もしかしたら他にも長いタイトルの作品が眠っているかも……?

21世紀以降の長いタイトルの日本の映画・ドラマ、ベスト10を発表!

最近、長いタイトルの作品が増えているような気がする……。そんな風に感じたことはありませんか? そして長いタイトルをそのまま言うのではなく、略称で呼ぶことも増えたような……。でも長いタイトルと言っても、具体的に何文字くらいが長いと言えるのでしょうか? ここではそんな疑問に答えるべく、21世紀以降の日本の映画やドラマ作品を対象に、記号などは省き、タイトルをひらがなにした時の文字数をカウントし、ランキングにして発表します!

同率10位『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』【21文字】

略称は上だけ取って「打ち上げ花火」に

1993年制作の岩井俊二監督の45分の実写ドラマを元に、『モテキ』『バクマン。』の大根仁が脚本を担当したアニメ映画「打ち上げ花火」。中学1年の主人公2人の声を広瀬すずと菅田将暉が演じたことで話題になりました。 岩井俊二の考えた原題は当初「少年たちは花火を横から見たかった」というものでした。しかしこのドラマは『If もしも』という一話完結型の番組内で放送されたものであり、各話のタイトルを「〜するか?〜するか?」というスタイルで統一するという縛りがあったため、このような長いタイトルに変更せざるを得なかったのです。

同率10位『大切なことはすべて君が教えてくれた』【21文字】

略称は「大君」?

戸田恵梨香と三浦春馬が婚約者同士の高校教師に扮した2011年放送の フジテレビ月9『大切なことはすべて君が教えてくれた』。略称は特に生まれなかったのですが、略すとしたら「大君(タイキミ)」でしょうか。21文字ですと、まだかろうじて全部言うことができますね。 物語のキーを握る女子高生役は、2017年9月にEXILEのTAKAHIROとの結婚を発表した武井咲が当時17歳で演じ、婚約者のいる担任教師と一夜を共にしてしまうことから始まるドラマを体当たりで演じています。 また生徒役に、当時ブレイク前の菅田将暉や広瀬アリス、能年玲奈などが顔を連ねていました。

同率8位『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』【23文字】

略称は「いつ恋」

2016年放送のフジテレビ系月9枠のドラマ「いつ恋」。坂元裕二のオリジナル脚本で、それぞれの理由を持って上京してきた男女6人がもがきながら生きる、5年にわたる歳月を追う物語です。 民放連続ドラマ初主演となる有村架純と高良健吾を筆頭に、高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎という豪華キャストを揃えながら視聴率は苦戦し、平均10%を下回る、当時月9史上最低となってしまいました。 しかし人間関係を深く掘り下げた作品自体は高く評価され、数々の賞を受賞しています。登場人物の多くが不幸な生い立ちを抱えていたり、一切SNSが登場せず留守電にメッセージを吹き込むなどまるで昭和のような雰囲気が漂っていますが、軽々しいものより古風な物語を好む人であれば「いつ恋」にどっぷりハマれるかもしれません。

同率8位『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』【23文字】

略称は「結婚できない」じゃなくて「できしな」

『夢をかなえるゾウ』の著者、水野敬也の恋愛指南本『スパルタ婚活塾』を原案にし、金子ありさが脚本を書き下ろした2016年放送のドラマ「できしな」。「“結婚できないんじゃなくて、しないんです”というのは常々私も標榜していたので、やっと私の時代がやってきたなと思いました(笑)」と語った中谷美紀が、ちょっとイタい独身アラフォーを熱演しています。 彼女に対して、藤木直人演じる超毒舌の料理店店長が叩きつける一見ヘンテコな恋愛理論。これが、実は的を得ていて勉強になると女性から好評で、男性からも「ズバリ男の本音」という声が多く上がっています。ありがちな恋愛マニュアルとは一線を画した「できしな」の恋愛理論を、中谷美紀と一緒になって学んでみてはいかがでしょうか。

同率8位『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』【23文字】

略称は「あの花」もしくは「あのはな」

2011年の4月から6月にかけて放送されたテレビアニメ「あの花」。監督らスタッフは当初、略称をタイトルを斜め読みした「あのはな」(「あ」の日みた花「の」名前を僕たち「は」まだ知らな「い」。)としていたのですが、分かりづらかったようで「あの花」に変わってしまいました。 小学校時代、秘密基地に集まり遊んでいた幼馴染の6人でしたが、少女・めんまの突然の死をきっかけに疎遠になっていきます。しかし中学を卒業した彼らの前に幽霊となっためんまが現れたことで、幼馴染たちは再び集まり始める……という物語。 様々な葛藤を抱えた思春期の若者が幼馴染の死を乗り越え成長していく姿が感動を呼び、2013年には1年後を描いた劇場版が、2015年には単発の実写ドラマが製作されました。

同率8位『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』【23文字】

略称は「櫻子さん」

累計100万部を突破したミステリ小説の人気シリーズ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』。2015年にはテレビアニメ、2017年にはテレビドラマが製作されました。 良家のお嬢様でありながら"三度の飯より骨が好き”という主人公・九条櫻子が、骨を手掛かりに不可解な殺人事件を次々解決していくミステリー。ドラマ版では櫻子を「26年連続30回目」の連ドラ主演となる観月ありさが務めました。強烈なキャラの「櫻子さん」に振り回され、時折心の中でツッコミを入れる同僚役には、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が抜擢されました。

4位『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』【32文字】

略しても長い「民生ボーイと狂わせガール」

渋谷直角の同名漫画を、『モテキ』の大根仁監督が実写映画化した「民生ボーイと狂わせガール」。長いタイトルが表す通り、妻夫木聡演じる奥田民生のようになりたい雑誌編集者と、水原希子演じる出会う男すべて狂わせる魔性のアパレル美人広報が繰り広げる恋愛エンタテインメントです。 エロくてかわいくて小悪魔チックで、男にとって抗えない魅力に溢れているヒロインの「狂わせガール」。ちなみに大根仁監督は10位のアニメ映画「打ち上げ花火」の脚本も担当しています。そこでも弱冠13歳のヒロインを魅惑的に描いており、将来「狂わせガール」になりそうな雰囲気を漂わせていました。

3位『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』【33文字】

略称は「ブラック会社限界」?

2009年に小池徹平主演で映画化された今作。原作は、2007年11月から12月にかけてインターネット掲示板に書き込まれた投稿を元に書籍されたベストセラー本です。この長いタイトルは、実際に作られたスレッドをそっくりそのまま使ったもので、略称は特に発生しませんでした。 高校を中退し引き込もりとなって10年近くニートだった主人公。3年前にようやく入社した会社で限界を感じ、スレッドを立ち上げ、過去の出来事を順に綴っていきます。横暴なリーダーやめちゃくちゃな納期、会社での連泊など、絵に描いたようなブラック会社ではありますが、妄想力を駆使し立ち向かっていく主人公に、生きるヒントをもらえるかもしれません。

2位『もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』【38文字】

略称は「もしドラ」!

岩崎夏海のデビュー作でありながら、その長いタイトルも話題となり空前の大ヒットを記録、「もしドラ」の略称も世間に知れ渡った同名小説。内容は知らなくてもタイトルだけは知っているという人も多いのではないでしょうか。小説の大ヒットを受け、翌年の2011年には続々と漫画、アニメ、映画へと展開されました。 当時AKB48で人気絶頂だった前田敦子が主役に抜擢され、ドラッカーの言葉からヒント得て弱小野球部を甲子園に連れていく女子マネージャー役を演じました。 その他顧問を大泉洋、野球部員に瀬戸康史、池松壮亮、マネージャーを川口春奈とAKB48の峯岸みなみらが演じ、経営学というよりは青春映画の色合いの濃い「もしドラ」を彩っています。

1位『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー! 略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』【157文字】

「酒蔵若旦那〜二度死ぬ。」まではバッサリ省いてください

タイトル文字数157文字というぶっちぎりの第1位は、「RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編」。「酒蔵若旦那〜二度死ぬ。」までは、もはや制作者も出演者も正確に言えないのではないでしょうか。 映画の元になったのは2016年7〜9月に放送された向井理主演のテレビドラマ『神の舌を持つ男』。堤幸彦が構想に20年を費やしたというミステリーコメディーで、舐めるだけであらゆるものの成分を言い当てることのできる蘭丸たちが日本全国の温泉地を巡り珍道中を繰り広げる物語。随所にギャグやパロディが散りばめられており、何から突っ込んでいいのか分からないほど。 そんなドラマが終了してまもない12月にもう公開されたのがこの映画。日本映画史上最高となる長〜いタイトルからも作品のユニークさ、堤監督の無駄に強い思い入れが伝わってきます。