漫画『おちたらおわり』完結！最終回の結末まで全話ネタバレあらすじ！ママ友のドロ沼バトルを無料で読む方法は？

ドラマ化もした『ライフ』や『リミット』といった人気作品で知られる、すえのぶけいこの最新作『おちたらおわり』。 平凡な主婦・明日海がかつて自分をいじめていた人物と再会し追い詰められていくストーリーで、まだ完結していない作品です。執拗に明日海に付きまとういじめっ子・孔美子の異常な執念にきっとハラハラさせられますよ！ 結論、本作品を全巻無料で読むことはできませんが、お得に読む方法があるため詳しく説明します。 この記事では本作のストーリーをネタバレ込みで最新巻まで解説し、作品の見どころから全巻無料で読む方法まで紹介していきます。ここから先は本作品のネタバレを含むためご注意ください。

念願だったタワーマンションを購入し、夫の航平、娘の杏と共に幸せいっぱいの新生活をスタートさせた主人公の明日海。しかし杏が通う幼稚園の保護者の中にかつて自分をいじめていた孔美子の姿を見つけてしまい、当時の記憶がフラッシュバックしてしまいます。 孔美子はコンサル業で成功し、周囲から尊敬を集めるセレブママになっていました。他のママ友からの信頼も厚く、誰も明日海の言葉には耳を貸してはくれません。明日海はママ友界隈で少し浮いた存在となり、うまくやっていけるか不安なものの朋代の心遣いなどもありなんとか乗り切ります。 明日海が不安な表情を幾度となく見せる一方で、孔美子はその一部始終を監視するかのように遠くから見つめるのです。明日海を取り巻くママ友と裏で密なやりとりをはじめるなど、何か企んでいる様子で今後の動きから目が離せません。

明日海と孔美子が2人きりで対面し「あなたと関係なく幸せに生きる」と明日海は言い放ちます。その発言を受けて孔美子は「ママ友として仲良くなりましょう」と正々堂々と言い切り、2人はママ友として付き合うことになりました。 幼稚園の遠足で孔美子は、明日海の娘を遠くまで連れ去り迷子になるよう仕組みます。孔美子はあたかも自分が探し出したかのような振る舞いをしてその場をうまくやり過ごしました。 そして明日海に対して「私たちが大人になって出会ったのは偶然ではない」と暴露します。2人がタワマンで再開したのは偶然ではなく、孔美子が意図的に仕組んだことであるという真実が明らかに……。

孔美子が明日海と近づくためならどんな手を使っても執着してくることがわかってしまいました。孔美子から逃げられない現実に明日海は混乱して途方に暮れてしまいます。夫にも吐き出せない悩みを近所の桐ヶ谷には吐き出せてしまうのでした。 明日海のママ友である心愛、紗都、朋代、孔美子は、それぞれの家庭で悩みを抱える様子を伺えます。とくに孔美子は夫から“血の繋がった”子どもがほしいと言われるのです。夜の営みのあと孔美子は、避妊薬を飲み「子どもなんか知らない。私がほしいモノはひとつだけ」と言い放ちます。 孔美子の部屋には、明日海と交友関係にあるママ友や桐ヶ谷などの顔写真が壁一面に貼られており、ダーツの刺さった人をターゲットに陥れていくのでした……。

孔美子のターゲットは、紗都と心菜に移ります。心菜が紗都の旦那と不倫をしていることを弱みとして握り、紗都と心菜の間で不倫騒動が勃発して小競り合いに。最終的に紗都の夫と不倫した心菜が制裁を受ける形で終結。その一方で航平を慕う朋代と明日海の仲はこじれていきます。 そして朋代の気持ちを知る孔美子は、朋代と明日海の関係をより不仲にするべく作戦を企てるのです。「思いっきり壊しちゃいましょう」と言いながら薄暗くほほえむ孔美子は、どんどん闇の姿を見せていくのでした。

孔美子の策略にまんまとハマり、航平は会社をクビになりかけてしまいます。さらに孔美子は落ち込む航平のもとに朋代をけしかけ、明日海から夫を奪おうと考えたのです。 航平と朋代が抱き合っている場面を目撃してしまった明日海でしたが、夫を信じることに。そして一連の騒動を孔美子が操っていると気が付き、直接決着を付けようと彼女のもとに向かうのでした。 しかし想像以上に明日海に対する孔美子の執着はすさまじく、ついに矛先は娘の杏へ向き始めます。そして彼女の策略によって*杏は施設に保護され、明日海と引き離されてしまいました。

明日海から夫も娘もいなくなり、1人になってしまった挙句の果てには仕事までなくなってしまいます。すべてを失った明日海はとうとう孔美子に降伏してしまうのでした。それからの2人は因縁の仲であったとは思えないほど密な関係に。 孔美子はこれまでのことは白紙に戻して、いちからママ友として関係を築いていきたいと明日海に言い「ママ友誓約書」にサインをさせます。それからの2人は常に一緒に行動するように。今度は明日海が孔美子への反撃を企てるべく戦略的に距離を縮めたのです。

孔美子に従属することで、何とか杏を取り戻した明日海。表面上では孔美子に従いながらも、虎視眈々と彼女の悪事を暴く瞬間を狙っていました。 覚悟を決めた明日海は、航平や親友の涼夏、同じく孔美子に嵌められた心菜といった人たちの協力を得て、孔美子に対抗するための情報集めへと動き出します。 明日海の企てがうまくいくのかと思いきや、自分への策略を察した孔美子は明日海に対抗するべく密かに策を練っていて……。

明日海は孔美子の過去について知るべく情報を集めているうちに、中学時代に自分が孔美子と「将来海の近くの家で一緒に住もう」と約束し合ったことを思い出すのでした。孔美子が明日海にいじめを繰り返してきた意図が少しずつ見えてくるのです。 一方の孔美子は明日海と自分の仲に割って入ろうとする桐ヶ谷を目障りに思っていました。人気イラストレーターである桐ヶ谷は明日海が描く絵を気に入っていて、彼女にイベントへの出展を依頼してきたのです。 孔美子は桐ヶ谷を排除するため、イベント会場の爆破を計画。孔美子の企てに気づいたは明日海は、孔美子のもとに駆けつけてこれまでの執着や策略の原因を追求します。2人の気持ちが通じ合い分かり合えたかと思いきや、孔美子は爆破のためのボタンを押してしまい計画が実行されたのでした。

孔美子の爆破計画が実行された結果、桐ヶ谷は腕に大怪我を負ってしまうのでした。この一件で孔美子への怒りが治らない明日海は、孔美子が爆破事件の犯人であると警察に告げるも、犯人はすでに逮捕されていました。孔美子は養子を身代わりとして警察に差し出したのです。 犯罪にまで手を染めた孔美子に対して、明日海率いるママ友軍団は集結して反撃を試みます。孔美子の夫をも仲間にして、孔美子に罪を認めてもらうよう説得しましたが、その瞬間に孔美子は夫を刃物で刺してしまい……。

夫を刃物で刺した孔美子は娘を担いで逃げます。タワマンの屋上に逃げた孔美子は、明日海にテレビ電話で煽りました。明日海は孔美子の家族で起きている事件を察し、孔美子の元へ駆けつけます。 「おちたらおわり」と屋上で言い放つ孔美子は、屋上から飛び降りようとするも、明日海が必死になって行く手を阻ました。その後、屋上にヘリコプターが到着し、孔美子と明日海は連れ去られるのです。 ヘリコプターから海を眺めることで、孔美子の因縁の発端となった明日海との約束が果たされることに。その後、孔美子は逮捕されることで終着しました。明日海を取り巻くママ友たちや桐ヶ谷などもそれぞれ自分らしい人生を歩んでいき、タワマンを軸として繰り広げられた壮絶な関係は平穏に落ち着いたのでした。

娘と夫と憧れのタワマンに住み始めた主人公。正義感が強い性格が特徴で、ストーリーの中でもママ友を率いるような立場に立つこともあります。そんな彼女は、過去にいじめを受けたことがあり女性の交友関係が苦手な一面も。 中学生時代にいじめの主犯となっていた相手のことを大人になった今でも許せないと思っています。そんな彼女と引っ越し先のタワマンで偶然会うことに……。

コンサル業で成功して地位も名誉も手に入れ、タワマンの最上階に住んでいるセレブ。幼い頃の家族との関係がトラウマで約束を守ってくれない人への執着心が異常なまでに育ってしまっています。 中学時代に明日海と出会い、ソウルメイトと思うほど仲良くなるも1度約束を破られた経験から、明日海をいじめの対象に。 学生時代から時を経て30代後半に差し掛かった今、過去の因縁を忘れることができず明日海に近づきます。あらゆる手を使って明日海の気を引こうとするのですが、その方法が常識の範疇を超えて……。

孔美子の目的は、中学時代に交わした明日海との約束を果たすことでした。 その約束とは、「将来、海の近くにある家で一緒に住もう」というもの。当時、明日海は自分を束縛する孔美子のことを重荷に感じて距離を取るようになり、2人の約束は果たされませんでした。 しかし、孔美子は明日海と海の近くにある家で一緒に住むことをずっと夢見ていたのです。明日海も自分と同じ気持ちを抱いていると思い込み、当時の気持ちを思い出させるために彼女に執着していました。自分の目的を果たすために、雅純と結婚し陽美妃を養子にして明日海に接触を図ります。 彼女がそこまで明日海に執着していたのは、孔美子が母親に虐待され孤独な幼少期を送っていたからです。孔美子にとって初めてできた友達の存在はとても大切で特別なものだったため、異常なほどの執着心を見せたのです。

紗都の夫・英治と不倫していた心菜は、紗都から制裁を受ける結末をたどりました。 幼稚園のお泊り会の日、親たちは隠しカメラで子供たちの様子を見ることに。すると、いきなり心菜と英治のキスシーンが映し出されました。 紗都はみんなの前で心菜の不倫を暴露。心菜と紗都が喧嘩をしていると、テレビの映像に心菜の夫・篤が登場します。篤はDNA鑑定をした結果、双子の子どもは篤の子供ではなかったと話します。しかし、篤は心菜を責めず、彼女と本当の家族になることを望みました。 みんなの前で恥をかかされた心菜は怒り出し、暴言を吐きながら逃げ出します。こうして心菜の不倫騒動は、心菜の不貞をみんなの前で暴露されることで終結しました。 また最終巻の10巻では、夫の篤と関係を修復し、第三子を出産して家族と幸せに暮らす心菜の姿が描かれています。

物語序盤から明日海に対して異常な執着心を見せる孔美子。この執着っぷりがとにかくすさまじく、目的を達成するためなら他人を手にかけることすら厭いません。 自分の持てる全てを使ってじりじりと明日海を包囲していく様は、恐ろしさを通り越して美しさすら感じてしまいます。 全てはただただ、明日海を自分だけのものにするため。美しくも恐ろしい孔美子の歪み切った愛情が、一体どんな結末を引き起こすのか、先の見えない展開に注目です！

ストーリーの中心は孔美子と明日海の2人の関係ですが、2人を取り巻くママ友にも必見です。 タワマンに住むママたちは普通の幸せな家庭を築いているように見えて、実は他人には言えないような家庭への悩みを抱えながら生きています。 夫の不倫からセックスレス、家庭内暴力、血縁関係にない親子関係まで、家庭問題の内容はさまざまです。それぞれの家庭に秘められた悩みや秘密も本作品のストーリーに関わってくるため、注目して読むといいですよ。

ママ友の熾烈な関係とは裏腹に子どもたちは無邪気でかわいく、ときには大人に気付きを与えてくれる存在となっています。 特に、孔美子と明日海の娘同士は出会った当初から最後まで仲が良く、お互いの変化に気づいては心配する様子も。 闇を抱えながら生きる大人とは裏腹に純粋で無垢な子どもたちの表情や発言がかわいらしく、人間の真っ直ぐで純粋な心にも触れることができます。

本作品は2023年10月13日に配信された10巻をもって完結したばかりで、ドラマ化には至っていません。本作品の作者であるすえのぶけいこの作品はこれまでドラマ化したものもあります。 今後、本作品もドラマ化する可能性があるかもしれません。まずは、本作品を漫画で堪能しておきましょう。

本作品のアプリでの配信状況を確認したところ、全巻無料で読めるサービスはありませんでした。そのため、お得に読めるコミックシーモアを利用することをおすすめします。

本作品の作者であるすえのぶけいこは、執着や因縁を中心としたストーリーで有名な漫画家です。本作品以外にも『ライフ』や『HOPE』など、注目を集める作品の数々で人気があります。 2012年10月5日から発売を開始した『ライフ』は、ドラマ化もしているほど話題の作品を手がけているのです。すえのぶけいこの作品のうち、本作品以外の関連作品をご紹介します。

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