有名警察キャラ階級別一覧!刑事ドラマが何倍も面白くなる!?

2017年9月14日更新

刑事ドラマやアニメに登場する警察官のキャラクターの階級を巡査から警視総監まで階級ごとにまとめました。ドラマによく出てくる「警部」は実際どんな階級なのか? あのドラマのあのキャラはどの階級か?この記事を読めば一目瞭然です。

案外知らない警察の階級をキャラ別に紹介

アニメ、ドラマのジャンルとして王道の「刑事モノ」。両津勘吉、古畑任三郎、杉下右京……などなど面白い刑事モノには名物刑事が付き物ですが、彼らが警察の中でどのような階級に属しているか、皆さんはご存知でしょうか。 いつも「〇〇警部」と呼ばれているあのキャラクターは、実際はどれぐらい偉いのか? 警察官がどのような流れで出世していくのか? 気になっている方もいるのではないでしょうか。 この記事では普段あまり意識しない警察キャラの階級について、階級ごとにまとめて紹介します(ちなみに刑事モノの「刑事」は階級ではなく、制服を着用せず私服で捜査にあたる警察官を指す言葉です)。

巡査

各都道府県で行われる警察官採用試験を合格した警察官志望者がまず授かるのが「巡査」の階級。警察官になるには試験合格後、警察学校に通わなければなりませんが、試験に受かった時点で晴れて巡査です。 巡査になりたての警察官は地域課の所属となり交番に配属され、お巡りさんとして地域の安全を守る活動に就くことになります。 巡査のキャラクターで代表的なのは「こち亀」の中川と麗子、『機動警察パトレイバー』の泉野明、『太陽にほえろ』のジーパン刑事(松田優作)など。警察官になりたての者がつく階級だけあり、若くてエネルギッシュな面々が揃っています。

巡査部長

数年間巡査を勤めた警察官は巡査部長への昇任試験の受験資格を得て、この試験をパスすれば巡査部長へと昇任することになります。しかし巡査部長も当然ながら定員があり、一発合格できる巡査はそう多くないようです。 「部長」の愛称でお馴染みの「こち亀」の大原大次郎や、『はぐれ刑事純情派』の安浦吉之助(藤田まこと)などが巡査部長のキャラの有名どころ。下から二番目の階級ながらベテラン警察官的キャラクターの二人が代表になっています。実際、巡査部長のまま定年を迎える警察官も少なくないようです。 ちなみに巡査を10年続けても巡査部長に昇任できなかった場合、正式な階級ではないものの巡査長の肩書を得ることになります。出世とは無縁そうな両津勘吉は巡査長という設定です。

警部補

巡査から巡査部長に昇任した時と同じく、巡査部長を定められた年数勤めるとやがて警部補への昇任試験の受験資格が得られます。ノンキャリアの警察官の出世は大抵の場合この警部補あたりで終わりを迎えるようですが、逆に国家公務員試験に合格して警官になったエリートキャリア組にとっては警部補が出世のスタート地点。 警部補には現場からの叩き上げで出世してきたノンキャリアと、警察官になりたてのキャリアの二種類がいるということを頭に入れておくと、刑事モノを見るのがより楽しくなるかもしれません。 警部補のキャラクターで有名なのは、『古畑任三郎』の古畑任三郎(田村正和)、『MOZU』の大杉良太(香川照之)、『TRICK』の矢部謙三(生瀬勝久)、『機動警察パトレイバー』の後藤喜一などなど……刑事モノでは主役や準主役のキャラクターが名を連ねています。

警部

警部補に引き続き、刑事モノでは主役級のキャラクターが属しているのが警部。『ルパン三世』の銭形平次に、『相棒』の杉下右京、『名探偵コナン』の目暮十三と、警察キャラの代名詞と言っても過言ではないこれらの面々はみな警部です。 先ほど紹介した警部補と合わせて警部は刑事ドラマには付き物の存在です。現場でのある程度の権限を持っていながら偉すぎない中間管理職のような立場だからこそドラマに組み込まれやすいのではないでしょうか。

警視

警部の次の階級は警視、全警察官の割合で見てもその数は3パーセント未満とごくわずかです。ここまで来るとまさに警察組織の幹部といった印象で、小さな警察署では警視が署長となることもあるようです。 『踊る大走査線 THE MOVIE3』で小栗旬が演じた鳥飼誠一、『金田一少年の事件簿』の明智健悟、『相棒』の角田六郎(山西惇)などが警視のキャラクターですね。

警視正

大規模警察署の署長や、警視庁捜査一課の課長のような大仕事を任せられるのが警視正という階級。この階級からは身分が国家公務員となります。 『MOZU』の津城俊輔(小日向文世)や、「こち亀」の署長こと屯田五目須、『踊る大捜査線』スリーアミーゴスの神田総一郎(北村総一郎)などが警視正キャラクターの有名どころでしょうか。現実と同じく署長のキャラは警視正であるケースが多いようです。

警視長

ノンキャリアが到達できる最高位の階級が警視長。警視長のキャラクターは、『踊る大捜査線 THE MOVIE2』で真矢ミキの演じた沖田仁美、『相棒』の内村完爾(片桐竜次)など。どちらもお偉方のイヤなヤツといったキャラクターですね。

警視監

たった一人しかいない警視総監の直下の階級、警察の階級で上から二番目にあたるのが警視監です。『踊る大捜査線』の名物キャラ、あの室井慎次(柳葉敏郎)も最終的には警視監まで上り詰めています。 テレビシリーズでの初登場時は警視だった室井は、それから十数年で警視監まで出世していました。キャリア組の出世スピードは早いと言われますが、まさに新幹線です。 また他にも『DEATH NOTE』の夜神総一郎や、『名探偵コナン』の服部平蔵(服部平次の父)が警視監のキャラクターとなっています。

警視総監

国家公務員試験第一種を合格したキャリア組はエリート中のエリートですが、さらにその中から厳しい出世競争を勝ち抜いた最後の一人が警視庁のトップである警視総監となります(警察庁のトップは警察庁長官なので混同しないよう注意)。 トップだけあって知名度自体は高い階級ですが、偉すぎるてドラマの展開に出し辛いためか、ドラマやアニメでの出番は以外にも少な目です。『奥様は警視総監』の橘朝子(かたせ梨乃)はタイトル通り警視総監なので、警視総監に興味のある方は一見の価値ありです。

まとめ

一口に警察官と言っても現場で働く巡査や巡査部長から警視正・警視長のような幹部階級まで様々で、階級が違えば仕事内容も変わってきます。 ドラマやアニメで警察官のキャラが出てきた時は、そのキャラがどの階級なのかに注意してみてください。所属している階級がわかれば、そのキャラクターの行動原理や置かれている立場がより深く理解できます。 また当記事では警察官のキャリアとノンキャリアについてかなり文字数を裂きましたが、こちらに興味のある方は、ぜひキャリアとノンキャリアの対立を描いた『踊る大捜査線』シリーズを見てください。登場人物の作中での出世もあり、警察のリアルな出世事情を垣間見ることができます。 日本の警察組織について興味の湧いた方は書籍などでより詳しくて調べてみるのもオススメします。刑事モノは予備知識なしで見ても面白い名作揃いですが、知識があればより楽しめるのは間違いありません。