2017年12月23日更新

実は「ねらー」な天才科学者!牧瀬紅莉栖の魅力を徹底解説【シュタインズゲート】

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シュタインズゲート

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牧瀬紅莉栖、飛び級で大学を卒業した天才少女とは

牧瀬紅莉栖(まきせくりす)はゲーム及びアニメ『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』のヒロインです。若干18歳ですが、すでに米国の大学を卒業し、米国ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所に研究員として所属しています。 その天才ぶりは本物で、米国でトップクラスの権威を持つ学術誌・サイエンスに論文が載る程です。専門は脳科学ですが、理系分野全般の知識に長けており、作中では専門外と前置きをしつつタイムトラベルに関する講演に登壇、識者揃いの聴衆を納得させる解説を行っていました。 一見すると近寄りがたい雰囲気を見せる牧瀬紅莉栖。今回は彼女の魅力を徹底的に探っていきます。

天才科学者が変人揃いのラボに馴染むまで

紅莉栖は講演会場で堂々と自分の講義に異を唱えた主人公・岡部の言葉に興味を引かれ、彼の設立したラボ「未来ガジェット研究所」を訪れました。そこで行われた「電話レンジ」の実験に立ち会った紅莉栖は、半解凍状態だった冷凍食品が凍りつく「冷凍現象」を目の当たりにします。 紅莉栖は冷凍現象の原因究明のためにラボメン(ラボのメンバーの略)となり、実験の検証を始めました。ラボメンは強烈すぎる中二病キャラの岡部を筆頭にした変人揃い。 紅莉栖は当初、ネットスラングが飛び交うラボのノリについていけないのように振る舞っていますが、あることがきっかけで紅莉栖の趣味が明らかになり、一気に馴染みます。

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意外な趣味!紅莉栖はラボメンにふさわしい「ねらー」だった

紅莉栖の趣味はネット掲示板「@ちゃんねる」の閲覧。この掲示板は現実で言うところの「2ちゃんねる」で、書き込み内容はまさにラボの雰囲気そのものとなっています。 つまり紅莉栖からみたラボは、ホームグラウンドの空気そのままだったのです。しかし、紅莉栖の天才科学者としてのプライドがラボの空気に乗ることや、ネットスラングの飛び交う掲示板を閲覧している事実を認めることを許さず、知らないふりをしていました。 最終的には岡部に「ねらー」であることがバレてしまいますが、冷静沈着な彼女がついネットスラングをこぼしてしまい、慌てて取り繕いつつツンと拗ねる様子はギャップ萌え必須のシーンとなっています。

煽りがいのある変人から……岡部との関係

紅莉栖と本作の主人公・岡部は本編開始前にすでに知り合っていました。ただし、お互い素性を知らないネット掲示板の住人としてです。 当初岡部のラボに興味を持った理由も、彼が紅莉栖がネット掲示板で煽っていたハンドルネーム「鳳凰院凶真」だったからでした。しかし、ラボで一緒にいるうちに、紅莉栖は岡部の優しさに惹かれていきます。 やがてタイムマシン開発を目論む組織SERNや本作における平行世界・世界線が姿を表し、岡部は幼馴染の椎名まゆりを助けるため、世界線を移動していきます。個々の世界線はほとんど影響しないのですが、紅莉栖は岡部が移動した数々の世界線で彼を助けます。 その理由は各世界線で岡部の優しさに気づいたからです。当初は岡部を好奇の目で見ていた紅莉栖が彼に惹かれていく様子は典型的なツンデレキャラクターのそれで、彼女のデレていく姿には引き込まれるものがあります。

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一言で紅莉栖の趣味を理解させた名言「ガッ」

「ガッ」は岡部がおもむろにつぶやいた「ぬるぽ」という言葉に反射的に返してしまった言葉です。ここで重要なのは2人の言葉選びにあります。 「ぬるぽ」という書き込みに「ガッ」とレスを返す流れは現実でも本作の世界でも「ねらー」にとっての定型句で、当時のネットのお約束でした。つまり、このセリフは紅莉栖が「ねらー」であることを見るものに一瞬で説明しきってしまう魔法の言葉だったのです。 このやり取りは冷静にレスしてからの慌てぶりや、岡部のいじりを理解する自分に呆れとも諦めとも取れる嘆きを見せるなど、紅莉栖の可愛さが堪能できるシーンとなっています。本作で多用されるネットオタク特有のノリとも合致した本作ならではの名言です。

『劇場版 シュタインズゲート 負荷領域のデジャヴ』では主人公として活躍!

紅莉栖は『シュタインズゲート』シリーズのメインヒロインとして、関連作品・スピンオフ作品でも数々の活躍を見せました。その中でも印象的なのが『劇場版 シュタインズゲート 負荷領域のデジャヴ』です。 本作は『シュタインズゲート』後日談で、岡部が消失してしまった世界を舞台にした物語。紅莉栖はタイムリープを行い、タイムパラドックスと再開した岡部の意思、自身の想いと簡単には変えられない運命に苦しめられながらも奮闘しました。 牧瀬紅莉栖は新作『シュタインズゲート ゼロ』にも登場し、多くのユーザーに衝撃を与えました。果たしてどのように登場するのかは、放送予定の『シュタインズゲート ゼロ』アニメ版で確かめてみてください。

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牧瀬紅莉栖の声優は『アイドルマスター』のあのキャラで有名な今井麻美

紅莉栖の声を担当するのは今井麻美。1977年5月16日生まれの女性声優で、1999年にデビューしました。 代表作には牧瀬紅莉栖の他、ゲーム「アイドルマスター」シリーズの如月千早役があります。同作では声優を勤める傍ら「アサミンゴスP」名義でゲームをプレイしていることも知られており、その経験を活かしてラジオCDで構成作家を担当したこともありました。 歌唱力が高く評価されており、歌のうまいキャラクターを担当することが多い声優です。2009年には個人名義での歌手活動を開始し、毎年12月と自身の誕生日である5月を中心にライブを開催しています。