2023年7月30日更新

ドラマ「もみ消して冬」のあらすじネタバレを最終回まで!北沢家の結末は?

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第1話のあらすじ・ネタバレ

物語の主人公、北沢秀作(山田涼介)はエリート一家の末っ子として生まれました。 父・泰蔵(中村梅雀)は名門中学の学長、兄・博文(小澤征悦)は天才外科医、そして姉・知晶(波瑠)は敏腕弁護士という絵にかいたような家族です。秀作も大学を卒業後は警視庁に勤務し、エリートとして忙しい日々を送っていました。 そんなある日、家族の間に激震が走ります。63歳の誕生日を迎えた父が夕食の席でいきなり、「裸の写真を撮られた」と言い出したのです。しかも相手の女性から、1枚1,000万円で買い取るよう脅されているとのこと。この告白を機に北沢家のストーリーは大きく動き出します。 話し合いによる解決を図る父に代わり、子供たちが調査を始めました。姉は周囲への聞き込みにより女の素性を明らかにし、兄は病院のデータベースから女の情報を見つけ出します。一方で秀作は正義感の強さが邪魔をし、なかなか調査に踏み切れずにいました。 後日、説得のプロである警視庁の後輩・尾関光希(小瀧望)に相談を持ちかけましたが、結局何のアドバイスも貰えないまま帰宅。そんな弟に対して兄は、女が病院で検査を受けている間に携帯に保存されている写真を削除するよう命令しました。 いよいよ決行の日。写真は無事に消すことが出来ましたが、携帯を女のカバンにしまい損ねてしまいます。そこで家族全員で訪れた思い出の海に足を運び、秀作は携帯を海の中に投げ捨てました。 その後、女からの連絡は途絶えこの件は無事に解決しました。しかし今度は兄がトラブルに巻き込まれたようで……。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

兄・博文が泥まみれで帰宅しました。聞けば、病院長(柴俊夫)が飼っている犬のジョンを逃がしてしまったとのこと。「このままでは病院をクビになってしまう」と落ち込む博文のために家族会議が開かれます。 博文は、「ジョンに似ている犬を見つければ良い」という知晶の案を採用することにしました。これに対し秀作は反対の立場をとります。すると博文と知晶は「私たちだけで探しましょう」と言い、秀作を蚊帳の外に置いてしまうのでした。 後日、ジョンの弟を見つけてきた知晶は、ブリーダーを説得してくれた見習い執事の楠木松也(千葉雄大)を賞賛します。自分の立場が見習いより下になるかもしれないと焦った秀作は、院長の家まで犬を送り届ける役目を引き受けました。 クリーニング屋に扮した秀作は院長宅への侵入に成功します。無事に犬を塀の中に入れた秀作でしたが、ふと罪悪感に苛まれてしまいます。自分に懐いてくれているジョンの弟に愛着が湧いたのです。 取り戻したい一心で再び侵入しますが、センサーが反応しアラームが鳴り響いてしまいます。その瞬間、犬を連れて外に出た秀作と入れ違いで、別の犬が塀の中に入っていきました。本物のジョンが帰ってきたのです。 今回の問題を解決した北沢家は、ジョンの弟を「ジョン」という名前で飼うことに決めます。喜ぶ秀作でしたが、その頃ベテラン執事の小岩井凛治(浅野和之)は崖の上に立っていました。その近くには綺麗に揃えられた靴と遺書が置かれており……。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

自殺しようとしていた執事・小岩井が警察に保護されました。昨晩、メイド喫茶から出てくるところを博文に見られており、それが動機で自殺を試みたようです。 警察署まで迎えに行った秀作は、小岩井に退職願を差し出されます。なんとか引き留めようとする秀作でしたが、「北沢家にこれ以上迷惑をかけたくない」という小岩井の気持ちが変わることはありませんでした。 後日、小岩井の娘がメイド喫茶で働いていることが判明しました。小岩井は遊びではなく娘に会うためにメイド喫茶を訪れていたのです。 一方、小岩井はラーメン屋に再就職していました。北沢家に戻るよう説得する秀作に対し、「雇ってくれた店長に申し訳ない」と言って断る小岩井。そこで秀作はある作戦を立てます。 ある日の晩、秀作は小岩井が働くラーメン屋に忍び込みました。小岩井が仕込んでおいたスープを捨て、代わりに不味いスープを作ります。そうすることで小岩井が店をクビになり、北沢家に帰ってきてくれると思ったのです。 そこに父・泰蔵が現れ、なぜかカレーを作り始めました。そのカレーは20年前、泰蔵が家族のために作ってくれたものです。 翌朝、店に出勤した小岩井はカレーを1口食べた後「ご主人様」とつぶやきます。20年前の味を覚えていたのです。泰蔵の想いを感じた小岩井は北沢家に戻り、再び執事として働くことになったのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

知晶にお見合いの話が舞い込みました。相手は有名不動産会社の御曹司・角居(駿河太郎)です。父・泰蔵はどうしてもこの縁談を成功させたいのですが、知晶は「好きな人がいる」と言って断ります。 知晶の好きな人が執事の楠木だと感じた秀作は、楠木に話を聞きに行きました。すると「知晶さんにキスされた」という衝撃的な言葉が楠木の口から飛び出します。ショックを受けながらも、キスされた場所が顎だと知ってホッとする秀作。 父の頼みで知晶と見合い相手をくっつけることになった秀作は後輩の尾関に相談しました。尾関との会話によって秀作は、2人をお見合いではなく自然な形で知り合わせた方が良いと考えます。 秀作から話を聞き、計画への協力を快諾した角居。知晶がよく行くバーで知晶に声をかけた角居は、知晶の趣味であるチェスの対戦を持ちかけて徐々に距離を縮めていきます。しかし知晶から好きな人の惚気話を聞かされた角居は、知晶との結婚を諦めることに......。 楠木の実家が大金持ちだと知った泰蔵は、手のひら返しで楠木と知晶をくっつけようとします。しかし楠木がはっきりと「知晶さんはタイプではない」と答えたため、結局知晶の結婚はまた遠ざかるのでした。 数日後に開催された北沢家主催のパーティー。招待された尾関は酔っているふりをした知晶にやたら絡まれ、頬に何度もキスをされます。楠木にしてしまったキスをもみ消すかのように尾関に甘え続ける知晶。 それを見た秀作は「不器用な姉さんが愛おしくてたまらない」と思うのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

池江里子(恒松祐里)は秀作がずっと前から想いを寄せている職場の同僚です。秀作は、パーティに参加した池江が博文と良い雰囲気になっているのを見てショックを受けました。 池江を取られたくない秀作は、彼女から手を引くよう博文に頼みます。しかしすでに博文は彼女と結婚する気でいるのでした。 秀作は池江をデートに誘いましたが「予定がある」と断られてしまいます。その予定が博文とのデートだと知った秀作は完全に打ちのめされました。 バレンタインデーの朝。博文は家族に、池江とクルーズデートをすることを報告します。完全に諦めモードに入った秀作。しかし知晶に池江を横取りするよう煽られ、秀作は家を飛び出します。 クルーズ船乗り場に到着した秀作を待っていたのは池江の「本当に来てくれたんですね」という言葉でした。困惑する秀作のもとに博文から電話がかかってきました。これまでの行動は全て秀作を奮い立たせるための作戦だったと話す博文。 秀作はお膳立てしてくれた博文に心の底から感謝しました。しかし真実は違います。博文は診察室に現れた美しい患者に一目ぼれをし、池江からその患者に乗り換えただけなのでした。 自宅に楠木の「ご主人様!」という大声が響き渡ります。帰宅した泰蔵が玄関先で倒れたのです……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

社交ダンス部の同窓会に参加した泰蔵。女性たちから貰ったバレンタインチョコの中に薬物が含まれており、それを食べた泰蔵は倒れてしまいます。すぐに犯人捜しを始める秀作・博文・知晶の3人。 泰蔵にチョコレートを渡した女性5人を自宅に招きました。話を聞いていく中で秀作は、こずえ(山村紅葉)の態度に違和感を覚えます。こずえの自宅を訪れた秀作は、こずえに自白を迫ります。しかし彼女から聞かされた真実は秀作の予想とは全く違うものでした。 学生時代、こずえは泰蔵のダンスパートナーをしていました。全国大会の当日、こずえは寝坊をしてしまいます。そこで泰蔵は、観客として来ていたダンス経験のある女性にパートナー役を頼みました。 練習をほとんどしていないにも関わらず、息の合ったダンスを披露した2人。その女性を気に入った泰蔵は何度もアプローチし、結婚までこぎつけます。 しかしその当時、泰蔵は「しおね」という女性と交際していました。しおねは泰蔵との結婚を本気で考えていたため、他の女性と結婚してしまった泰蔵のことをずっと恨んでいます。そして今回の犯行に及んだのです。 泰蔵はしおねと会い、傷つけてしまったことを謝ります。しおねも「バカなことをしてしまった」と泰蔵に謝罪し2人は和解するのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

倒れている職場の同僚・善財一郎(竹森千人)を見つけた博文。善財はすぐに病院へ搬送されました。 第一発見者で、日頃から善財に恨みをもっていた博文は警察から取り調べを受けます。浜野谷院長をはじめとする病院関係者も、博文の犯行で間違いないと確信しているようです。 しばらくして善財の意識が戻りました。善財を襲った犯人は多国籍窃盗団のメンバーです。 疑惑は晴れたものの、人望の無さに落ち込む博文。このままでは副院長の座を善財に取られてしまいます。知晶は秀作に、博文を励ますよう促すのでした。 噂好きのクリーニング屋・手毛綱美鎖夫(児嶋一哉)が北沢家にやってきました。手毛綱は浜野谷院長の自宅にも出入りしているため、博文にとって有益な情報を持っています。 「浜野谷院長は重要なポストを決める際、ポイント制の査定システムを採用している」と話す手毛綱。窃盗事件で盗まれた、院長が大切にしている絵を取り戻せば100ポイント加算されます。 知晶から「絵を持ってきてほしい」と頼まれた尾関は、窃盗団のアジトで絵を発見しました。しかし尾関は警察官としての規律を破ることが出来ず、計画は失敗に終わります。 善財より先に副院長になることを諦めた博文は、「副院長ではなく、先に院長になった方が勝ちだ」と秀作に話すのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

里子の部屋で朝まで過ごした秀作。ついに2人は交際を始めます。泰蔵に促され、秀作は里子を自宅に連れてきました。博文は会合で遅くなり、千晶は友達の家に泊まるため不在です。 食事の準備が整った頃、千晶が帰ってきました。「友達にドタキャンされた」と話す千晶。さらに博文が尾関と手毛綱を連れて帰宅します。 その後、玄関にあった里子の靴が消えました。小岩井と楠木が家中を探し回りますが、靴は見つかりません。しかし1ヶ所だけ探していない場所がありました。鍵がかかっている千晶の部屋です。 千晶が犯人だと確信した秀作は千晶を責めます。千晶は犯行を認めるものの、靴を返してくれません。秀作と里子を残し、それ以外のメンバーが全員外出してしまいました。 リビングにはDVDプレイヤーが置かれています。再生すると泰蔵・博文・千晶からのメッセージが流れ出しました。「思う存分ダンスを楽しめ」という3人の言葉に秀作と里子は首をかしげます。 玄関から声がしたため向かうと、靴屋の男性が立っていました。秀作は、里子の足に合うよう調整された亡き母のダンスシューズを受け取ります。それは千晶から里子へのプレゼントでした。里子の靴は採寸のため、靴屋が預かっていたのです。 千晶の想いを感じ取った秀作は泣きながら里子とダンスをするのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

秀作の前に、吉田邦夫(加藤諒)と名乗る怪しい男が現れました。「僕たち、赤ちゃんの時に取り違えられたんです」と話す邦夫。戸惑う秀作に対し邦夫は、泰蔵と自分が親子であることを立証するDNA鑑定書を見せました。 泰蔵は、秀作が実の息子ではないことをあっさり認めます。北沢家の中でこの事を知っていたのは泰蔵と小岩井だけです。真実を聞かされた博文と知晶は、「秀作に冷たく当たってしまう理由が分かった」と妙に納得した表情をするのでした。 邦夫を北沢家に招待した秀作。「宇宙飛行士になりたい」と明るく話す邦夫は、すぐに泰蔵・博文・知晶と打ち解けます。それを見た秀作は、1人落ち込むのでした。 吉田家と泰蔵の話し合いにより、秀作と邦夫を1週間ほど入れ替えて生活してみることになります。本当の家族と初めて顔を合わせた秀作。 今まで感じてこなかった安らぎや、家族の温もりに触れて自然と笑みがこぼれます。北沢家にいる間は無縁だった「ありがとう」という言葉をたくさん貰い、秀作の心は徐々に満たされていくのでした。 泰蔵と博文にすっかり気に入られた邦夫ですが、知晶は違います。約束の1週間が経っても北沢家に帰ってこない秀作のことを心配し、知晶は尾関に「秀作を呼び戻してほしい」と頼みました。 秀作を迎えに行った尾関。しかし吉田家に自分の居場所を見つけた秀作は、もう北沢家に戻る気は無いのでした。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

実家に居心地の良さを感じている秀作と邦夫。「入れ替わったままでいよう」と、2人の意見は一致します。 泰蔵が深刻な顔で帰宅しました。仕事の取引相手・ミランダとの密会現場を写真に撮られ、金を揺すられていると話します。 どうにかして写真の始末をしたい泰蔵は、邦夫に何とかしてほしいと頼みました。しかし邦夫の「無理に決まっている」という返答を聞き、グラスを投げつけます。 楠木から泰蔵の話を聞かされた秀作。今まで育ててくれた恩義に報いるため、泰蔵の手助けを決意するのでした。秀作は密会写真を撮った探偵事務所に侵入します。 写真を見つけた直後、秀作の前に邦夫が現れました。パソコンにデータが残っていないか確認する邦夫。そして警備員の通報により、警察がやって来ました。邦夫がドア越しに「それ以上来たら撃つ」と叫んだため、特殊部隊が呼ばれる事態になってしまいます。 秀作は邦夫を助けるため、邦夫を人質にとり自分を犯人に仕立て上げました。部屋にSITが突入し、その中にいた尾崎が秀作を逮捕します。 事件の影響は大きく、泰蔵は学園長を、博文は病院をクビになりました。知晶は嫌がらせに遭いながらも、秀作の弁護をするために仕事は辞めませんでした。秀作は判決が出るまでの間、刑務所暮らしとなります。 半年後、秀作が帰ってきました。それぞれ新しい人生を送っている北沢家のメンバー、そして執事の2人が秀作を出迎えます。尾崎、手毛綱、里子も加わり、みんなで秀作の帰宅を笑顔で祝うのでした。